北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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クマネシリ(1585m)「道東のギアナ高地」経由

日 時 :2018年3月24日 晴れ
メ ンバー:〇関・〇池
コースタイム:7:30道道88号クマネシリ登山道入口発→11:10ギアナ高地コル1330m→12:40クマネシリ」岩峰下→13:30クマネシリ頂上
→13:50クマネシリ岩峰上発→14:50ギアナコル→16:30車止め着
         
 道道88号線を走るとき、長い大地が寄り添っているのが、どうも気になっていた。見ればギアナ高地を連想させる珍しい地形。雪解け時期などは、雪が崩れ落ち険しい岩峰が黒々と顔を出している。あのテーブルに乗ってみたい・・・と積年思い描いていた。あきらめていた、その好機が訪れた。

 入山後すぐの美里別川の渡渉を心配したが、スノーブリッジが残っていてクリアできた。入山口549mから750m辺りまでの地形が、地図に表せない細かな沢地形で、
結構面倒だった。ギアナコル直下の急斜面は、作業道が走っていて、想像したより苦労しなかった。ギアナ高地コルに乗ったときは、積年の思いも手伝って、南クマネシリを始めとする景観に圧倒され、感激した。それから1時間20分のギアナ高地歩き4.6㎞は、好天と360度の絶景に恵まれ、この上なく楽しいものだった。迫りくるクマネシリ岩峰、攻略できる場所が見つからない。巻いてみてここか、、、というところからピッケル、アイゼンで取付くが、サクサクの雪で足場の確保もままならない。木をつかみ取って無理くり上がったところで、私はリタイア。〇関さんに先を委ねた。岩峰上から見るギアナ高地はやはり突出した景観を現していた。どこかにエンゼルホールが眠っているかもしれない。下りはよじ登った崖を慎重に下りて、もなか雪に悩まされながらも、スキーの利便性を発揮して下山。

 

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ギアナコルに上がると、正面に南クマネシリが現れる

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ギアナ高地を歩いて、本クマを目指します!

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直登は厳しいので、右から巻きます(><)

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クマネシリ山頂です。 西クマとピリベツ

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山頂から道東のギアナ高地を臨む