北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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知西別岳1317m

5/4(金)知西別岳1317m 羅臼湖コース

メンバー:O関、N野、O島
 
羅臼湖入口10:30→11:30スノーブリッジ→12:20C1005スキーアイゼン装着→13:10山頂13:30→15:00羅臼湖入口
 
ウトロはゲート待ちの時間まで雨が降っていてやる気ゼロだったが、峠に車を走らせているうちにみるみる晴れてきた!
大沢は藪がではじめる900くらいもまだもちそうだったので、もうしばらく行けそう。羅臼天頂は去年の同時期に比べて真っ黒だった。

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           あやしいスノーブリッジ・帰りは使わない事に・・。

                天頂は黒い・・。

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             稜線にあがったところで羅臼と天頂をバックに

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             山頂コーラがお気に入りの2人 急速にガス

 

 

 

剣山(1205m)

2018年5月2日(水) 曇り メンバー Ku・KT  登山口(7:00)➡剣岳山頂(9:40~10:20)➡

           登山口(12:00) 登り 2時間40分、 下り 1時間20分

 楽古岳を予定していたが、前日に楽古岳登山口にある小屋を利用するのと、下見を兼ねて林道を車で走っていると、道の途中で突然ピンクテープが張られていた。道の左側は高い崖でコンクリートで固めてあるが、下の部分が崩れ消失しており、全体が非常に不安定な状態になっている。そのため、これ以上先に進むのは危険と判断して、行き先を芽室町の剣山へ変更。

 剣山の斜面には、雪渓がだいぶん残っているが、固く締まっていて踏み抜くことなく、歩きやすい。雪渓の上には、ちょっと前に通ったと思われる熊の鋭利な爪跡を発見。進む先々に熊の足跡が続いているため緊張するも、笛を吹きながら熊さんが回避してくれることを期待して登る。まるで熊さんも山頂を目指しているかのように足跡は続いていて、もしかすると山頂手前の梯子を登る熊さんを目撃するのではないかと二人で想像したが、その姿は確認できなかった。
 山頂はガスがかかり景色は挑めなかったが、私達以外は誰もおらず、ゆっくり昼食を摂ることができた。  <KT>

 

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ピンネシリ岳~吉田岳~アポイ岳

2018年5月1日(火) 晴れ時々曇り  メンバー Ku・KT

ピンネシリ登山口(7:30)➡ピンネシリ岳山頂(9:35)➡吉田岳山頂(11:20~11:40)➡アポイ岳(12:20~12:45)➡アポイ岳登山口(14:20)  全行動時間 7時間

 

 前日からアポイキャンプ場まで車2台で移動して車中泊。当日朝、キャンプ場に車1台停めて、もう1台でピンネシリ岳登山口へ向かう。移動中にお喋りに夢中になり、登山口へ向かう看板を見過ごして通過してしまうが、山からどんどん離れていることに気付いて引き返す。 林道は登山口より数百メートル手前に雪渓があり、車を停めて、そこから徒歩スタート。登山道は確認できる程度あるが、雪渓に覆われて不明瞭になっている。

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 Kuさんが事前にルートや林道の詳細な情況を調べてくれていたので、とても心強い。
笹薮にダニがいることを予想していたが、意外にもハイマツを漕いでいると、必ず数匹のダニが服に付いてくるので、気持ち悪い。雪渓もたくさん残っていて、まだ肌寒いGW中にダニがいるなんて想定外だ。

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 岩場では、数回、「ピチッ」という鳴きうさぎの鳴き声を聞くも、姿は見られなかった。先月28日に、北大雪の天狗山でも鳴きうさぎの声を聞いたことから、鳴きうさぎが、北海道で広く分布していることが、判った。他には、子供の叫び声のような鳴き声の鳥がいて、非常に不気味だった。

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 ピンネシリ~吉田岳の間の尾根には雪も無くなり、地面からの地熱を感じるくらい暑い。アポイアズマギク、エゾキスミレ、アポイキンバイ等のお花もちらほら見られた。
吉田岳に到着した時には、二人共、疲労のため無口になるが、少し早目に昼食を摂り元気を取り戻した。
 アポイ岳は、人気の観光名所だけあって、登山客も多く賑わっているが、吉田岳~ピンネシリ岳まで足を運ぶ人は少ないよう。今回、Kuさんの提案で下山時に道迷いが多い事を考慮して、ピンネシリ➡アポイへと縦走を行ったので、不安な場面も無く安全に下山できて正解だった。お花が身頃のシーズンにまた訪れたい。  <KT>

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利尻山(北峰) 1719m

■日時・天候
2018年5月1日(火) 天候 晴れ
■メンバー
〇関 単独
■タイム
鴛泊登山口(4:30)→950m(6:30)→1250mポコ(8:00)→1620m(10:00)→山頂北峰(10:30)→下山開始(11:30)→下山(13:20)
登り:7時間00分 下り:1時間50分

■所感
風もなく天気は良好、登山口へ向かう車から利尻山がバッチリ見える。今日こそは行ける!と、登頂を確信する。登山口から少し入り、雪が出てきたところでスキーを装着する。樹林帯は昨日の強風で落下した枝や倒木多数のため、それをさけながら登り950mからシートラを開始する。長官山手前の尾根から夏道に合流する予定でしたが、予想以上にハイマツが出ていたため1250mポコの沢を登ることにする。急登でしたが、ほど良く雪が緩んでいたためサクサク登れる。斜度は羅臼の南西ルンゼより少し緩いくらいかな?ここを上がると、いよいよ山頂が見えてくる。スキーで小屋まで滑り下りて、1620mまでシートラしたところでスキーをデポする。気温も上がり雪がぬかってきたため、滑落の危険もなくスムーズに山頂(北峰)に到着しました。南峰(1721m)は崩落が進んでいて危険を感じたため登りませんでした。今回は単独でしたので滑落したときのリスクを考えると先に進めませんでした。北峰が一般的な山頂とされているので良しとします(^^)
山頂は360度の絶景、風もなくポカポカ陽気でしたので、時間の許す限り景色を堪能しました。お楽しみのスキーは海に向かって滑降!雪もザラメで文句なしのコンディションでした。
3度目にしてようやく登頂、天気に翻弄される難しい山ですが、何度でも登りたい山になりました。次回はお花の咲く季節に行きたいですね。

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天候は良好。今日こそは登頂します!

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樹林帯は昨日の強風で、枝やら倒木多数

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長官山までの尾根はハイマツが出ているので沢を詰めます

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シートラで登ります

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なんて神々しいんだろうか、息をのむ美しさです。

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礼文島樺太は見えず

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9合目は土が出ていました

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いよいよ山頂です

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3度目にしてようやく山頂に立てました (^^)うれしー

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ロウソク岩 すごい高度感です(><) 怖いよー

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お楽しみの滑降、海に向かってドロップ!

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利尻山ありがとう。また来ます!

朝陽山 (1370m)

2018年4月30日(月) 晴れ時々曇り メンバー S山・Ku・KT  

ロープウェイ駐車場(8:30)➡朝陽山山頂(11:00~11:30)➡登山口(13:30) 行動時間 5時間

 

 登山口から登り斜面に雪はほとんど見られないが、一応スノーシューを担いでスタート。北側の急な斜面には雪渓があり、ツボで登るが、所々で腐れ雪となっていて、この日一番の難所となる。山頂付近の尾根に出ると天候も良く、澄みきった空に大雪山系が一望できる。
 風も穏やかで心地よく、山頂でのんびりと昼食をとりながら素晴らしい景色を堪能する。  <KT>

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浜益暑寒縦走

浜益地区幌→浜益御殿(1038.8m)→浜益岳(1257.8m)→ 群別岳(1376.4m) →暑寒別岳(1491.6m)→暑寒山荘 

メンバー:K子、O島、他2
 
2018年4月28日(土) 暑寒荘 1台デポ 浜益キャンプ場でテン泊
 
4月29日(日) 天候 晴れ
幌床丹線合流地点付近6:45 →9:50浜益御殿 10:00→11:35 浜益岳 12:0515:15 暑寒別川570右股源流部C1065、BC
 
4月30日(月) 天候 晴れ時々曇り、強風
4:00 起床、朝食、テント撤収
5:55 BC発→6:20 群別北尾根C1200シーデポ 6:35→→7:15 群別岳 7:25→7:40 デポ地 8:10→9:55 ホンジャマ平→10:30 暑寒別南尾根C1290JP→11:30東尾根1400 11:45→12:30 大斜面箸別尾根C1440 12:50→13:35 山荘 
 
1日目は快晴で浜益岳までは、たくさんの登山客がいた。スキーよりもツボ足スノーシューの方が多かった。浜益岳は綺麗な面の斜面が多く、特に山頂からの北東面はこれを素通りするのが苦しいほど魅力的な斜面で、次回はここを滑るために来ようと誓った。テン泊装備がじわじわこたえる。テン場予定地の群別岳北尾根のコルが間近にせまった頃予報通り風が強くなり、稜線でテントを張れないと判断。引きかえして沢の中の雪庇の下で三方壁になるようブロックを積んだ。

 
 
2日目、群別を東のコルから登ると特に厳しいところもない。逆に北西側からの奥徳富はかなり厳しそう・・。風もあり暑寒まで時間がかかりそうなので今回はパスした。
心配してた藪漕ぎもなく念願のホンジャマ平を通過して、順調に暑寒の南尾根に取りついた。あとは1時間もかからず暑寒の山頂について、1時間もかからず滑り下りれると思ったのに。経験した事のない爆風に2時間格闘する事になるとは。なぜか目の前の斜面だけが茶色・・。崖の下の砂利が風で舞い上がっているからだった。雪と砂利が混じったものがバチバチ当たる中、とてもじゃないが標高をあげて稜線に出る事なんて考えられない。男性陣は沢の中でアイゼンに履き替えてシートラしていた。私とK子さんは急斜面の沢はスキーでしのぎ、尾根に出て平らなところで悩んだ結果、シートラ、アイゼンにしたが、立ってザックを背負うことができずザックを置いて寝転がって背負った。ところがスキーを担ぐと男性陣と違ってスキーがあおられて全然進めなくなった。風が弱まるタイミングで数歩進んでは耐風姿勢を繰り返しているうちに、雪面に砂利がなくなってだんだん風の当たりもましになっていき、見覚えのある大斜面の上に立つと普通の風になって、他の登山客が登っている。さっきの爆風は現実?と思うくらい平和で暑かった。暑寒荘に着いてウェアを脱ぐと砂利が落ちてきた。
 

 

 

利尻山(1721m)

2018年4月29日(日曜日) 天候 快晴 メンバー Y本・TN・会員外1名

<行動>4時50分鴛泊登山口~7時40分長官山~7時50分~8時30分九合目~8時40分~9時30分頂上~9時50分~12時30分登山口

 強風の天気予報で当日の天候に不安があったが微風で青空。登山口から踏み跡やスノーモービルの跡を追って歩く。これが失敗の原因となり、本来楽に登れる沢筋の隣の沢を行ってしまい、けっこうな藪漕ぎを2度することになる。まさか藪漕ぎするとは思っていなかったので、ザックにスノーシュー、ストックなどを外付けしていたため引っかかって進めない。
 9合目からは雪というより氷の斜面。この頃より少しずつ雲がわいてきて、半分雲海、半分青空で海が綺麗に見える。頂上は無風で暖かい。
 下山は時々踏み貫きしたがスノーシューは使わずに歩ける。下山のルートは本来のルートと思われる沢を足でスキーのように滑る。宿に戻ると夕方より爆風になり、朝になっても止まない。利尻の風の強さに驚きましたが、普通のことらしい。

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