北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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大雪山系・烏帽子岳(2072m)

●2017/5/21(日) 快晴  ●メンバー Yamamoto・TN・Otomo・Ozeki

      黒岳駅(8:15)→黒岳(10:20)→烏帽子岳(12:00)→黒岳(13:50)→黒岳駅(14:30) 全行程:6時間15分
 雲ひとつない快晴、スタート前から少し汗ばむほどの暖かさに、たまらずリフト乗り場で、アンダ一枚になり出発する。急斜面を汗だくになりながら1800mまではスノシューで登り、そこからアイゼン+ピッケルに切り替えて黒岳山頂に到着。山頂から烏帽子岳を確認すると、周辺には雪がほとんど残っていない・・・(風で吹き飛ばされたのか?) なるべくハイマツ漕ぎを避けられるルートを決めて烏帽子岳へ向か う。

 川を渡り、1つ目の尾根の手前でスノシューをデポする。尾根をこえて池の近くに降りると、真新しい熊の足跡を発見。辺りを見回して早々にその場を後にする。

 2つ目の尾根の手前まで来ると雨が降り出す。さらに、その尾根を越えると風も非常に強く、弾丸のような雨が顔に当たって痛い。山あり谷あり、ようやく烏帽子岳の 山頂に近づく。山頂部分は巨大な岩が積み上がっており、まるでケルンの様な形。雨でぬれているため、慎重に岩を登り、山頂に到着。 風も強いので写真を撮って早々に退散した。
 帰りは来た道を戻ったが、尾根を越えるたびにどんどん体力が削られていき、Tさん&Yさんとの距離もどんどん離れていく。 黒岳に戻るころには、もうヘトヘトだった。黒岳の下りはシリセードで楽をする。 久々にハードな山行で疲れた。Tさん、Yさんのツートップに着いていくには、もう少し体力が欲しいなとつくづく思った。 <O>

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黒岳スキーのゲレンデを行く

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黒岳へ急斜面を登る

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黒岳頂上

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大雪も随分融雪が進んだ。奥は北鎮岳

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左の烏帽子岳はまったく雪がない

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雪解けの水溜まり? この辺りで熊の足跡発見‼

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岩が積み重なった烏帽子岳

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風が強いので早々に下山する