北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。https://www.facebook.com/KitamiAlpineClub

利尻山(北峰) 1719m

4月27日(土)移動 
北麓野営場 テント泊

利尻山北峰(1719m)
■日時 2019年4月28日(日)  晴天
■メンバー O島、他1
■タイム 5:40 北麓野営場→9:45 1120第二見晴台、シーデポ →10:40 長官山(1250)→12:25 北峰→本峰方面途中まで調査→北峰13:00→14:20見晴台、スキー回収 →14:50 1090スキー→16:20野営場
登り6:50 下り3:20/総行動時間10:40

GW初日に移動、フェリーターミナルには山登りスタイルの人が多かった。鴛泊フェリーターミナルに各施設OPENのホワイトボードが有り、北麓野営場は5/15OPENと書かれていた。
最終フェリーで到着すると、すでにたくさんのテントがあり、GWに合わせてトイレだけでも開けてほしいと願う。
ほんの少し登山道を進みすぐに藪こぎして右手の沢を進む。
朝は雪が固く斜度が出てきてスキーアイゼン、C890でアイゼン・ピッケルに切替。

f:id:mu2ko:20190705151445j:plain

朝のうちは固かった。

f:id:mu2ko:20190705152132j:plain


体力がどんどんなくなる。長官山についたか?と思ったら第二展望台の看板。すでに四時間経過。スキーにこだわっていては山頂踏めない今日はせっかく天気が良いのだからと、シーデボ。山頂直下までかつげる体力が欲しい…。夏道沿いに進む。たくさんのパーティーにあう。

f:id:mu2ko:20190705151614j:plain

長官小屋と豊漁沢源頭

f:id:mu2ko:20190705151535j:plain

門の下で東北稜の帰りだというパーティーとすれ違ったり。北峰の山頂を過ぎ、本峰の方へコルまで進んで見たもののその先は、滑落したら死ぬと感じて進めなかった。
一昨年の夏初めて利尻山を登って、雪の利尻を天気の良い日に登れて良かった。利尻山は素敵なのでまた来たい(記:O島)

f:id:mu2ko:20190705151830j:plain

本峰は行けませんでした・・。

f:id:mu2ko:20190705151911j:plain

f:id:mu2ko:20190705151923j:plain

 

奥徳富岳~群別岳

4月28日(日) 晴れ スキー山行
O関、T橋
車林道限界点6:45~林道終点8:20~熊の平9:15~奥徳富岳12:10~群別岳13:50~奥徳富岳
15:30~林道終点17:15~車18:30

群別橋から行けるところまで車で入る。残雪があり、ゲートまでは行けなかったが、予定より奥に入れて良かった。
RV車はゲートまで強引に入っていた。GWだからかすでに車が3台、あとから3~4台来て、人気のルートだ。
車からはすでに雪がなく、シートラで歩きだし、雪が出てきて履いたり脱いだりした。林道が1か所大規模に崩れていてよじ登る。
歩き始めから同じ奥徳富岳に行くという5人メンズたちと話しながらなんとなく一緒に行動。その中の一人が毎年この辺に来ているが
今年は雪がかなり少ないと言う。林道終点から小沢に下り、あやういスノーブリッジを渡り西の尾根を進む。
天気が良く景色がいい。群別岳のするどい山頂が見えだし、なだらかな熊の平を進み一度沢に下り対岸に渡れるスノーブリッジを探して川上に行き、
なんとか渡れるところを5人組と順番に恐る恐る渡る。ここが一番の核心部だった。疎林の急斜面を登り1069mのポコを通って奥徳富岳の山頂に。
暑寒別岳大雪山方面、素晴らしい景色だ。思ったより早くついたが、O関さんが群別岳も行きたいと言いだし、時間も予定より早く着いたし天気も良いので
群別岳に向かう。スキーで山頂から稜線を下るが雪庇が細く、スキーをデポしてツボで行く。途中何度も足が抜かり、時間がかかる。
コルから群別の登りは急斜面。アイゼンとピッケルに変え、荷物をデポしていく。昨年のGWにも登った群別岳にまさか来るとは思わなかった。
昨年歩いた暑寒別岳へのルート、ホンジャマ平が懐かしい。下りは同じルートを戻り奥徳富岳の山頂からスキーで滑走。やはりスキーは早い。
一番の心配だったスノーブリッジもなんとかつながっていた。最後はまたシートラで車までが長かった。5人メンズと私たち以外はツボで登っていた。
群別周りで降りている人もいた。雪は、1~2日持つかな?とスノーブリッジもぎりぎりな感じだった。(記:T橋)

f:id:mu2ko:20190531180129j:plain
林道崩壊

f:id:mu2ko:20190531180149j:plain

f:id:mu2ko:20190531180230j:plain

奥徳富が見えました

f:id:mu2ko:20190531180628j:plain

f:id:mu2ko:20190531180641j:plain

f:id:mu2ko:20190531180248j:plain

後の雪庇が落ちそう・・・

f:id:mu2ko:20190531180335j:plain

f:id:mu2ko:20190531180351j:plain

f:id:mu2ko:20190531180707j:plain



表妙義

2019年4月21日(日曜日) 天候 晴れ曇り
メンバー Y本、T地、会員外1名
7時15分妙義神社登山口〜7時45分大の字〜相馬岳9時半〜中ノ岳12時〜12時20分〜中ノ嶽神社13時(休憩含)

登山口からすぐに急登。そこを黙々と登ると大の字の岩峰下に出る。登らなくても縦走できるのだが、鎖の練習も兼ねて登る。天気は曇りだが景色はいい。その後も奥の院の横の鎖、ビビリ岩、背びれ岩、大のぞきからの下りの鎖と連続。下を見ると怖くなるので上のみを見て登る。相馬岳を通過し茨尾根で少しホッとするが、また鎖場の連続。鎖が欲しいくらいの岩場の登りに鎖がないなどと緊張が続く。
最難関と言われている60メートルの登りの鷹戻し…確かに足場がはっきりとない所は腕力で体を持ち上げる場所もあった。だが、一部梯子になっていたり、休めるくらいの足場がある所もあり、思ったよりは難しくなかったが、万一落ちたら大怪我か死亡は間違いないと思う。
前日に山のガイドさんから、鷹戻しで腕が疲れて、その後の鷹戻しの頭からの下りで女性は握力に限界がきて落ちちゃうんだよなー、死ぬんだと思えば絶対に離さなければいいのに…とにかく、休んで握力回復させてから下りてね。とアドバイスを受ける。実際にそのルンゼ内の下りは一部ハングしており上から見ると足元が見えない。ここで足を掛ける所を探しているうちに握力に限界がくるのかな?と思いロープを出して懸垂下降で下りる。
中ノ岳でお昼のサイレン。ゆっくりとオニギリを食べて、また鎖を掴み中之嶽神社へ下山する。
今回は妙義神社から中之嶽神社へ縦走したが、中之嶽神社の方が標高が300メートルくらい高いので、逆方向の方が登りは少ないと思う。(記 T地)

f:id:mu2ko:20190530123148j:plain

f:id:mu2ko:20190530123159j:plain

f:id:mu2ko:20190530123507j:plain

f:id:mu2ko:20190530123532j:plain

f:id:mu2ko:20190530123547j:plain

f:id:mu2ko:20190530123603j:plain

f:id:mu2ko:20190530123701j:plain

f:id:mu2ko:20190530123750j:plain

f:id:mu2ko:20190530123812j:plain

f:id:mu2ko:20190530123827j:plain

f:id:mu2ko:20190530123839j:plain

f:id:mu2ko:20190530124452j:plain

f:id:mu2ko:20190530123900j:plain

 

武利岳 1876m・武華山 1759m

■日時・天候
2019年4月21日(日) 天候 晴れ
■メンバー
O関 単独
■タイム
林道(5:40)→登山口(6:40)→稜線分岐1747m(8:30)→コル(9:30)→武利岳(11:40)→武華稜線(14:20)→武華山(14:40)→滑降開始(15:00)→登山口(15:20)→下山(16:30)
登り:6時間 下り:4時間50分
行動時間:10時間50分

■所感
以前は日帰りで登れていた山も、林道や登山道の崩壊により遥かなる山が増えています。武利岳も丸瀬布側の登山道を使えば3時間で登れていましたが、現在ではアプローチに使う林道が全て崩壊しているため、遥かなる山となっています。そこで条件の良い残雪期に、日帰りで武華岳からの縦走で武利岳を目指すことにしました。
林道を3kmほど歩いて武華山の登山口へ、1ヵ所だけ林道が大きく崩壊してますが、スキーでトラバースして通過する。夏道の尾根を登り武華の分岐まで上がると視界が広がり、東大雪・表大雪・北大雪の山々を一望できた。ゆっくり景色を楽しみたいが、武利までは遠いので、のんびりはしていられない。ハイマツが出始めている尾根をコルまで300mほど落とし、100m登り返したところでスキーをデポする。稜線上はところどころ夏道も出ており、残雪箇所での踏み抜きもほとんどなかった。ハイマツもうるさくなかったので、想定していたよりも歩きやすく、なにより快晴の稜線歩きは最高でした(^^) 頑張って武利岳まで歩いてよかった。
帰りは武華山に寄り道して、ここから滑降する。良いザラメ雪で気持ち良く滑ることができた。(記:O関)

f:id:mu2ko:20190528165635j:plain

林道からスタート

f:id:mu2ko:20190528165836j:plain

崩壊地点、土をトラバース

f:id:mu2ko:20190528170008j:plain

前ムカはハイマツの海

f:id:mu2ko:20190528170020j:plain

 

f:id:mu2ko:20190528170032j:plain

武華が遠くに・・・帰りが大変

f:id:mu2ko:20190528170101j:plain

武利の稜線、天気良いので楽しい

f:id:mu2ko:20190528170117j:plain

f:id:mu2ko:20190528170127j:plain

f:id:mu2ko:20190528170138j:plain

ザラメ天国でした(^^)

羅臼岳(羅臼平まで)

■日時 2019年4月20日(土)  晴天
■メンバー T橋(K)、O関、O島、他2
■タイム
木下小屋7:30→C559オホーツク展望台9:15→C900尾根取りつき11:15→13:00羅臼平13:20→木下小屋15:20
総行動時間:7時間50分

サシルイの斜面はスキーにむいてそうだと以前から思っていて、知床公園線が五湖まで開通した直後を狙って計画した。五胡ゲート1.6kmほどすすんだヘアピンカーブ(標高300)から盤の川の北側のサシルイへ直登する尾根を狙っていた。
実際見ると標高点843に上がるまでのハイマツの出具合に全員無理だと判断。
天気は最高なので木下小屋から登山道をたどり、13時までに行けるところまで行こうとのんびり進む。オホーツク展望台まではスキーを脱いだりはいたり、木にひっかかるし予想通り岩尾別登山道はスキーにはむかない。通称冬尾根にとりつくところでは、ほんのわずかの急登をガッチガチでキックステップでシートラで進んだ。(O関さんだけ唯一スキーで登っていた)
三ツ峰は東向きには雪が残り、西向きは雪がなかった。
天気はこれ以上ないほど好天で、まだまだ雪で岩場が見えない知床連山を眺められて良かった。(記:O島)

f:id:mu2ko:20190528163159j:plain

f:id:mu2ko:20190528163220j:plain

f:id:mu2ko:20190528163242j:plain

りすちゃん

f:id:mu2ko:20190528163311j:plain

f:id:mu2ko:20190528163427j:plain

f:id:mu2ko:20190528163446j:plain

冬尾根取りつき

f:id:mu2ko:20190528163738j:plain

f:id:mu2ko:20190528163754j:plain

f:id:mu2ko:20190528163808j:plain

f:id:mu2ko:20190528163822j:plain

f:id:mu2ko:20190528163834j:plain


f:id:mu2ko:20190528163855j:plain


f:id:mu2ko:20190528163910j:plain


 

長留内山 729m

4月12日(金) 晴れ
長留内山 729m 
p7:30~10:00長留内山 10:30下山開始~11:30

ホロタチスキー場の裏にある山。スキー場近くの浄水所?へ行く林道入り口に車を止め、林道を進み、広い雪原を横切り、616のコルに向かう尾根を登る。地元の人もあまり登らないと聞いたが、うっすらスキーのトレースの跡がある。
500mくらいからポコポコした尾根になり、あまり登らないよう急な東側をトラバースしながらコルに乗る。
コルから山頂に続く尾根を行くと足跡が出てくる。スノーシューかと思ったらクマの足跡。途中尻滑りのあともあり、どうも今朝の足跡のようだ。
鈴つけてたからあわてて逃げて行ったのか?視界がいいのでそのまま山頂に行く。肌寒いが天気も良く、ここも展望の山だった。
大雪山、海の方には増毛方面か、まだ真っ白。幌加内は雪がまだあるが、南面は斜面が割れ、笹が出てるところが多い。
沢を滑るには危なそうで、来た尾根を下る。べた雪、ストップ雪で曲がりにくくて疲れた。低山はスキーにはもう限界かも。(記:K子)

f:id:mu2ko:20190528162227j:plain

f:id:mu2ko:20190528162240j:plain

f:id:mu2ko:20190528162300j:plain

 

シラッケ山 625m+640mポコ

4月11日(木) 晴れ
シラッケ山(625m)+640mポコ
p9:15~シラッケ山10:50~640ポコ11:45~12:15シラッケ山~p13:40

幌加内に行く途中、せっかくの遠出なので、初のシラッケ山に登る
和寒峠下りた涼風橋の近くに車を止め、雪原を進み尾根に登る。標高は低いが展望のいい山。時間があるので山頂先の640mまで足を延ばす。北斜面を130m滑り登り返して登ってきた434のポコの尾根を戻った。
北面はザラメのいい斜面で滑りやすかった。
途中スノーモービルのあとや、冬路山から来たのか最近のスノーシューの跡があった。(記:K子)

f:id:mu2ko:20190528161700j:plain

f:id:mu2ko:20190528161718j:plain

f:id:mu2ko:20190528161731j:plain