北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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ニペソツ山 (前天狗まで)

■日時・天候
2019年1月27日(日) 天候 快晴無風
■メンバー
O関 単独
■タイム
駐車地点(3:10)→登山口(4:10)→1662m(9:20)→コル(10:00)→前天狗(11:40)→下山開始(11:50)→1662m(13:30)→登山口(15:50)→下山(16:30)
登り:8時間30分 下り:4時間40分
行動時間:13時間10分

■所感
前日の裏アイス練習(ブルーウルフ)後に、その足で幌加除雪センターまで移動して前泊する。空は晴れていて星がきれい。しかし放射冷却で気温も-20℃となる…山中泊の良い練習になった。

午前2時に起床、寒いし眠いしで行動するのがつらい、取りあえず寝袋をしまって退路を絶つ。寒いのでテキパキ準備して3時にヘッテン付けて行動開始。夜に山を歩くのは初めてだが、ライトがあれば普通に歩ける。月明りもあるので、うっすらと山の輪郭も見えた。しばらくは林道と明瞭な登山道が導いてくれるので暗くても迷うことはない。ラッセルは膝下くらい。林道の脇を見るとまだ笹が出ているので、ショートカットせずに夏道を忠実に歩く。懸念していたスノーブリッジは繋がっており、無事に渡ることができた。眺めの良いところで日の出をむかえたかったが、中途半端なところで日の出となってしまう(泣)
樹林帯を抜けると、いよいよニペソツ山が見えてくる。予報通り快晴無風で絶好のコンディション。しかし、ラッセルやシートラで時間を取られてしまい前天狗までしか届かなかった。日帰りで山頂まで行く猛者もいますが、一般人は1泊しないと厳しい様です。
下山は登り返しが何ヵ所かあり、スキーの力をフルに発揮することができなかった。(記:O関)

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↑ 今日はココまで

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↑ 泥ゾーンは健在

 

北海道山岳連盟 氷壁研修会

2019年1月26日~27日 銀河の滝1段目にて

メンバー:N井、K子、T地、Y本、O島

イスクライミング講習会に参加してきました。
基本的なアイスアックスの振り方やビレイの方法を講師の方々に教えていただき
ました。

 リードの練習や「くるくるぽん」というスクリュー等を残置することなく懸垂下降す
る方法等の実践的な技術を教えてもらったり、他の山岳会の方とも交流ができた
りと、北見山岳会の山行だけでは体験できない貴重な経験をさせていただきました。

(記:N井)

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層雲峡 ブルーウルフの滝

1月26日(土) 曇り

層雲峡 ブルーウルフの滝
発電所(8:45)~基部(10:30)~リード開始(11:00)~撤収(16:00)

メンバー M月、O関、O友、K藤

発電所のところが、除雪されていたので、車を停めてスキー、スノーシューで、アプローチ開始。今年は雪が少ないため、渡渉する場所の見極めが難しく、結局、行きは砂防ダムのところで、歩いて渡った。
初めて見るブルーウルフは美しく、何度も写真撮影。滝の表面は立っていて、登りづらくリードも大変そう。中間の高さまでアイススクリューを打ったところで断念して、滝に向かって左側端へルート変更。O関さんとM月さんが滝の上まで登る間に、最初に中間の高さまでとった支点を使って、O友さんと私は登はんの練習をさせてもらった。時間が足りず、滝の上まで登るチャンスは無かったけど、何度も登る練習ができ、初心者の私にはちょうど良かった。(記:K藤)

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雪崩トランシーバー・雪上搬送訓練

1月20日(日)

■参加者:O島、N井、K村、A池、I井、T地、T橋(K)、Y本、G藤、S藤

■講習内容

  9時~ :2班に分かれて雪崩トランシーバーを使い遭難者を発見する。

  10時~11時30分 発見した傷病者を手当てし、ツエルトを使い雪上を搬送する。

■所感

  昨年も雪崩トランシーバーの訓練はしたが今年はK村氏を講師に搬送訓練を2回行う。1回目は傷病者(K)の手当て後ツエルトを使用し搬送する。

2回目も同じ搬送だがK村氏の指導の下いっそう綺麗に早く搬送することが出来た。

(記:S藤)

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 プローブヒット!

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↑ 傷病者に湯タンポを!

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↑ みのむしのKさん。 

 

 

笠山 1282m

2019年1月14日(月曜日) 天候 快晴
メンバー Y本、T地(スノーシュ組)

登り1時間50分、下り40分


C1178mまでスキーのトレースが残っており、それを使わせてもらう。その後も足首〜脛くらいのラッセルで楽である。快晴無風で展望が良い。スキーで滑るにはブッシュが出ていて雪不足のようだが、スノーシューにはちょうど良い積雪量。(記 T地)

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メンバー:A池、T橋(K)(スキー組)

 

T地さんたちに遅れて出発。トレースをたどるが、ここは登り始めから急斜面。
他に誰もいないのは?昨年は結構いたのに。細かいジグを切るトレースから1008mのポコへ。
この先は細尾根で歩きにくい。途中札幌から来たという3人組に抜かれる。尾根からは天塩が真っ白に見え表大雪、ほかぐるっと山が見えきれいだ。途中下りてくるT地さんたちに遭遇。やっぱり早い。山頂手前の沢を滑る予定が
山頂からの尾根を滑り登り返す。雪が少なく昨年の斜面もなんだか木がうるさそうで滑らなかった。
下りも来たルートを降り、1008mのポコから沢筋を下りるが、雪が少なくぼこぼこ。最後は沢の開いているところもあり
トラバース気味に降り道路に着いた。山日和なのにスキーには物足りない日だった。
(記:T橋)

雌阿寒岳(野中温泉コース)

 

1月4日(金) 晴れ
雌阿寒岳 (野中温泉コース)
野中温泉登山口(9:00)➡山頂(11:40~11:50)➡野中温泉登山口(13:30)
登り2時間40分、下り1時間40分

メンバー M越、K藤

昨年、12/21、噴火警戒レベルが、1➡2へ引き下げられたので、久しぶりにアイゼン歩行練習のため、雌阿寒岳へ行ってきた。この日は、自分たちを含めて、3パーティが入山。気温は低く、雪の上を歩くと、キュッ、キュッと音がする。
雪が例年より、ずっと少ないため、スノーシューは使わずに、最初からアイゼンを装着。ハイマツが出ていたため、夏道を歩いた。アイゼンが、しっかり地面の雪を捉えて、気持ちが良いと思っていたら、何でもない平らなところで、前爪を引っかけて2回転倒した。急斜面で、うっかり転落しないように、練習が必要と思った。山頂は晴れて見張らしは良いが、風か冷たいため、すぐに下山開始した。往復路でアイゼンを付けて歩いたお陰で、その重さと、用途をしっかり体感することができた。

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