北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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蘭越町 目国内岳~パンケ目国内川~

●2013/7/28   ●メンバー moco ・他1名  

●タイム 6:30出発→13:15F12大滝→15:20源頭着→16:40目国

      内岳山頂→17:30前目国内岳山頂→18:00下山
 前回同様の天気の中、身支度を整え出発した。水温が低く、石が滑る印象を受けたがテンポよくF5まで続く砂防ダムを越えて行く。前回休憩した時に撮ってもらった滝の前で同じポーズをしてみたが体重と年齢を重ねてしまった私がどう写っているのか怖いもの見たさだ。4年前新人だった私は怖さ知らずに、お助けを出されても拒否してドボンと落ちていた。怖さと楽しさと経験を積んだ今の私は見て触って考えて判断する。う~ん、成長したもんだ!!
 と、思いきやヘツリりきれずに深みにハマり、保険のつもりで出してもらったロープに助けられる。怖さも危険も知らなかった頃の方が躊躇なく進んでいた事も今は立ち止まってしまう事が増えたもんだと、回想しながら歩いた。前回はなかった大崩落があったり、またがって登った滝に架かった大木ももうなかったが、ザリガニの数が劇的に増えていた。色々な事を考えながら、最近出来るようになった腕組歩き(自分の腕を胸で組む)をしていたらバランスを崩して頭から転んだ(痛)。組んだ腕がほどけなかったのだ…。
 大雪渓を見て、水量の多さと水温の低さ、岩のヌメリはこの日の天気ばかりではない事がわかった。F12を大高巻きに手こずり、小滝を越えるとあとは源頭に向ってひた歩く。花の源頭に到着すると雨は一層強くなり、風が吹き荒れ、ガスで視界のない、前回と全く同じ景色が私達を迎えてくれた。私のザックの中にはドキドキとワクワクが満載だ。それは今も変わらないけど、4年前のこの山行をきっかけに私のザックは年々重くなっていった。数年後、またこの沢に来たいと思う。 <moco>

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