北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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北アルプス ~薬師岳(2926m)~黒部五郎岳(2840m)~三俣蓮華岳(2841m)~鷲羽岳(2924m)

●2013/7/19~22  ●メンバー Kei


<19日> 北見~羽田~車で移動折立へ~21:00 着(キャンプ場でテント泊)
 折立登山口までは長い有峰有料林道(1800円!髙い)を通り、やっと登山口。20:00の通行止めにぎりぎり間に合った。キャンプ場はきれいでトイレ、水場(要煮沸)がある。


<20日>晴れ 折立登山口5:30~太郎平小屋9:30休憩 10:00~薬師岳12:30=13:00~

       太郎平小屋15:00
 朝から天気で、登りやすい樹林帯を抜け、視界が広がると牧草地のような気持ちのいい景色。遠くに雪のある白山が見える。登山道沿いには花が多く、太郎平小屋に受付を済ませ、サブザックで薬師岳へ出発。暑い~。所々雪渓があり、がレ石の急登を登り切ると避難小屋跡、ここから稜線をあるき薬師岳山頂。遠く槍・穂高連峰、剣・立山連峰、後立山日本海、あした行く黒部五郎が見える。鷲羽・水晶も素晴らしい眺めだ。

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<21日>晴れ時々曇り 太郎平小屋5:15~黒部五郎岳9:40~黒部小屋10:30休憩後~三俣

           蓮華岳13:45~三俣山荘14:15鷲羽岳15:20 15:45~三俣小屋

                16:35
 この日も朝から天気で、黒部五郎を見ながらアップダウンの稜線を歩く。黒部五郎岳から覗く雪の残るカールが素晴らしい。カールから見上げる黒部五郎は岩と雪で圧倒される。
 昼ころからガスが湧いて視界が悪くなり、三俣蓮華岳山頂は真っ白。巻道が雪で通れないのでここから三俣山荘に下る。槍ヶ岳が何とか見える。時間もまだ早いし、翌日から天気が崩れそうなので、そのままサブザックで急な登りにばてなが1時間で誰もいない鷲羽岳山頂に着いたころには、ガスが晴れ、ワリモ、水晶岳方面も見えだし、槍・穂高、黒部がも姿を現す。青い鷲羽池が神秘的。

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<22日>曇り時々晴れ後雨 三俣山荘5:35~三俣蓮華岳6:30~双六岳7:30~双六小屋

             8:50 9:30~鏡平11:20 休憩~12:00~新穂高温泉16:10
 22日は朝からガスだが、時々晴れ間も見え、また三俣蓮華に登り返し、双六岳もついでに初登頂してきた。双六小屋から新穂高温泉までの下りは長かった。あと三時間で駐車場というところで雨が降りだし、合羽を着たり脱いだりで着いたころには上がった。

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 ほぼ天気に恵まれ、山深い稜線を景色を見ながら楽しめた。このコースは危険な岩場・鎖場がなく、歩きやすい道で、花が多い。今年は雪が多くて、こちらでもまだ通れないコースがあったり、雪渓が多いが、花が当たり年とのこと。特に数年に一度しか咲かないコバイケイソウが満開で、どこもかしこも白い花畑だった。クロユリの群生もあり、キヌガサソウは一度、燧が岳で見たが見頃だった。ハクサンイチゲコイワカガミも満開。
 思ったほど小屋は空いてて、富士山にみんな行ったのかも?と、静かな山で良かった。小屋は水がある。薬師の沢だけ水を汲んだがほかは、小屋で調達(無料)した。今回は小屋&夕食のみで宿泊。それでも7600円、生ビールは1000円~800円。なぜか奥に行くほど安かった。花の種類は大雪よりも多いのではないかな。 <Kei>