北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。

北ア表銀座縦走 燕岳~大天井岳~槍ケ岳  涸沢岳~奥穂高岳

  • 2016/7/18~21  ●メンバー TN・Yamamoto・Okajima

<18日>快晴 中房温泉(7:30)〜燕岳(10:40)〜北燕岳〜燕山荘(泊)

 中房温泉を出発、樹林帯が蒸し暑く大量の汗が出てくる「今日から三日間風呂に入れないのに・・・・」。ふと、同じメンバーで行った昨年のオプタテの熱中症を思い出す。ベンチでの休憩のたびに水分と塩分の補給をしっかりする。

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 標高2,000くらいまで行くと暑さも落ち着き、合戦小屋で柄杓一杯だけ頂ける水で顔を洗いさっぱりする。標高差約1,300の北アの3大急登だが暑さを除けばたいした事はない。合戦小屋から1時間で燕山荘着。青空の中、槍ヶ岳と燕岳はもちろんだが他の山も360度揃って見る事ができ長時間の休憩になってしまう。

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 その後燕岳・北燕岳の山頂を踏み燕山荘に戻る。燕山荘は宿泊者が多くなく個室状態、しっかりビールとワインを補給して翌日備える事ができた。

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<19日>快晴 燕山荘(5:00)〜大天井岳〜西岳〜ヒュッテ大槍(13:40)

 槍ヶ岳を見ながらの表銀座を快適天空散歩〜と思っていたが考えが甘かった。大天井岳迄は普通だがそれから先はなかなの難所、西岳を過ぎてヘルメット着用、大下りからハシゴや鎖を使い約400?高度を下げてから東鎌尾根の荒々しい岩稜帯を垂直にちかい連続ハシゴや鎖や痩尾根を約500?ひたすら登る。銀座なのに数人の登山者しかいなかった訳がわかった。

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 少し疲れてヒュッテ大槍に到着、やはり宿泊者が多くなく個室状態だが敷き布団がとても冷たかった。翌日に備えてしっかりビールとワインを補給する。

 

<20日>快晴 ヒュッテ大槍(5:30)〜槍ヶ岳(6:30)〜槍沢〜横尾〜涸沢ヒュッテ(13:30) 

 いよいよ槍ヶ岳。ヘルメット着用で出発するが肩にある槍ヶ岳山荘までは特に危険はない。混んでいる時は数時間といわれる槍待ちも全くなくスムーズに最後の垂直ハシゴを登り山頂へ。青空の中360度遮るもののない展望で贅沢な気分になる。

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 涸沢迄行く予定だったので急かされるように槍ヶ岳を下山する。槍沢〜横尾〜本谷橋迄の樹林帯も暑く汗が流れる。この時期の北アの自分の制汗限界点は標高2,000?だと思った。 

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 本谷橋からは急な登りになり落石も多いのでヘルメットを着用する。槍ヶ岳から涸沢までの約15キロは長く感じた。涸沢ヒュッテでは地元中学生による涸沢音楽祭がありアルプスホルンの演奏会があった。穂高連峰を見ながらビールと日本酒を補給する。

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 酔っている自分をおいてTさん、Oさんが涸沢山岳総合相談所に行き翌日のルートを決めてくれる。両先輩のおかげで安全登山ができるんだなと感謝をすると同時に反省もする。涸沢ヒュッテも個室状態、予想どうりの良い山小屋だった。

 

<21日>晴れ 涸沢ヒュッテ(5:30)〜奥穂高岳(8:00)〜涸沢岳〜横尾〜徳沢〜上高地

 涸沢ヒュッテからザイデングラード経由で奥穂高山荘迄は数ヶ所危険な箇所があったが整備されていて歩きやすい。山荘から奥穂高岳迄も一部鎖やハシゴがあるが思っていたほどではなかった。奥穂高山頂は地元記者一名のみ。

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 間近に見える前穂高吊尾根や西穂高ジャンダルムの迫力に感動する。いつか行ってみたいなと思う。奥穂高を下山して涸沢岳山頂へ、ここで今回初めての雲による展望無しだった。

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 ヒュッテ涸沢から約16キロ先の上高地迄急いで下山する。松本行きの直行バスに乗りたい!初の北アルプスは好天気が続き、夏山シーズンなのに登山者が少なくゆったりとした登山ができました。