北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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道北苫前町 ~愛奴山(アイヌ山・311m)&札足辺山(276.6m) 

  • 2014/10/26(日)  ●メンバー moco 他4名

<愛奴山> タイム 08:40出発→09:35山頂→10:00下山開始→10:45 下山

 この山にはずっと前から密かに行ってみたいと思っていた。しかしこの山域は、かの有名な羆嵐の舞台からそう離れていない苫前町。しかも、標高311mの藪山なのだ。

 私は中学生の頃から浜田省吾の曲を聴いていて、彼の歌声に心酔し、山を始める前はコンサートツアーの度に2会場はハシゴしていた。その浜田省吾がソロデビュー前に「愛奴」(アイドと読みます)というバンドに所属していたのだ。浜省ファンとして、この山を見つけてしまった以上は行かない訳にはいかなかったのだ。

 そして、そんな私の願いを叶えてくれたのは札幌の藪山仲間だった。同行者Iさんの心づかいで、林道走行中の車内には浜省のアルバムが流れていて舞い上がりっぱなしだった。

 綺麗なナメ沢には2mのF1と5mのF2が現れ、全く予期せぬ滝に感激した。山頂までの短い時間をゆっくり味わいながら楽しんできた。そして同行者Nさんはこの山が300座目の記念の山となった。

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<札足辺山>  タイム 12:00沼出発→13:15山頂→13:45沼到着

 愛奴山から下山して苫前市街地に戻る途中に標高は低いが3等三角点のある札足辺山に向う。墓地の脇に乗用車では太刀打ちできないような急な林道があり、その先にヒッソリと佇む沼がある。その沼からかつての登山道かと思うような薄い藪を詰めて山頂に到着。記念写真撮影をし、山座同定をし、ゆっくり休憩して立ち上がると、Iさんが私のお尻の下からチラリと顔を出していた白いパイプを引っ張り上げた。そこから「基本測量 基準点を大切に 建設省国土地理院」と書かれた立て看板が出没。建設省だったのはいつの頃だったのか…。過去の遺産となってしまった建設省の立て看板を土の中から発掘し、立て直して下山の途についた。  <moco>

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