2018年8月19日 晴れ/雨
参加者 〇井、〇口
出発7:15→小泉岳10:00→赤岳10:20~10:50→下山13:00
残雪を踏みしめて登ったり、新雪を踏みしめて登ったり、エゾコザクラが咲いていたり、アキノキリンソウが咲いていたり、季節観がめちゃくちゃ。オマケに晴れたと思えば雨が降る、とにかく風が強い。何とか小泉岳まで来るが白雲岳は厚いべ-ルに包まれて見えない。登山意欲をそがれて撤退した。
(記・〇口)
2018年8月19日 晴れ/雨
参加者 〇井、〇口
出発7:15→小泉岳10:00→赤岳10:20~10:50→下山13:00
残雪を踏みしめて登ったり、新雪を踏みしめて登ったり、エゾコザクラが咲いていたり、アキノキリンソウが咲いていたり、季節観がめちゃくちゃ。オマケに晴れたと思えば雨が降る、とにかく風が強い。何とか小泉岳まで来るが白雲岳は厚いべ-ルに包まれて見えない。登山意欲をそがれて撤退した。
(記・〇口)
8月18日(土曜日)曇りのち晴れ
層雲峡駅(7:20)~ロープウェイ&リフト➡黒岳7合目(7:55)➡黒岳山頂(8:55)➡北鎮岳(10:40~11:05)➡黒岳石室(12:10~12:30)➡黒岳7合目(13:40)
メンバー 〇藤、〇越、〇山、K
久しぶりの表大雪での山行を楽しみにしていたが、ガスがかかって山は見えない。黒岳山頂では、風も冷たく気温も低く、ニット帽や冬用グローブが必要だった。
リフトの終点では、リスが2匹、足元近くまで寄ってきて、なかなか逃げない。
岩場を歩いていると、なきウサギの鳴き声が聞こえるけど、姿は見られなくて残念。
北鎮岳には前日まで降った雪が所々に残り、紅葉前なのに冬が来てしまった感じがした。山頂では、風とガスのため視界不良で、二人の単独の登山者が、道を尋ねてきた。北鎮岳分岐の看板が老朽化して解りづらくて迷っていたみたい。
時々、雲間からのぞく景色に、御鉢を回ろうかと心揺れたが、風が強まる恐れや、ガスや積雪でルート不明瞭なことから、引き返すことにした。
楽しみにしていたお花は少ない。外国人登山者は、結構多い。素足に短パンを履いた軽装の人も。60人のボランティアの方が、土嚢を作る作業を行っていた。
次回は天候が良い日に、紅葉を楽しみに訪れたい。
(記:K)
■日時・天候
2018年8月13日(月) 天候 曇りのち雨
■メンバー
単独
■タイム(京極コース)
駐車場(5:50)→山頂(9:30)→御鉢巡り(10:50)→下山(13:30)
登り:3時間40分 下り:2時間40分
■所感
朝4時に起床すると小雨が降ってる。雨が上がるのを待ちながら、のんびりと支度して、雨が止んだタイミングで登山口へと向かう。
京極の駐車場には5~6台の車。雨で登山道はドロドロでしたが、良く整備されており快適。7合目からは黒岳のように岩がゴロゴロしてきますが、特に危険個所はないです。ガスで何も見えないので、黙々と登り山頂に到着。
予定よりも早く登れたので、時計周りでお鉢巡りをしてみる。東面は岩でゴツゴツして歩きにくいですが、西側は普通の土で歩きやすく、お花も沢山咲いていました。
真狩コース分岐まで来ると、避難小屋が見える。旧避難小屋は解体されて、さら地になっていましたが、テント泊できないみたいです。(植生を戻すため?) 風景やお花を見ながら、のんびり1時間ほどかけて1周歩いてから下山しました。
(記:〇関)
メンバー:TK、OM
8月10日 金
早朝3:30車で北見を出て、千歳~新潟の飛行機に乗る。新潟駅でガスを買い、電車、ローカル列車を乗り継ぎ、山形県小国町まで行く。小国駅からバスで登山口の宿、飯豊山荘に着いたのは15:15頃。山の奥深いところだ。遠い。
↑ 飯豊山荘行きバスはピンクでかわいい
↑ 飯豊山荘 源泉かけ流しで良いお湯でした。
山荘は温泉があり、皆登山者ばかり。大阪からのパーティは梶川尾根を行くという。単独男性は同じ石転ビ沢コースで御西小屋まで行くらしい。山荘に泊まっているのは全部で12人ほどと人は少ない。近くに素泊まりの天狗平ロッジもあり、何人かいたようだ。
今時期の東北はそれにしても蒸し暑い。早めに寝るも8時過ぎに目が覚める。明日からの天気は良い予報だったが、雷がずいぶん光っていた。
8月11日 土 曇り時々霧雨のち晴れ
5:00山荘出発~6:10滝沢出会い~石転ビ沢出会い8:00~梅花皮山荘11:30 6時間半
12:15梅花皮小屋~北股岳(2025m)12:40 ~梅花皮小屋(下り15分)
山の日だったので、山荘すぐそばの登山口では地元の山岳会の人や警察が出ていて、
飴や水をふるまい、安全登山を呼びかけていた。メールで情報をくれた会長さんもいた。
雪渓があるのでアイゼンピッケルが必要と言われ、ほかの登山者の山行を調べて今回は12本アイゼンとピッケル持参。重い。
小屋は避難小屋なので、食料も持参。少しでも軽くしようと寝袋は持たず、シェラフカバーと防寒着ですます。
食料はほとんどアルファ米とラーメンとパウチのおかずで軽量化。
曇り空の中、林道をしばらく行く。蒸し暑くて汗が出るし、虫が多いがブナ林がきれいで歩きやすい。温身平から梅花皮沢沿いにいよいよ登山道、アップダウンもあり、急な巻道、崩れやすいトラバースとなかなか厳しい。
あてにしていた途中のおいしい水は、ちょろちょろとしか出てないが、ここで水を汲む。石転ビ沢出会手前から雪渓が出てきたので乗り、崩壊が激しいので門内沢を進み回り込むように石転ビ沢に入る。霧雨が降り出し、ガスが出て上が見えにくい。
沢を飛び石で渡渉し右岸に渡り、夏道を登り、雪渓が出てきたところは緩やかなのでそのまま雪渓をのぼり、斜度が出てきたところでアイゼンを付け、ピッケルを持つ。段々青空も見えだし、景色が見える。暑さにばて気味だったが、雪渓の上は涼しくて、荷物は増えたが、こちらのコースで良かったと思った。北股沢へ迷い込む人が多いと聞いていたので慎重にコースを確認しながら進む。中の島手前で雪がなくなり、アイゼンを付けてたのは結局1時間半だった。
↑ 雪渓の上は涼しい。
稜線に近づくにつれ急になるので登りっぱなしが足に来る。花が増え、ふと見ると小屋がすぐ間近に見える。ようやく稜線の小屋に着いた。小屋の周りはマツムシソウとツリガネソウの大群落。
まだ昼前で御西小屋まで行けそうだったが、梅花皮小屋に泊まることにする。小屋は避難小屋ながら二階建て、とても頑丈できれいだ。
↑ 管理人さん毎朝掃除されている綺麗な水洗トイレ!
↑ 安着祝いをしていたら、管理人さんが枝豆を差し入れしてくれました。
↑ 稜線より石転ビ沢を見下ろす
小屋の中にある。隣には管理人棟。管理人の女性と山岳救助隊の男性がいた。まだ誰もいないので2階の端に場所を確保。
水場は数分のところにあり、途中ヒメウスユキソウが咲いていた。荷物を置いてすぐ隣の北股岳に登る。天気も良くなり、いろんな種類の花が一面に咲き、のんびり山頂へ。
雲がまだ取れないが途中、登ってきた石転ビ沢が見える。このコースは後から数人が登ってくるくらいで、静かな山域だった。
小屋は50人泊まれるらしいが、20数人くらいしか結局来なかったので余裕だった。小屋の前からは朝日連峰が、その奥に月山と鳥海山の山頂が見えてた。そして翌日行く大日岳も見えてくる。予備日に行く予定の磐梯山も見えた。
ペルセウス流星群の時期と聞いていたので、8時過ぎに外に出てみると一面の星空。天の川もくっきり。何人か出てきて一緒に星空を楽しんだ。
流れ星何個か見たけど、さすがに夜は寒くて長居はできないかった。晴れているのに、新潟方面は雷の稲光がすごかった。
山形側は雲海がでて、これまたきれいだった。小屋は寝袋なしでさほど寒くなかった。
8月12日 日 晴れ
5:30梅花皮小屋~梅花皮岳(2016m)6:20烏帽子岳(2018m)~8:30御西小屋~ 8:50~9:50大日岳(2128m) ~10:10~
11:15御西小屋~御西岳(2013m)13:00駒形山(2038m)~13:30飯豊山(2105m)~14:00本山小屋
朝から天気がいい。小屋の目の前の梅花皮岳へ登り、今年の標高、2018mの烏帽子岳に1時間ほどで到着。
アップダウンあるけど、大雪山のような、なだらかな稜線がずっと延び、飯豊連峰最高峰の大日岳や飯豊山も良く見える。
急な沢が何本も襞のようにあるのは日高のようだ。
御西小屋に近づくとイイデリンドウが!今回お目当ての花に出会えた。ミヤマリンドウより色が薄くて大きい。
所々雪渓とチングルマの穂など、もう半月早ければ一面花畑だっただろう。ニッコウキスゲもまだ残っていた。
朝から蒸し暑く、すぐのどが渇き、水をどんどん飲んでしまう。熱中症にならないよう塩飴も舐める、なかなか足が上がらず暑い!と言いながら歩く。御西小屋に荷物を置き、サブザックで大日岳へ。
↑ サブバックで大日岳までピストン。左奥は牛首山
山頂は風が気持ちよい。風の当たらないところは本当に暑い。。。。下りもばてた。小屋に戻り日陰で休憩する。
御西小屋は小ぶりだが、やはりいい小屋だ。トイレはあまりきれいではない。小屋からすぐの登山道を3.4分下りたところが水場で、冷たくておいしい。
この先どのくらい飲むかわからないので多めに持つ。なだらかな道で左に踏み跡があるところを通り過ぎたとき、御西岳があったと気が付き戻り、山らしくない山頂の三角点を見つける。
↑ 御西山の三角点 後ろに飯豊本山が見えている。
駒形山手前までは緩やかな道で、ここを超えると飯豊山の本山。人がたくさんいた。
一日いい天気で、花も景色も素晴らしいところだ。山頂でかなりのんびりし、パノラマを楽しむ。
山頂にいると沢装備の人が3人到着。沢の中で2泊したらしい。後から聞いたら東京の山岳会のようで、何パーティかに分れ、それぞれ沢を詰め、本山小屋で待ち合わせしてたそうだ。
飯豊、朝日連峰は沢のメッカだそうだが、長くて厳しいので休みの長いお盆に来るらしい。山頂から15分ほどで本山小屋に着く。
今日はかなり混んで、後から後から人が来る。ここには神社もあり、小屋に入れない人たちは神社の建物に泊まっていた。
ビール800円!冷たくておいしかった。管理人が水場の下の沢から雪渓を取って冷やしているそうだ。
夕方、水を取に5分くらいの水場に行くと激混み。ちょろちょろしか出ていないので、溜まるまで時間がかかる。結局並んで汲み終わるまで1時間かかった。
夕日を眺め、夜中過ぎにはまた流星群を見に、OMさんとがっつり着込んで外にでる。今日は流れ星をかなり見た。
新潟側や福島側にも街の明かりが見える。梅花皮小屋あたりは人が少なく静かだったが、飯豊山は百名山、御沢や弥平四郎登山口から1泊2日で
登る人が多いので、大賑わいだった。小屋が混んで男性の隣は気の毒に思ったのか、2階出入り口の個室みたいなところに案内されで、
4人は寝れそうな場所を二人で独占で来てラッキーだった。ここのトイレは外にあるが、やっぱり水洗だった。
↑ 飯豊本山神社
8月13日 月 晴れ時々曇り
6:20小屋~種蒔山(1791m)~三国小屋~地蔵山(1485m)~12:40御沢登山口キャンプ場
部屋の出入り口を開けると朝日が目の前に見えると昨日、管理人に聞いたので、明るくなり戸を開けると丁度登り始めたところ。
14:45のバスに乗る予定だから朝はのんびり。ほとんどの人は朝早く出発していなくなった。
この日もどんどん人が登ってくる。親子連れも何組かいたし、若い人も多い。切合小屋の水場も小屋の前にホースを引いているがちょろちょろとあまり多くない。タオルを濡らし、水を足す。三国小屋を過ぎると、剣ヶ峰と呼ばれる鎖、はしごと岩場があり変化に富んでいる。ちょっと北アルプスみたいで楽しい。急な道も多く登りも辛そうだ。
地蔵山の分岐に荷物を置いて10分くらい地蔵山に向かうがお地蔵さんが1体あっただけで、三角点は見つからなかった。
分岐から下がったところに水場があるが、ここも水の流れが少ない。そしてアブが多くて何か所か刺される。これが後々かゆくて参った。
長坂尾根を汗だくになりながら下りる。ブナ林がきれいだが、疲れて飽きるし登山口までが長かった。登山口からきれいな林道歩きで御沢キャンプ場。
車で来るとここまで入れるので、たくさん車があった。ここから30分ほどの川入にバス停があるが、時間があるので管理棟の中で荷物の片付けをしていると
小雨がぱらついた。今回は雨にほとんど当たらず合羽を着ることもなくラッキーだった。
バスで15分の温泉で知り合いと待ち合わせだったが、キャンプ場まで迎えに来てくれ、ありがたかった。下は大雨で心配したらしい。
川入は民宿が1軒営業してるくらいで、ほどんど人がいない集落らしい。
「いいでの湯」で久しぶりにさっぱり。3日間それほど時間を長く歩いていないのに、初日からの暑さのせいなのかかなり疲れたが、充実した山行だった。
飯豊連峰は、奥深く、アクセスが悪いのと、避難小屋で荷物も多くなるのでなかなか行けないでいた。
変化に飛んだコースの縦走ができ、期待以上のいい山だった。避難小屋も立派で、トイレットペーパーも常備されてたし、
管理人がいる間は、カップめんとかビールが売っているし、予約しお金を出せばご飯や布団も提供してもらえる小屋もある。
今回の一番の難所は蒸し暑さだった。雪渓は、軽アイゼンでも良かったし、ピッケルも必要ないくらいだったが、雪の状態によるのだろう。
2018年8月12日(日曜日) 天候 曇り時々晴れ
メンバー 〇本、〇地
駐車場4時20分〜取水ダム5時〜5時05分〜ヌカビラ岳7時35分〜北戸蔦別岳8時05分〜15分〜1967峰10時25分〜45分〜北戸蔦別岳12時50分〜取水ダム15時40分〜駐車場16時20分
行動時間12時間(休憩含む)
11日夜に北見出発。登山口で30分仮眠する。登山口には20台以上の車があり、暗いうちから出発している。登山道はフキや草がおおい被り服がべちょべちょになる。ほとんどガスの中で全くやる気が出ず、北戸蔦別岳で止めてもいいかなと、考えながら登る。
トッタの泉は前日に雨が降ったためか、水量は多い。プラティパスに、あっという間に貯まりそう。ガラスのコップが置いてあったので、ごくごくと二杯飲む。冷たくて美味しい。トッタの泉にツエルト一張りあり。
戸蔦別岳の手前と山頂にはテント数張り、満員御礼状態。テント泊で計画していたら張る場所がなかったかも…
1967峰へは、踏み跡にハイマツや笹が被り見えないが、手で払い除けると明瞭な道がある。ハイマツの高さは膝下〜背丈までと様々。手足使っての全身運動になり体力を消耗する。C1856には3張り位のテンバあり。ここから急斜面を下りカールをトラバースするのだが、笹で滑る。熊の掘り返しと糞が多い。復路では疲れており、何度か転倒した。1967峰が近くなるとキレット風の岩場も出てきて楽しい。昔はきちんとした登山道だったのか、岩の上に消えかけた古いマーキングが残っている。
■日時・天候
2018年8月5日(日) 天候 晴れ
■メンバー
〇川(会長)、〇井、〇関 計3名
■タイム
砂防ダム(9:00)→F1(9:30)→F1上(10:30)→チョックストーン(12:10)→チョックストーン上(13:30)→沢終了(14:10)→下山(15:10)
登り:5時間10分 下り:1時間
■所感
"電気の沢" 名前の由来は諸説あるそうですが、夏でも水温が低く、しびれるように冷たい(=電気が走る)ところから来ているとのこと。当日は水温も上がっていたため電気が走らずに済みました。1週間前が猛暑日だったのでタイミングが良かったみたいです。今日は我々を含めて4パーティーが入っていました。大人気の沢です(^^)
砂防ダムをまいて適当なところから入渓する。F1までは大きな岩がゴロゴロしており、スタートから気を抜けない。
F1 巻いても良かったのですが、せっかくなので直登してみる。へつりはいやらしいですが、滝の横まで来れば手がかりがあるので何とか登れる。(先行パーティーが登るまで待機)
F1を登り、ここから函に入っていく。そこは緑に苔むした柱状節理が両側に高く迫り、まさに緑の廊下。素晴らしい絶景に感動する。
函の中は難易度の高いへつりが多数、攻めの姿勢で挑むも、何度かドボンする。この沢、すごい楽しい!! アドレナリン全開で夢中になって進む。
最後の難所、チョックストーンは両側から水が流れている。以前は水が流れていない左岸を登ったそうですが、今はそれもできない。わずかに水量が少ない? 右岸から登ってみる。釜も深いので、バイルを投げてロープを手繰りながら滝の下まで泳ぎ、壁に取り付く。そこからはゴボウ&チムニーで、無理くり這い上がりました。滝の水圧もあり、けっこう厳しかったです(^^;)
チョックストーン以降は難所もなく、少し進むと函の出口となります。
初めての電気の沢、無事に登りきることができました。まだまだ登攀力が不足していることを痛感したため、もっと練習したいと思います(^^)