北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。https://www.facebook.com/KitamiAlpineClub

黒岳、凌雲岳 2125m

5/13 晴れ 黒岳、凌雲岳

メンバー:T橋、A池
8:15ロープウェイ降り場9:00リフト降り場10:20黒岳山頂12:00凌雲岳 14:00黒岳山頂14:20ロープウェイ降り場


朝から快晴。人は少なく朝イチロープウェイはボーダーが他に一人と観光客数人。ロープウェイ降り場から雪がある。雪は柔らかく黒岳山頂までスキーで登る。山頂から雲の平、北鎭岳方面は真っ白。A池さんが凌雲行ったことがないとのことで珍しく白い凌雲に変更。黒岳山頂からの下りも雪があるところもある。最近の雨が雪で積もったのかも。途中シートラして雲の平からスキーを履き小屋の脇を通り雪が繋がってるところから白水の源頭の沢に下る。凌雲へジグを切り登る。山頂近くは岩が出てきたのでスキーをデポしてつぼで山頂へ行く。山頂からは素晴らしい眺めで風もなくのんびり。帰りは登った斜面を滑り雲の平へ。シールをつけないでなんとか小屋の先の登り返しまで行ける。斜面はゲレンデのように滑りごたえがあった。黒岳山頂からは昨日のまでのシュプールがたくさん残り荒れていたが、ボール地形をなるべく下まで滑ってみた。雪は湿っぽいがザラメもあり、久しぶり滑りを楽しめた。(記・T橋)

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お鉢は真っ白

f:id:mu2ko:20190705154057j:plain北鎮もまだ真っ白

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富良野オートルート

■日時 2019年5月4日(土)~ 5月5日(日) 快晴
■メンバー O島、他2

タイム 1日目
十八線林道ゲート手前駐車帯 1台デポ 10:30頃
12:00発ロープウェイ乗車
12:15歩きだし→12:50 1070稜線→16:20 C1240、 C1
/1日目総行動時間4:20

タイム 2日目
6:05 C1撤収、歩行開始→6:40 極楽平1220、宿泊装備等デポ  6:55→7:50 小天狗北峰 8:05→9:30 小天狗南峰 10:00→11:45極楽平1220、デポ回収 12:10→13:05 御茶々山 13:10→ 山頂コル、スキー 13:30→(南面→十八線)→14:06 C515、シートラ→15:20 デポ車
/2日目総行動時間9:15


両日とも絶交の山日和の予報、稜線テント泊のチャンス。
2018シーズンから富良野スキー場はICゲートシステムに変わって、キーカードに別途500円の保証金が必要でキーカードを返却すると500円返却される仕組みになった。
ロープウェイ乗り場は16時までの営業で、5/6のスキー場営業終了後は返却してもお金は戻ってこないとの事。
ロープウェイ山頂駅のパトロール小屋に登山届を提出。
その先の一番上までいくリフトは今年は動いていない。スキー客はロープウェイから下を滑っている。たかが標高差170ほどゲレンデを登っただけなのに、北の峰の稜線につくまでに暑さとテントの重さで体力を消耗した。ロープウェイありがたさがわかる。富良野西岳、布部岳の山頂はパスして進む。布部岳は以前登った時はガスガスで何も見えなかった。大きくて存在感のある山だった。熊さんの足跡が多い。
松籟山へのジャンクションピークに風をよけれそうなテント適地があった。暗くなるまでは外で、中天狗と夕日、布部の街の向こうに十勝連峰の山々を見ながらのんびり過ごす。

 

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布部岳

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熊さん足跡

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熊トレースと交差

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2日目・歩きはじめてすぐに極楽平のハイマツの中に宿泊装備をデポ。
芦別より西側にある、大きな山が見えてくる。夕張中岳との事。あんなに大きな山が名前も標高も地図にないなんて。
今回の目的の小天狗も地形図に名前がなく標高だけ書かれている。ジャンクションピークまでスキーで移動し、コルからアイゼンピッケルでまず1263mの北峰。山頂からは360度山々。白っぽいグレーの岩が特徴的な錐山を初めて見る。中天狗~布部岳~富良野西岳。
そして芦別岳~夕張中岳。1272mの南峰は細い稜線歩きで北峰より難儀する。
2つ登ってデポ地まで帰ってきて約5時間。
重い荷物になって御茶々へ。山頂コルからの芦別が素晴らしい。
以前登った本谷が見える。本当にあんなところを登ったのかと思う。ルンぜからのデブリがはっきり見えて恐ろしい。御茶々から十八線の下りはどこまで雪があってスキーが使えるのかドキドキ。標高515まで使えたので良かった。増水している川を倒木使ってなんとか渡るとあとは車まで「暑い、重い」と言いながら歩いて、富良野スキー場のキーカード返却のタイムリミット16時に間に合った。(記・O島)

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右が夕張中岳

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小天狗北峰

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バックステップで北峰を降りる

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小天狗南峰への細い尾根

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南峰山頂より

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南峰より下り

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御茶茶コルより芦別

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残務処理

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増水中











 

ポロヌプリ山 841m・中頓別町/枝幸町

■日時 2019年4月30日(火)  晴天
■メンバー O島、他1
■タイム
10:10パンケナイ川林道道道より9.7km地点→11:00 標高点174→13:40 ポロヌプリ山 14:00→16:25 車
/登り3:30 下り2:28(ネギ採含む) 総行動時間6:15

島に渡るまで利尻鴛泊から稚内行のフェリーは4/29は終日満車で、4/30を予約していたが、鬼脇山中止で29日のうちに稚内へ戻りたくて問い合わせたところ、すんなり29日に変更できた。稚内の公園でテン泊し、明日も天気が良いからどこか登って帰りたいと会議。
2月に松音知から見たオホーツク海方面の山々の中で一番目立っていた岩ゴツゴツのポロヌプリ山、GWなら南の林道から車でかなり入れるかもしれないという事で決定。
林道歩き3.2kmから、沢に入り、標高あげて雪をつなぐ。雪がたっぷりになってからアイゼン装着した。
雪の上をつぼ足登山はあまり経験がないが、埋もらないとこんなに快適なのかと思った。
山頂直下のはいまつ漕ぎはほんのわずかで、岩場の大展望台の山頂だった。(記:O島)

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摩周岳 857m

摩周岳
2019年4月30日(火曜日) 天候 晴れ
メンバー K野、Y本、T地
タイム 往路復路ともに2時間10分
K野さんは摩周岳が初めてとのことで同行する。ゴールデンウィークなので駐車場はそこそこ混んでいる。駐車代金500円。
登山道はまだ残雪あるがスノーシューなしで歩ける。この日は風がなく湖面に外輪が映りとても綺麗。下山時には湖面が波打ち、この光景はなくなっていた。往復で14.4キロ。平坦とはいえ歩きごたえはある。(記 T地)

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ポン山 444m・小ポン山 413m(利尻島)

ポン山(444m)・小ポン山(413m)(利尻)

■日時 2019年4月29日(月)  晴天
■メンバー O島、他1
■タイム
8:55北麓野営場→9:10 ポン山分岐→9:55 小ポン山 10:10→10:35 ポン山 10:55→北面沢スキー→C185シートラ→ 11:20 C145遊歩道→11:30 C85遊歩道入口/総行動時間2:35

ポン山の北面沢に雪が残っていたので、同行者が車をまわしてくれると言ってくれたのでスキーを担いで夏道を登る。小ポン山、大ポン山とは名前が可愛いすぎる。滑り終わったあとたいした藪こぎもせず遊歩道に出れた。
厳冬期は除雪は温泉までなのだろうから、風が強かったりしたらここを登って滑るんだろうなと思った。北面だから雪質は良いだろう。良いアクティブレストになった。(記:O島)

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ポン山山頂より。小ポン山山頂からも利尻が見えた。

 

鬼斗牛山 379m

鬼斗牛山
2019年4月28日(日曜日) 天候 快晴
メンバー Y本、T地、会員外1名
旭川に用足しに行く。天気がとても良く以前何度か登った鬼斗牛山から大雪の山々を見てみたくなり急遽登る。思いがけずここはカタクリの群生地らしく急坂コースの斜面は登山道にまで花が咲いている。注意して登らないと踏みつけてしまいそう。
向かいの男山にカタクリの群生地はあるが、ここも同じように咲いているのは知らなかった。人もいず静かな山で花と大雪山、十勝連峰の山並みを堪能できた。(記 T地)

 

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利尻山(北峰) 1719m

4月27日(土)移動 
北麓野営場 テント泊

利尻山北峰(1719m)
■日時 2019年4月28日(日)  晴天
■メンバー O島、他1
■タイム 5:40 北麓野営場→9:45 1120第二見晴台、シーデポ →10:40 長官山(1250)→12:25 北峰→本峰方面途中まで調査→北峰13:00→14:20見晴台、スキー回収 →14:50 1090スキー→16:20野営場
登り6:50 下り3:20/総行動時間10:40

GW初日に移動、フェリーターミナルには山登りスタイルの人が多かった。鴛泊フェリーターミナルに各施設OPENのホワイトボードが有り、北麓野営場は5/15OPENと書かれていた。
最終フェリーで到着すると、すでにたくさんのテントがあり、GWに合わせてトイレだけでも開けてほしいと願う。
ほんの少し登山道を進みすぐに藪こぎして右手の沢を進む。
朝は雪が固く斜度が出てきてスキーアイゼン、C890でアイゼン・ピッケルに切替。

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朝のうちは固かった。

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体力がどんどんなくなる。長官山についたか?と思ったら第二展望台の看板。すでに四時間経過。スキーにこだわっていては山頂踏めない今日はせっかく天気が良いのだからと、シーデボ。山頂直下までかつげる体力が欲しい…。夏道沿いに進む。たくさんのパーティーにあう。

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長官小屋と豊漁沢源頭

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門の下で東北稜の帰りだというパーティーとすれ違ったり。北峰の山頂を過ぎ、本峰の方へコルまで進んで見たもののその先は、滑落したら死ぬと感じて進めなかった。
一昨年の夏初めて利尻山を登って、雪の利尻を天気の良い日に登れて良かった。利尻山は素敵なのでまた来たい(記:O島)

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本峰は行けませんでした・・。

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