北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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摩周湖外輪 清里峠から一周

2018年4月1日(日) 天候 晴れ薄曇り メンバー Y本・TN

<行動>清里峠7:40~裏摩周展望台8:15~第1展望台11:20~11:40~裏摩周展望台16:05~清里峠16:40
 当初は、裏摩周展望台から摩周岳を登り往路を戻る予定であったが、思いのほか天気良く、摩周岳はほとんど雪がなく夏山とあまり変わりないように見えたので、先週断念した外輪一周をすることにした。

 第1展望台までは難なく素晴らしい展望を眺めながら快適に歩ける。第1展望台は売店がオープンしていてツアー客もおり賑わっている。ここで15分トイレ休憩をして再スタート。第3展望台まではスノーシューで道路を歩く。ここから雪なくなっている場所が多く、笹の中を歩く。O関さんの報告にあったように鹿が多く、数頭~十数頭の群れが走って逃げていく。

 湖が見えなくなってくる頃には雪が腐っていたり、ハイマツが立っていたりと全身運動で進む。一度ルートがわからなくなり二台のGPS、地図、コンパスで方向確認する。時間ばかりが過ぎていき気持ちも焦る。裏摩周展望台に着いた時には二人とも無言…疲れ過ぎて体調が悪い。総歩行数は5万歩弱。私の二度とやらないリストに加えましたが、冬眠明けの体には良いトレーニングだったかも… <T>

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オサッペヌプリ860m サマッケヌプリ897.8m

4/1(日)オサッペヌプリ860m サマッケヌプリ897.8m

O島、O関、他2 

津別ランプの宿C399 8:10→二股を左股へ9:00→10:40オサッペヌプリ10:45→C800〇関さんと合流→12:05サマッケヌプリ12:25→12:55C569林道カーブ(大休憩)13:30→14:10ランプの宿

元気なO関さんは前日美幌峠から津別峠までつないで、今日は津別峠からサマッケヌプリまでつなぐと言って7時頃歩きだし。私は総会の翌日に早起きできる自信がなかったので、以前踏んでいるコトニヌプリはパスしてのんびり歩きだした。
雪が少ないので取りつける雪の量があるところまで林道を歩く。C500の二股の左股沿いに林道があったので、これを利用し標高をあげた。オサッペヌプリが近づいた稜線近くで携帯の電波が入った。待ちくたびれたO関さんは1本滑って登り返してくるとのこと。
サマッケにむかうと雄阿寒、雌阿寒が見えてくる。山頂直下の急登を頑張って登ってサマッケの山頂へ。去年まであったという山頂看板は見つけられなかった。
スキー組は適当な沢系を滑って林道に当てて、待ち合わせの569標高点の林道カーブで中国茶タイムの準備をしてスノーシュー組を待っ。春になるとのんびりできるのが嬉しい。

↑ C500の二股 

↑ オサッペヌプリより

 

↑ 左にこれから登るサマッケヌプリ 奥に雄阿寒と雌阿寒が見える

↑ 今日は中国茶イースターバージョン♪

美幌峠~津別峠

2018年3月31日(土) 天候 晴れ
■メンバー
O島、O智、O関
■タイム
美幌峠 道の駅(7:30)→ 湖西山(8:20)→886ポコ(10:00)→サマッカリヌプリ(11:10)→津別峠(11:50)→津別峠ゲート(13:40)
登り:3時間40分 下り:1時間50分

■所感
屈斜路湖外輪ツアー、 昨年は藻琴山~美幌峠を歩きましたので、今年は美幌峠~津別峠までをつなぎました。 美幌峠~693ポコまでは林道が並行して走っているので、これを使わせてもらう。しばらくは見晴らしの良い丘を進み、693ポコ以降から疎林になる。特に危険個所もないので、屈斜路湖と周辺の山々を眺めながら、のんびりと歩く。886ポコでA池さんとI井さんのトレースを発見! 津別峠まで案内をして頂きました(^^)
旧津別スキー場のゲレンデを横切り、サマッカリヌプリに到着。標識は無いのでピンクテープを巻き付けて山頂とする。津別峠には立派な展望台があり、眺望はここが一番良かったです。お楽しみの滑降は、以前から目星をつけていた沢地形を使い、屈斜路湖に向かって一気に滑る。ほど良く斜度もあり気持ち良かったです。

 

↑ 湖西山の三角点

↑ 湖西山より

  

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↑ 津別峠展望台

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↑ 屈斜路湖へ向かって滑る

 

遠音別岳 1330.4m 

遠音別岳(1330.4m)春刈古丹川ルート

O島他1

3/24(土)快晴
10:00 春刈古丹林道(鮭鱒の約700m奥) →尾根ルート→13:00 C265春刈古丹川出合→渡渉ポイント探し 330渡渉 13:50→14:25 445BC 

3/25(日)雪のち晴れ
6:40 BC→8:50C 830、天候不良により撤退アイゼン装着9:00 →10:00 BC撤収 10:40→上流部の 渡渉ポイント探し C470、渡渉 11:30→14:30 車

 

遠音別行くなら羅臼側からが良いと聞いていたので、初チャレンジしたが残念ながら敗因色々で撤退。

↑古多糠地区からの遠音別岳

 

↑300台地から羅臼岳

 

↑林道にゲージが2つ 熊用?

 

羅臼側からの少ない記録でC300位でスノーブリッジを渡っていたのでその付近を目指して探したが見つけられず、C330より上流の左岸は崖で登れなかったので、引き返して降りれそうなところで石づたいに渡渉。


帰りに調査がてらC520まで登ったが結局、渡れるブリッジは見つからず、石渡り。
全体的にずっとトラバースしている感じでとてもルート取りが難しかった。羅臼側から初めてまともに1275峰を見れたが、とても立派な山で登りたくなった。1194との間の沢は滑りたくなる地形だった。かなり遠そうだけどいつか。私は知床は撤退率高いけど。

↑1日目は本当に天気が良かった。左に遠音別、右に1275峰

 

↑830に乗ったところで撤退・・。ハイマツでまくり

 

クマネシリ(1585m)「道東のギアナ高地」経由

日 時 :2018年3月24日 晴れ
メ ンバー:〇関・〇池
コースタイム:7:30道道88号クマネシリ登山道入口発→11:10ギアナ高地コル1330m→12:40クマネシリ」岩峰下→13:30クマネシリ頂上
→13:50クマネシリ岩峰上発→14:50ギアナコル→16:30車止め着
         
 道道88号線を走るとき、長い大地が寄り添っているのが、どうも気になっていた。見ればギアナ高地を連想させる珍しい地形。雪解け時期などは、雪が崩れ落ち険しい岩峰が黒々と顔を出している。あのテーブルに乗ってみたい・・・と積年思い描いていた。あきらめていた、その好機が訪れた。

 入山後すぐの美里別川の渡渉を心配したが、スノーブリッジが残っていてクリアできた。入山口549mから750m辺りまでの地形が、地図に表せない細かな沢地形で、
結構面倒だった。ギアナコル直下の急斜面は、作業道が走っていて、想像したより苦労しなかった。ギアナ高地コルに乗ったときは、積年の思いも手伝って、南クマネシリを始めとする景観に圧倒され、感激した。それから1時間20分のギアナ高地歩き4.6㎞は、好天と360度の絶景に恵まれ、この上なく楽しいものだった。迫りくるクマネシリ岩峰、攻略できる場所が見つからない。巻いてみてここか、、、というところからピッケル、アイゼンで取付くが、サクサクの雪で足場の確保もままならない。木をつかみ取って無理くり上がったところで、私はリタイア。〇関さんに先を委ねた。岩峰上から見るギアナ高地はやはり突出した景観を現していた。どこかにエンゼルホールが眠っているかもしれない。下りはよじ登った崖を慎重に下りて、もなか雪に悩まされながらも、スキーの利便性を発揮して下山。

 

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ギアナコルに上がると、正面に南クマネシリが現れる

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ギアナ高地を歩いて、本クマを目指します!

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直登は厳しいので、右から巻きます(><)

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クマネシリ山頂です。 西クマとピリベツ

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山頂から道東のギアナ高地を臨む

 

摩周湖北半周

2018年3月21日(水) 春分の日 天候 晴れ
 
■メンバー  O島、O関、他1名
 
■タイム 
清里峠(8:00)→裏摩周展望台(8:45)→606ポコ境界線(10:30)→701.1三角点(12:00)→休憩(12:40)→第三展望台(13:15)→第一展望台(13:55)
5時間55分(休憩40分含む)
 
 
5年ぶりに全面凍結した摩周湖を眺めながら、湖の北半周を反時計回りで歩きました。第一展望台に車をデポして清里峠に移動。裏摩周展望台までは除雪されていなので林道を歩く。裏摩周の展望台に来たのは初めてなので、摩周岳が目の前にドーンと見えて感動する。湖の外輪は心地の良い疎林、境界線の606ポコ辺りから、木が無くなり笹が出てくる。雪はしっかり繋がっているのでスキーで問題なく進めます。危険個所もなく気持ち良く歩いていると、701ポコの手前でシカの群れに遭遇する。30匹以上の大群、中々見れない珍しい光景です。サファリパークですね(^^)
701ポコは急登なのでスキーアイゼンで登りました。危険箇所ではないですが、ココが唯一の難所になります。スノシューは直登でサクサク登っていました。三角点のある701ポコまで来れば、あとは林道を歩くだけなので、ここでティータイムをとりました。山頂でゆっくりできるほど、道東も暖かくなってきました。もうすぐ春です。
天候にも恵まれ、楽しいツアー山行でした。

 
 
 

斜里岳(1547m)北西尾根

2018年3月17日~18日 天候 晴れ

メンバー 〇橋、〇智、〇野、〇関、〇井


一日目 テント場まで移動
12:30 豊里川横の林道から入り、鹿柵の前から登山開始。14:45玉石沢横のテント場(600)着

二日目 斜里岳頂上へ
7:00テント場発 11:00頂上着
15:30鹿柵前着

一日目 半分飲み会のつもりでゆっくりと登りました。少し斜里岳が見えるところでテントを張りました。〇橋さんが食当をしてくれ、美味しく、楽しい時間が過ごせました。

二日目 天気もよく、風もなく、雪が多くもないとても登りやすいコンディションでどんどん登っていけました。途中、北西尾根から北壁に向かう足跡があり、頂上で北壁に登った人たちに会いました。1000メートルを少し越えた辺りから、凍った場所が増えたため、アイゼンへはきかえました。
頂上までは不安な箇所もなく、とても快適に登れました。頂上からは北方領土、知床連山、流氷が見え、素晴らしい景色で、また来年も来たいと思いました。
北壁も機会があれば登りたいです。

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おはようございます。今日もいい天気です。

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ピーカンだぁ!

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海別岳と知床

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北西尾根を登ります

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山頂まであと少し

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北壁にトレースあり

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天気に恵まれ、とても楽しい山行でした(^^)