北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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大雪プチ縦走 黒岳(1984.3m)〜五色岳(2038m)〜小泉岳(2158m)〜東岳(2067m)

 

  • 2014/5/5  ●メンバー Y澤・S山・桂・OM  ●タイム 7:11 黒岳RW駅→7:47 七合目 7:56→9:14 c1900、シートラ 9:51→10:08 黒岳10:19→11:58 雄滝の沢左股、昼食 12:23→12:42 五色岳→14:17 東岳 14:29→14:35 西コル、滑降開始 14:50 →15:51 林道出合→17:05 銀泉台線出合→17:31 国道 /黒岳まで2:30 五色岳まで1:58 東岳まで1:32 車まで2:41/総行動時間10:20

 黒岳RW始発時間を間違え出だしから1時間のロス。雪が少なく、黒岳が黒っぽい。リフト下を快調に進むも汗が噴き出る。七合目からグズグズ雪に手こずり、c1900でズルッ!ここからシートラが始まった。黒岳山頂部は当然のように雪はないが、お鉢へと向かう道にも全然ない。

 北海沢と雄滝の沢の間の溶岩の迷路をくぐり抜け、南下しつつ標高を徐々に上げていく。 夏は目にすることのない不思議な光景が広がる。

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 2009標高点南西コルで雄滝の沢右股左岸尾根に上がる。風が通り抜け寒いくらいだ。上流部の奥に茶色い盛り上がりが目に入る。どうやら五色岳のようだ。沢底へ降り、雪壁をツボで這い上がる。雄滝の沢左股へは雪庇の発達が凄くて降りられず、白雲方向へさらに南下し、登山道に出合う。シートラは東岳西コルまで続いた。東岳は岩を積み上げたような山頂部だ。

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 西コルから北上し、東平の北側に回り込み、1850から南東へ延びる沢形へ滑り込んだ。延々と中斜面が続き、極上のザラメを十分に堪能した。ホロカイシカリ沢は1350二股過ぎで早くも開口しはじめたが、c1180で左岸林道に出合った。緩いながらもスキー下降できていたが、最後はc926手前の橋から約3km苦行で締めくくった。夏の登山道では気づけない新たな大雪のすばらしさに出会えた。

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