北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。https://www.facebook.com/KitamiAlpineClub

斜里岳 北東尾根

■日時・天候・メンバー
2020年3月31日(火)天候 晴れ
メンバー 〇関単独

■タイム
富士林道210m(7:00)→尾根804m(9:00)→山頂(12:15)→1073m(14:00)→下山(15:20)
登り:5時間15分 下り:3時間5分 行動時間:8時間20分

■所感
北東尾根から登ると、斜里岳が格好良く見えると聞いていたので、このルートは晴れた日に登ろうと決めていた。例年よりも雪どけが早いため、今年は行けないと思っていたら、3月の最終日にチャンスが訪れた。
北稜を登った帰り、M越さんに現地でアプローチについてご教授頂いていたので、林道から最短距離で北東尾根に取り付く。800mから視界が開けて尾根は細くなるが、帰りのことを考えて1100mまでスキーを上げる。晴天と高温ではあったが、雪面は固く、ぬからないためサクサク高度を上げていく。尾根の行く先を見ると、最後の100mは壁になっているので登れるのか不安になる。垂壁ではないが、それなりの斜度と高度感。雪の状態が良くアックスとアイゼンが効いていたことと、灌木のおかげで、何とか攀じ登ることができた。心配していた雪庇も無くなっていたので、ダイレクトに山頂に出た。
素晴らしい眺望と登頂の余韻に浸りたいものの、帰りもあるので直ぐに下山する。下山は来た道をそのまま戻り、北東尾根を懸垂&クライムダウンで下降し、あとはスキーで快適に下山した。
先輩方から聞いていた通り、北東尾根は素晴らしいルートだったので、また機会を見て訪れたいと思う。 (記:〇関)

f:id:kac-yama:20200406230033j:plain富士林道から出発

f:id:kac-yama:20200406230209j:plain800m 視界が開ける

f:id:kac-yama:20200406231812j:plain斜里岳

f:id:kac-yama:20200406230132j:plain垂壁に見えます・・・

f:id:kac-yama:20200406230116j:plainお隣の北稜

f:id:kac-yama:20200406230100j:plain山頂到着

f:id:kac-yama:20200406230046j:plain本峰と東斜里の間に、魅力的な沢地形♪

f:id:kac-yama:20200406230151j:plain北東尾根(左)と北稜(右)