北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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丹沢 葛葉川本谷遡行

●2016/9/24(土) 曇り  ●メンバー N川・K野・Yamamoto・TN 

 せっかく本州に来たのにずっと天気予報が悪い。沢に入るような天候ではなかったが、増水して混濁している入渓口を見るためにタクシーで葛葉の泉まで行く。

 タクシーから見えた水無川は、年間300日は水が流れていないらしいが、常呂川並みに水量あり混濁している。あ〜もう沢はないな…と諦めた。

 葛葉の泉は市民が大きな容器をたくさん持って水を汲みに来ている。お茶に使うらしい。この葛葉の泉のすぐ横から入渓するのだが大量の土砂が流れたからかトラロープが張られていて立ち入りしてはいけない雰囲気。
 大先輩2名はトラロープは目に入らないようでスタスタと先に行ってしまい、慌てて追いかける。この沢の情報は、本とブログから収集したが、滝の連続で苔が少なく、アクアのフリクションがとても効き、ほとんどの滝は登れて楽しい。真夏にシャワークライミングするには最高だと思った。この日は、水量多目だが混濁はしていなかった。
 沢をつめて三の塔へ行くことも可能だが、午後から雨予報の為、沢の途中から表丹沢林道の橋へ上がって林道と登山道を使って下山する。

 この表丹沢林道は、アスファルトで緩やかに下っていてとても快適で、ついつい下り過ぎてしまい、林道が何股にも分かれた所に出て初めて地図をマジマジと見てルートを間違えたことに気づく。仕方ないので林道を登り返し始めたら地元の登山者に出会い、アケビを頂いたり、じねんじょのむかごを教えてもらい食べたり、珍しいツルニンジンの花を教えてもらったりと植物観察しながら一緒に登り返した。
 無事に葛葉の泉まで下山し、身体をチェックするとヒルが何匹も付いていて気持ち悪い。初めて見たが想像以上に気味が悪く、手で払うと、その払った手に付くから始末が悪い。宿に戻っても吸血していたり、スパッツ、タイツ、靴の隙間から出てきてメンタルやられそうな気分。  真夏の暑い日に東京へ遊びに行ったついでに沢登りするには最高だなと思った。ただし、ヒル対策は万全に・・   <尚>

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