剣山(1205m)
2018年5月2日(水) 曇り メンバー Ku・KT 登山口(7:00)➡剣岳山頂(9:40~10:20)➡
登山口(12:00) 登り 2時間40分、 下り 1時間20分
楽古岳を予定していたが、前日に楽古岳登山口にある小屋を利用するのと、下見を兼ねて林道を車で走っていると、道の途中で突然ピンクテープが張られていた。道の左側は高い崖でコンクリートで固めてあるが、下の部分が崩れ消失しており、全体が非常に不安定な状態になっている。そのため、これ以上先に進むのは危険と判断して、行き先を芽室町の剣山へ変更。
剣山の斜面には、雪渓がだいぶん残っているが、固く締まっていて踏み抜くことなく、歩きやすい。雪渓の上には、ちょっと前に通ったと思われる熊の鋭利な爪跡を発見。進む先々に熊の足跡が続いているため緊張するも、笛を吹きながら熊さんが回避してくれることを期待して登る。まるで熊さんも山頂を目指しているかのように足跡は続いていて、もしかすると山頂手前の梯子を登る熊さんを目撃するのではないかと二人で想像したが、その姿は確認できなかった。
山頂はガスがかかり景色は挑めなかったが、私達以外は誰もおらず、ゆっくり昼食を摂ることができた。 <KT>
ピンネシリ岳~吉田岳~アポイ岳
2018年5月1日(火) 晴れ時々曇り メンバー Ku・KT
ピンネシリ登山口(7:30)➡ピンネシリ岳山頂(9:35)➡吉田岳山頂(11:20~11:40)➡アポイ岳(12:20~12:45)➡アポイ岳登山口(14:20) 全行動時間 7時間
前日からアポイキャンプ場まで車2台で移動して車中泊。当日朝、キャンプ場に車1台停めて、もう1台でピンネシリ岳登山口へ向かう。移動中にお喋りに夢中になり、登山口へ向かう看板を見過ごして通過してしまうが、山からどんどん離れていることに気付いて引き返す。 林道は登山口より数百メートル手前に雪渓があり、車を停めて、そこから徒歩スタート。登山道は確認できる程度あるが、雪渓に覆われて不明瞭になっている。
Kuさんが事前にルートや林道の詳細な情況を調べてくれていたので、とても心強い。
笹薮にダニがいることを予想していたが、意外にもハイマツを漕いでいると、必ず数匹のダニが服に付いてくるので、気持ち悪い。雪渓もたくさん残っていて、まだ肌寒いGW中にダニがいるなんて想定外だ。
岩場では、数回、「ピチッ」という鳴きうさぎの鳴き声を聞くも、姿は見られなかった。先月28日に、北大雪の天狗山でも鳴きうさぎの声を聞いたことから、鳴きうさぎが、北海道で広く分布していることが、判った。他には、子供の叫び声のような鳴き声の鳥がいて、非常に不気味だった。
ピンネシリ~吉田岳の間の尾根には雪も無くなり、地面からの地熱を感じるくらい暑い。アポイアズマギク、エゾキスミレ、アポイキンバイ等のお花もちらほら見られた。
吉田岳に到着した時には、二人共、疲労のため無口になるが、少し早目に昼食を摂り元気を取り戻した。
アポイ岳は、人気の観光名所だけあって、登山客も多く賑わっているが、吉田岳~ピンネシリ岳まで足を運ぶ人は少ないよう。今回、Kuさんの提案で下山時に道迷いが多い事を考慮して、ピンネシリ➡アポイへと縦走を行ったので、不安な場面も無く安全に下山できて正解だった。お花が身頃のシーズンにまた訪れたい。 <KT>
利尻山(北峰) 1719m
■日時・天候
2018年5月1日(火) 天候 晴れ
■メンバー
〇関 単独
■タイム
鴛泊登山口(4:30)→950m(6:30)→1250mポコ(8:00)→1620m(10:00)→山頂北峰(10:30)→下山開始(11:30)→下山(13:20)
登り:7時間00分 下り:1時間50分
■所感
風もなく天気は良好、登山口へ向かう車から利尻山がバッチリ見える。今日こそは行ける!と、登頂を確信する。登山口から少し入り、雪が出てきたところでスキーを装着する。樹林帯は昨日の強風で落下した枝や倒木多数のため、それをさけながら登り950mからシートラを開始する。長官山手前の尾根から夏道に合流する予定でしたが、予想以上にハイマツが出ていたため1250mポコの沢を登ることにする。急登でしたが、ほど良く雪が緩んでいたためサクサク登れる。斜度は羅臼の南西ルンゼより少し緩いくらいかな?ここを上がると、いよいよ山頂が見えてくる。スキーで小屋まで滑り下りて、1620mまでシートラしたところでスキーをデポする。気温も上がり雪がぬかってきたため、滑落の危険もなくスムーズに山頂(北峰)に到着しました。南峰(1721m)は崩落が進んでいて危険を感じたため登りませんでした。今回は単独でしたので滑落したときのリスクを考えると先に進めませんでした。北峰が一般的な山頂とされているので良しとします(^^)
山頂は360度の絶景、風もなくポカポカ陽気でしたので、時間の許す限り景色を堪能しました。お楽しみのスキーは海に向かって滑降!雪もザラメで文句なしのコンディションでした。
3度目にしてようやく登頂、天気に翻弄される難しい山ですが、何度でも登りたい山になりました。次回はお花の咲く季節に行きたいですね。
浜益暑寒縦走
利尻山(1721m)
2018年4月29日(日曜日) 天候 快晴 メンバー Y本・TN・会員外1名
<行動>4時50分鴛泊登山口~7時40分長官山~7時50分~8時30分九合目~8時40分~9時30分頂上~9時50分~12時30分登山口
強風の天気予報で当日の天候に不安があったが微風で青空。登山口から踏み跡やスノーモービルの跡を追って歩く。これが失敗の原因となり、本来楽に登れる沢筋の隣の沢を行ってしまい、けっこうな藪漕ぎを2度することになる。まさか藪漕ぎするとは思っていなかったので、ザックにスノーシュー、ストックなどを外付けしていたため引っかかって進めない。
9合目からは雪というより氷の斜面。この頃より少しずつ雲がわいてきて、半分雲海、半分青空で海が綺麗に見える。頂上は無風で暖かい。
下山は時々踏み貫きしたがスノーシューは使わずに歩ける。下山のルートは本来のルートと思われる沢を足でスキーのように滑る。宿に戻ると夕方より爆風になり、朝になっても止まない。利尻の風の強さに驚きましたが、普通のことらしい。