北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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荒井川(電気の沢)遡行

■日時・天候
2018年8月5日(日) 天候 晴れ
■メンバー
〇川(会長)、〇井、〇関  計3名
■タイム
砂防ダム(9:00)→F1(9:30)→F1上(10:30)→チョックストーン(12:10)→チョックストーン上(13:30)→沢終了(14:10)→下山(15:10)
登り:5時間10分 下り:1時間

■所感
"電気の沢" 名前の由来は諸説あるそうですが、夏でも水温が低く、しびれるように冷たい(=電気が走る)ところから来ているとのこと。当日は水温も上がっていたため電気が走らずに済みました。1週間前が猛暑日だったのでタイミングが良かったみたいです。今日は我々を含めて4パーティーが入っていました。大人気の沢です(^^)

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砂防ダムをまいて適当なところから入渓する。F1までは大きな岩がゴロゴロしており、スタートから気を抜けない。

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F1 巻いても良かったのですが、せっかくなので直登してみる。へつりはいやらしいですが、滝の横まで来れば手がかりがあるので何とか登れる。(先行パーティーが登るまで待機)

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F1を登り、ここから函に入っていく。そこは緑に苔むした柱状節理が両側に高く迫り、まさに緑の廊下。素晴らしい絶景に感動する。

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函の中は難易度の高いへつりが多数、攻めの姿勢で挑むも、何度かドボンする。この沢、すごい楽しい!! アドレナリン全開で夢中になって進む。

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最後の難所、チョックストーンは両側から水が流れている。以前は水が流れていない左岸を登ったそうですが、今はそれもできない。わずかに水量が少ない? 右岸から登ってみる。釜も深いので、バイルを投げてロープを手繰りながら滝の下まで泳ぎ、壁に取り付く。そこからはゴボウ&チムニーで、無理くり這い上がりました。滝の水圧もあり、けっこう厳しかったです(^^;)

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チョックストーン以降は難所もなく、少し進むと函の出口となります。

初めての電気の沢、無事に登りきることができました。まだまだ登攀力が不足していることを痛感したため、もっと練習したいと思います(^^)