北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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横津岳(1167m)、袴腰岳(1108m)

11月5日(火) 晴れのち曇り 

横津岳(1167m)&袴腰岳(110.8m)
 駐車場13:10~袴腰岳分岐13:40~横津岳13:45 13:55~烏帽子岳14:35~袴腰岳15:05 15:15~横津岳分岐16:20~駐車場16:50
 駒ヶ岳から見えていたレーダーのある横津岳の登山口に移動。もとスキー場跡の舗装道路は荒れていたのでゆっくり走る。途中工事の人たちがいたり
自衛隊レーダーもあるので自衛隊車が行き来している。かなり上のゲートの手前に車を置く。2台車があり、丁度一人下りてきた。アスファルトの道を
登っていると6人のグループが下りてくる。袴腰岳の途中の烏帽子岳に登ってきたそうだ。昼過ぎると雲が多くなり風も冷たい。35分でレーダーのある横津岳。
探してもなんの看板もない。分岐まで下り、袴腰岳向かう3本あるレーダーまでは舗装されている。最後のレーダー横に看板があり、ここから登山道、コルの湿原を歩いていると
登山道に自転車の跡があるなと思っていたら、向かいからマウンテンバイクの男性が来た。袴腰岳まで行ってきたが大変だったと言う。途中、烏帽子岳に寄り
一度下って最後登りは急だった。登り切っても尾根から奥が山頂で遠い。袴腰岳は1等三角点、看板もあった。道は整備されて笹刈りもしていた。
駐車場に着いたころは3℃。函館山が見え、西に夕日がオレンジ色に染まっていた。(記:T橋)

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乙部岳(1016.9m)

11月4日(月) 晴れ 乙部岳(1016.9m) 尾根コース
p6:20~沢コースとの分岐9:05~乙部岳9:20 10:00~分岐10:30~p12:30

登山口にはトイレと広い駐車場がある。沢コースと尾根コースがあるが、同行者の希望で尾根コースをピストン。駐車場から鳥居をくぐり尾根を歩く。最初は急な登り、途中細尾根もあるがロープも木もあるので特に危険ではない。2~3回アップダウンで沢コースとの分岐にでる。
乙部岳にあるレーダーが見える。一度下がって最後は短い急な登りで山頂。景色がいい。駒ヶ岳も遠く見え、奥尻、大島も見えた。
丁度レーダーを取り外す作業中で何人かが車で上がってきていた。帰りに義経縁と言われる祠に寄ってきた。駐車場に下りると何台か車があり、
尾根コースを行ってる人もいるようだ。思っていたより山らしく楽しい山だった(記:T橋)

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北見富士 1306m 紋別


■日時・天候
2019年10月28日(月) 天候 晴れ
■メンバー
K子、O関
■タイム
車止め(7:40)→登山口(8:00)→取り付き(9:00)→山頂(11:30)→下山開始(12:00)→下山(15:15)
登り:3時間50分 下り:3時間15分

■所感
北見富士という名前の山は留辺蘂紋別に二山あり、どちらもの山もかつては登山道があったそうですが、現在はほぼ廃道になっています。昨年は留辺蘂の北見富士に登ったので、今年は紋別の北見富士に登りました。
「十三の滝」から南面を登るルートが面白そうなので、K子さんに提案するも却下されたので、今回は夏道から登ることにする。丸立峠は通行止めなので、金八峠から周り込んで登山口へ。林道は手入れされている様子があり、登山口の1.2km手前まで車で入れます。
登山口から先は林道が崩壊しており、何度か渡渉しながら取り付きまで進む。水量は少ないので登山靴で問題ないですが、石が滑るので注意して歩く。尾根に取りつくと登山道が残っており、急登をトラバース気味に登って行く。残置ロープは腐っていたので、掴まないようにする。950mから先は急に藪化して道が不明瞭になる。幸いなことに藪密度は薄いのでコンパスをきりながら進み、無事に山頂到着。山頂部はガンケになっているので、360°抜群の眺望。当日は気温も高かったので、山頂でのんびり休憩してから下山しました。久々の藪山、眺望も良くて楽しかったです(^^) やっぱり晩秋は藪山ですね~。(記:O関)

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登山口

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砂防ダムの横に観光協会の石碑

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一体化した看板

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山頂はガンケ

 

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天塩方向

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大雪方向

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北見方向

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帰り道、北見富士

 

阿寒富士

■阿寒富士

■メンバー S藤

■日時・天候
2019年10月22日(火) 天候 晴れ

■時間

  登り 1時間50分  下り 1時間30分

■所感

 天気も良く道路沿いに満車状態だ、紅葉は丁度良くオンネトーから見上げる阿寒富士、雌阿寒岳が綺麗だ。

 山頂は風も強くここから眺める雌阿寒岳を堪能し下山する。(記:S藤)

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雌阿寒岳 (野中温泉コース)

雌阿寒岳(野中温泉コース)
2019年10月21日(月曜日) 天候 快晴
メンバー T地
登り 1時間10分 下り 1時間
平日なので登山者は少ないだろうと思っていたが、けっこうな車が停まっている。
紅葉もちょうど見頃で、6合目あたりから見下ろすと沢筋に赤い紅葉があり綺麗。
朝は冷え込んでいるようで日陰には霜柱あり。
帰りはオンネトーとチミケップで紅葉を見ながらのんびり帰ってきた。(記:T地)

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下の廊下

2019-10/18-19 下の廊下

T橋 O島 他1名

17日 晴れ
東京~長野市扇沢~ロッジくろよん 泊
台風の影響で予約していたバスが運休になり、東京から新幹線で長野~バスで扇沢まで行く。
電気バスに乗り換え、黒部ダムから歩いて40分、ロッジくろよんへ。同じく下の廊下山行の人たちが何人もいた。
お風呂もあり、部屋もきれいでした。食事もおいしかった。

 

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ロッジくろよん

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ロッジくろよんの晩ご飯


18日 晴れ
6:00ロッジくろよん出発~黒部ダム6:30~タル沢10:30~十字峡11:30~仙人ダム13:30~阿曽原小屋14:20
前日まで天気が心配で、色々代案を考えたけど、朝から青空、天気が良くて良かった。前日に登山口を確認したので、バスおりばのトンネルから黒部ダムの下、黒部川に一気に下る。しばらくは歩きやすい林道歩き。段々下の廊下に近づくと、断崖のルートになる。黒部川が綺麗な水色で予想以上に感動。紅葉も少しづつ進み、天気の中景色と多数の滝を楽しみながら歩いた。かなりのとこでワイヤーが張られ、心強い。思ったより道は歩きやすいが油断は禁物。
先日も滑落事故があった。木の梯子や足場があり、整備されているのに驚く。吊り橋で十字峡を渡り、滝の水しぶきを浴び、黒部川への急斜面を下りると
また吊り橋。林道を行きトンネルを歩いていると、出口の方に黒い影。クマ?と思ったら猿の集団。人間を見て逃げるが、木の上でエサを食べているのもいる。
子ザルもいたし、大人は丸々している。仙人ダムの中を通り抜け、ようやく阿曽原小屋に到着。時間がかかり、急な登りや下りもあるので結構疲れた。
天気悪い予報と台風の影響でキャンセルが多くてこの日は30人ほど、空いて快適だった。自分たち3人と単独の女性の4人で余裕。
夕方男女時間交代で5~6分ほどの露天風呂に入り、のんびりした。今年は暖かいので小屋にはカメムシが多かった。
山小屋に温泉は疲れがとれる。小屋に着いたころから雨が降りだし、夜中は大雨の音だった。

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ロッジくろよんの朝ごはん(弁当)

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阿曽原温泉小屋

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晩ご飯はカレー(お代わり自由)



19日 雨のち曇り 
6:00阿曽原温泉出発~欅平10:30着
 朝ごはんは頼まず、持参のパンとコーヒーで済ます。小屋の人がお湯、お茶のポットを用意してくれていた。
霧雨っぽいので合羽を着て出発。宿泊者はほとんど出発していた。小屋からテント場を通り、急斜面を登るがきつい。水平歩道が山に沿ってうねうねと
続くので直線なら短いのに対岸まで行くのが遠い。よくまあこんな道を作ったと思うほどの道だ。こちらもなかなか切れ落ちて油断禁物。長いトンネルは真っ暗で
ヘッドランプを付けて進む。水が足元に溜まっている。雨は時々降るが小雨。そのうち上がり、途中暑くて合羽を脱ぐ。
欅平へ下りる道も急斜面だ。登山者が次々登ってくる。欅平からトロッコ電車で宇奈月駅で降り、温泉に入り
今日の宿泊、富山市に電車で移動した。

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トンネルに入る人(左)と出てくる人(右)

 

 下の廊下、紅葉は遅れていたが、天気も良く、2日目も雨にあまり当たらず、予定通り歩けラッキーだった。N子さんに色々情報もらい助かりました。
19日途中ヘリコプターが飛んでたのでまさかと思ったが、あとからこの日も滑落事故が2件あったとのこと。
その後も女性の滑落事故が起こり、今年の事故の多さにびっくりする。切れ落ちた断崖の道、事故もなく下山でき良かったです。
単独の男性が多かったし、女性の単独もいた。高齢のパーティもいたし、普通に登山者が来る場所なんだと思った。
(記:T橋)

下の廊下

下の廊下
2019年10月9〜10日 天候 快晴
メンバー Y本、T地
9日 黒部ダム8時05分〜阿曽原温泉14時35分
10日 阿曽原温泉6時40分〜黒部ダム12時40分
当初の予定では台風とぶつかり帰宅出来ない可能性高いため、急遽7日に予定変更を決め、飛行機や宿、小屋の変更をした。
9日は扇沢から朝一の電気バスに乗り黒部ダムへ。朝食を食べていなかったのでダムにある出店で焼きそば、炒飯食べてスタート。2時間強は普通の登山道っぽい道を行く。その後ようやく下の廊下の雰囲気が出てくる。去年、水平歩道を歩いたのでさほど怖さは感じない。思ったより道幅もある。番線を取り付ける工事中に熊に襲われたらしく工事は途中のまま放置されており番線が付いていない部分あるが、注意して歩けば問題ない。
紅葉は全くなく木々は緑。天気は良かったがそこが少し残念。
白竜峡やS字峡は息を呑む美しさ。
数日前に渡渉で事故のあった別山谷出合は、確かに増水したら渡渉はかなり困難になりそう。
二箇所、壁からの滝の水をかぶりながら歩く所あり。傘が欲しいな…と思ったが、みんな濡れながら進んでいる。
阿曽原温泉小屋は、布団1枚に1人で寝やすかった。
10日は、ゆっくり朝ごはんを食べて、また黒部ダムへ。同じ道のピストンだが見る方向が変わり景色も違って見える。
たくさんの人が阿曽原温泉を目指して歩いており、スライドする時に危険がないよう気をつけた。
この日も快晴なので早く下山してアルペンルートで室堂へ行くことにした。
次の日になって10日午後に東谷吊橋のダム側で転落死亡事故があったらしいことを知る。確かに下の廊下はちゃんと整備されているが、転倒や足を滑らせたら落ちる。
3度目の挑戦でようやく下の廊下、水平歩道を歩くことが出来良かったです。
今度は紅葉の綺麗な時期に下の廊下の核心部のみを日帰りでピストンしたい。(記 T地)

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