北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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東大雪山系・前天狗(1888m)

●2012/11/11   ●メンバー Y澤・他1   

●タイム 7:40 杉沢コース登山口→9:29 c1490(休憩) 9:48→12:03 前天狗(1888m) 
大休憩 12:41→13:34 天狗のコル(休憩) 13:47→15:30 登山口


 登山口の気温は-6°、凍って滑る丸木橋を渡ることから始まった。歩き出しは硬く凍りついた地面。木の根がやたらと滑る。c1200を越えると雪道となる。やがて完全にまっ白な世界となり、青空に樹氷が眩しい。小天狗下の岩場を下から回り込むとコル付近に泊組のパーティーがいた。
 前天狗の雪の斜面は硬くアイゼンなしでは直登は厳しい。高度が上がってくると、石狩岳の東面の山切カット模様が目を惹く。やがて前天狗の奥に尖端を青空に突き刺したニペソツが見え出す。稜線に上がるとウペペの北面も白と紺に塗り分けられ深い谷がなかなか凛々しい。
 前天狗のコルまで来ると天狗から続く北尾根、東壁がハッキリと望まれ、ここは本当に北海道かと思わせるものがある。前天狗の岩場を登り山頂直下まで行くとトムラウシ十勝岳連邦がグンと近くなり、トムラ東面はトムラウシ川に刻まれ複雑な地形を見せ
やはりどこから見てもオプタテはカッコいい。岩場基部まで下り、真昼の太陽の眩しさにとニペソツに目を細めながら飽きることなく見続けた。遠く、芦別岳~夕張岳も霞に島のように浮かんでいた。 <Y澤>

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