北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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チトカニウシ山

4/20(月)晴れ 強風 

参加者 K子

 

午前中の予報がいいので、今年初のチトカニウシへ。風が強く駐車場で思案するが、それほどでもないので出発。

今日は誰もいないが、スキーやスノーシュー、モービルのトレースがたくさんあり、コース取りが楽だった。

樹林帯を抜けるとやはり右(東)からの風が強い。上に行くほど強くなり、よろけるほど。久しぶりの晴れた山頂。チトカニウシの晴れた山頂なんて2回目くらい?

少し下がり、風下で速攻、シールをはがす。山頂手前はハイ松が結構出ていた。南面
は亀裂も見える。山頂直下ガリガリ、その先は湿った走らない雪だった。

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浜益岳

4月18日 kuri

 

先週、土曜は浜益岳でした。

予報を見ると、太平洋側曇り雨。

晴れてるのは日本海側で、金曜の夜から苫小牧を出て、浜益駐車公園で泊まる。

幌からの林道はどこまでも雪解けが進み、なんと標高370m地点まで車で上がれた。

この時期の記録的な高さかも!

膝の不調からスノーシュー浜益御殿までの目標で、6時出発する。

40分で大阪山。目標の「御殿」には8時半過ぎはに着く。

さすがにこの時間で下るわけには行かないので、眼前の浜益岳に向かうことにした。

この日は晴れだが、強風が吹き荒れていて時折飛ばされそうになりながら浜益岳山頂に

着いた。

さすがに、ここからの展望は素晴らしい。

近辺の暑寒別、雄冬、群別岳。

遠くには積丹の山々から羊蹄山まで遠望できた。

ゆっくりと14時に下山。

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武華山 ライオン岩コース

2020年4月19日(日) 快晴
メンバー O関、T谷
7:20林道入口→11:50ライオン岩付近稜線→12:10小槍調査13:00→13:20ライオン岩→14:10山頂14:50→16:50林道入口


先週に引き続き武華山でスキー登山。今回はライオン岩コースから登り、前回撤退した小槍を反対側から調査することにした。林道入口から出発。快晴で陽ざしが暖かい。林道崩壊箇所を越え、登山口を過ぎ、なめ滝を登るとライオン岩ルート分岐点に到着。

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滑滝を登る

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分岐 ライオン岩コースへ


このあたりから尾根に取り付き急登を登る。途中ルンゼをスキーを背負いながら登り、なんとかライオン岩付近の稜線に上がることができた。

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ライオン岩

ライオン岩と反対方向に行くと先週撤退した小槍に出た。反対側から見ても小槍は険しく、ロープなしでは無理な印象だった。

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小槍

ライオン岩に戻りそのまま山頂に到着。快晴無風で大雪の山々がよく見えた。山頂付近で弱層テストを行った結果、積雪約140センチ、雪は固く締まっており雪崩の心配はほとんどなさそう。重雪の沢筋を一気に滑り降りた。登山道に合流してからは、ほぼ自動運転だった。(記:T谷)

 

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大雪山

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武利岳

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山頂から滑走

 

暑寒別岳

4/15(水) 参加者 K子

暑寒別岳 1465mまで 曇りのちガス 下は晴れ

駐車場7:45 1465m11:30~駐車場13:00

 

14日は天気が良かったが、15日は1200mくらいから上がガスの中。暑寒別岳尾根の
東の中ノ沢岳を登ろうかと思ったが

小屋からの取りつきも、尾根の末端も沢が開いていてテンション下がる。スキーを楽しもうと暑寒別岳へ変更。単独男性が沢沿いに一番に出発し、

昨夜から小屋に泊まっていた札幌登坂クラブの7~8人のメンバーが7:00頃出発。
朝到着パーティも続いていく。あまり早いと雪が固いと7:45出発する。

雪は繋がっているし、トレースがたくさんあり、先週開通した後の人の多さがうかがえる。単独男性は姿がわからなかったのは、別な尾根に行ったのかもしれない。

朝のうちは西暑寒別岳の尾根や中ノ沢の尾根も見える。途中、ほかのパーティを抜かしてしまう。期待の大斜面手前から雲が下がってきてガスの中。

トレースを目印に登って行くが、ガリガリで気温も低い。ハイ松の出てる稜線に出たが、何も見えず風もあるので山頂まで400m手前で引き返す。

ホワイトアウト再び・・・GPSで確認しながら慎重に滑ってガスを抜ける。あとはなだらかな斜面を一気に滑り下りた。やっぱりスキーは早い。

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雄阿寒岳

雄阿寒岳(1370m  メンバー N村

4月13日(月)朝晴れ、昼頃は山頂近くは曇り(小雪) 下山時はまた晴れ

 

 登山用の「山頂からの見晴らし予報」サイトでは、「悪い」の予報だったが、休みの日でもあり、「そろそろ山登りしたいな」との思いもあり行ってきました。

ですが、「雄阿寒」は実は今回が初めてで、「雌阿寒より少し低めの山だし、もう、そんなに寒くないし、楽勝だろう」(雌阿寒岳は数回登頂経験あったし)と、甘く考えていたのが間違いでした。

 1合目付近までは、残雪も少なく、ルートに迷う事もなかったのですが、2合目を越えた辺りから70~80cmの根雪地帯が現れ、GPSナビの無い私としては、木々にマーキングされた目印のみが「頼りの綱」であり、ルートの視認にかなり時間が掛かってしまいました。・・・それでも、根性かけて7合目まで辿り着き、白湯山、雌阿寒岳の立ち姿が見えてきた辺りで小休止しようとしたところ

持参したハンディカムを落とした事が発覚、体力的にも結構疲労してたので、山頂は諦め止む無く下山する経過となりました。・・・ その後、「太郎湖」付近で、落としたビデオカメラを発見できた事が、せめてもの救いでした。

 雪質はここ数日、冷えたせいか、5合目辺りから固い表面になっておりましたが、アイゼン無しでも、多分、山頂まで行けたと思います。

武華山 南稜

■日時・天候・メンバー
 2020年4月12日(日)天候 晴れ
メンバー T谷、O関

■タイム
石北峠(8:00)→1268m(8:50)→1450m(11:30)→1593m(12:30)→小槍(13:00)→下山開始(14:00)→林道(15:00)→下山(16:00)
行動時間:8時間

■所感

大雪方面の天気が良いので、予定していた斜里岳から武華山に変更し、石北峠から南稜を登るルートを計画してみた。
峠から稜線に上がるまではシートラを覚悟していたが、昨日の降雪のおかげでスキーを履いたまま稜線に上がれた。稜線上から核心部となるライオン岩とその手前に小槍がみえる・・・?小槍の存在を知らなかったので、不安に思いつつも前進する。
1450mからシートラを開始、1500mのガンケは直登できないので、西側の斜度が緩いところから登る。ここを上がると視界が一気に開けて大雪の山々を一望できる。そして正面に核心部のライオン岩と小槍が見える。
1640mにある小槍は両側が切れ落ちてるので巻くことはできず直登するしかない。ハイマツをつかんで、攀じ登ったものの小槍からライオン岩まではナイフリッジになっていて、登攀具なしで進むにはリスクが高いので引き返す。前回の反省を踏まえて、ここはロープを出して慎重に下降した。
スキーで夏道尾根までトラバースすれば小槍をパスできそうではあるが、ピークを踏むには時間的に厳しいため、ここで撤退の判断をする。
下山に使った沢地形は急斜面&固モナカでスキーのコントロールが難しい状況のため、守りの滑りで慎重に滑降し、無事林道に合流して下山した。
機会を見てまた挑戦したいと思います。
 

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天狗岳 北尾根

2020/4/11(土) 小雪
メンバー O関、T谷
7:30出発→12:30山頂13:00→14:00下山

山スキーで出発。クワキンベツ川沿いの林道を行き、途中崩壊した橋を渡ったあたりで北尾根に取り付いた。折からの降雪で4月とは思えない最高のパウダースノー。北尾根に到着後、150メートルほど東面を落としてスキー滑降を楽しんだ。

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北尾根 雪庇の切れ目から楽して上がる


登り返して再び北尾根へ。雪が深々と降っており視界は良くないが風はほぼないので、コンディションとしては悪くなかった。北尾根はなだらかだったが、山頂手前の岩稜帯はなかなか険しかった。ロープを出すほどではなかったがスキーを背負いアイゼン、ピッケルで慎重に越えた。

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概ねなだらかな北尾根

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岩稜帯


山頂は天気が悪く何も見えないのでさっさと下山開始。山頂直下からクワキンベツ川の源頭を落とし、最高のパスダースノーを楽しんだ。林道に合流してからは、ほぼ自動運転で下山できた。この季節に実に楽しいスキー山行だった。

(記:T谷)

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天狗岳 山頂