北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。https://www.facebook.com/KitamiAlpineClub

芦別岳(1726m)~旧道ルート~

●2017/9/3(日) 晴れ  ●メンバー Yamamoto  駐車場5:00登山口5:20頂上10:20~10:30登山口12:10
 旧道はスタートしてすぐにユーフレ川添歩き、高度感のある高巻き、藪尾根のアップダウン、スリリングな痩尾根、頂上直下の垂直斜面、ロープ、鎖、梯子など10Km程の登山道の中にいろいろなバリエーションがあり飽きずに楽しい。 鋭鋒芦別岳を見ながらの登山は北アルプスみたいだった。下山は新道を5kmほどを、一人では少し退屈だが快適に下山する。再度行きたい山だと思う。 しかし危険箇所も多数あり、緊張感と集中力をそなえて挑む山とも思った。富良野市内から先にはコンビニがありません。 駐車場は山部自然公園 隣接のキャンプ場のトイレが使えます。ユーフレ小屋分岐手前まで高巻が3ヶ所ありますが危険です。高度があるうえに、崩落箇所や軟弱で20㎝くらいの足元など数ヵ所ありました。数年前の女性の死亡事故があったのも高巻きだったそうです。

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上ホロカメットク山(1920m)~富良野岳(1912m)

  • 2017/9/2(土)曇り ●メンバー Saito・Kanae・Ozeki  登山口(5:35)→上富良野岳(7:25)→上ホロカメットク(7:35)→三峰山(8:30)→富良野岳(10:05~10:50)→下山(12:45)

 台風の影響で雨を心配していだが朝方から霧も晴れて時々晴れ間も見える。 駐車場には5~6台。 気温も高くなく、どんどん登る。上ホロ山頂から十勝岳が美しく見える。 亡き〇子さんのために3人でお参りする。周辺の境山、前富良野岳も見え裾野には雲海が広がる。花々は少なく、ナナカマドが色づき、ウラシマツツジも紅葉が始まっている。 鳴きうさぎの泣き声を何度も聞くが姿は見えない。エゾシマリスがたまに登山道に表れる。 小動物などの餌が多いのか、キタキツネがあちらこちらにいる。 富良野岳山頂では、曇りだが、風もなく周辺の山々もよく見渡すことができた。 <Kanae>

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大雪山系~白水川遡行~

●2017/9/1(金) 晴れ後曇り   ●メンバー Kei・TN・Oti ・タイム 駐車p~源頭まで5:10 源頭~石室まで15分 石室~山頂25分 山頂~リフト乗り場1時間
 朝晴れていたが、段々雲が湧き源頭に着くころにはガスの中。気温が低く、入渓から水が冷たい。メロンの滝までの林道は開いていたが、かなり崩れていた。5年前よりは水が多い気がする。

 途中、湯気が出る場所が出てくる場所は水も暖かい。初めて地熱の噴気口を見た。音もすごくて水蒸気がもうもうと出てる。 今も調査に入っているようだ。

 30mの大滝は大迫力、近づくと水しぶきが冷たい。すぐ左の小沢を巻いて滝の上に出る。 その後、大きな岩がごろごろした沢を進むと雪渓が見える。沢の両脇に残る程度だが、まだ雪があるなんて 水が冷たいはずだ。水の中の岩をつかむと手も冷たい。あと源頭まで15分ほどのところで太もも内側がつりそうになり漢方を飲むが、歩いているうちにますますひどくなり、ついに両足が攣ってしまった。ザックを持ってもらったりストックを借りたりと、同行者に助けられ、なとか石室に着いた。

 沢を離れると痛みは収まり、水の冷たさが原因だろうと思うが、体はたいした寒くないのにこんなこともあるもんだとびっくり。足が攣るのは初めてだが、今後は沢での寒さ対策をもっと考えねば。合羽履けば良かったか?

 源頭近くはチングルマの白い穂や、紅葉したウラシマツツジがきれいだったが、ガスで景色が見えず、残念。 石室でも息が白く、一ケタ気温、一気に秋だ。  <Kei>

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ニセイノシキオマップ川

・2017/8/27(日)曇り ・メンバー Mura・Sugiyama・Kei・OM・Ozeki 

<タイム>登山口(7:45)→1550m地点(9:30)→入渓(11:00)→F1(11:45)→F2(12:30)→F3(13:15)→登山道(15:45)→登山口(17:10)

 

 以前から話を聞いて気になっていた「天国の階段」に行ってきました。層雲峡からではなく、ニセカウの夏道を使い1550m地点まで登ったところで、 沢に向けて一気に下って入渓しました。層雲峡からだと長いとのことで、階段部分だけを楽しむショートカットコースです。

  急斜面+濡れた笹薮で何度もこけながら沢まで下る。尻で滑った方が安全で早いかもしれない(?) 途中に小滝が一つあり懸垂下降する。

 ようやく沢に出て 、少し登ると伏流した涸沢になり、しばらくするとF1に到着する。残置ありましたがグラグラして怪しいので、使わずに右から登る。

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  F2は天国の階段、階段はヌメヌメしており、岩も簡単に剥がれる。とても登りにくく、いやらしい感じです。ここで天国に行かないように慎重に登る。

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F3は水量も多く、気温も高くないため高巻きする。最後は草付きの急斜面を登り、大槍の横を通って登山道に出ました。 今回は自分の実力以上の沢でしたが、ベテランの皆さんのサポートのおかげで、無事に天国から帰ってくることができました。ありがとうございました。  

                                                         <Ozeki>

 

大雪山系・朝陽山(1370m)

  • 2017/8/27(日)晴れ ●メンバーKonno・Yamamoto・TN ・登り2時間・ 下り1時間15分

  当初予定のニセイチャロマップ第一川からの屏風岳は、ニセイチャロマップ林道がゲートから徒歩8分位の地点で崩壊していたため、去年笹刈りをして登山道を作った朝陽山へ視察登山と変更する。

  ピンクテープがあり迷うことはない。c1300超えたあたりから笹薮になるが笹刈りはしてあり藪漕ぎの必要はないが、おおざっぱな刈り方なので、脚に刺さったりして歩き辛い所もある。

  頂上は丸く笹刈りしてあり、木にテープが結び付けてある。展望は笹が邪魔しているが、大雪山が見えた。三角点を探してみたが見つからず。  <T>

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風不死岳(112m) & 樽前山(1021m)

  • 2017/8/27(日) 晴れ   ●メンバー Yoshida

  週末のヒュッテ駐車場は激混みというので、早めに登山口に向かった。朝5時過ぎというのに駐車場は半分以上が埋まっていた。短時間で登れるとあって老若男女、ファミリー向けに人気の高い山だけのことはある。

  登山口から山裾を回って、まず風不死岳に登る。鎖場を経て頂上に着いたが意外に天気が芳しくない。雲が多く遠望がさほど利かない。

  来た道を戻って樽前山に向かう。徐々に登山者が目立ってきた。稜線に出るとその数も多くなった。荒涼とした樽前山の景色が、何とも言えぬ不思議な感覚を覚えてくる。初めての山だが気に入った。再訪してみたい。

     5:30 登山口発~07:41 風不死岳~09:57 樽前山~10:53 登山口着

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東大雪山系・ユニ石狩岳(1756m)

  • 2017/8/26(土) 曇り    ●メンバー Saito・Ozeki

  十勝三股コースへの林道が開いたとのことで、 ユニ石狩岳に登ってきた。林道は従来の「16の沢林道」より手前の迂回林道(シンノスケ林道?)を使う。登山口まで11.5kmと少し距離はあるが、道は綺麗だった。 登山口の駐車スペースは5~6台程度あり、すでに満車だったので、道幅が広いところを見つけて駐車した。

  登山道は笹も刈られ、倒木や崩れた箇所もないためサクサク登れる。山頂手前のウラシマツツジの群落は赤に染まっており、秋の訪れを感じた。 山頂からはニペソツ山、ウペペサンケ、クマネシリ等々、 周囲の山々を見渡すことができました。登りたい山ばかり!

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  山座同定しながら休憩していると、後続の方が上がってきて、スズメバチに刺されたことを教えてくれる。 登山道に巣があったらしいが、全く気が付かなかった。 そういえば、ブンブンとやたら虫がうるさい場所があった・・・。 教えてもらったポイントまで下ると、確かにソフトボールサイズのスズメバチの巣がある。 手を伸ばせば届く様な位置にあるため、背を低くしてダッシュで駆け抜ける。いやぁ怖かったー それ以外は危険個所もなく、無事に下山した。

音更川登山口(8:00)→十石峠(10:00)→山頂(11:00)→下山開始(11:30)→登山口(13:40) 登り:3時間 下り:2時間10分