北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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富良野岳(1912m)~上ホロカメットク山(1920m)

富良野岳~上ホロカメットク山縦走。平成30年7月23日(月)晴れ。登山口発5:00富良野岳山頂7:30~7:50三峰山8:45上富良野岳9:30上ホロカメットク山9:45登山口下山11:20。富良野岳は一等三角点百名山(一等三角点研究会)に選ばれ又花の百名山田中澄江著)に選ばれた人気の山です。今日はウイークデーにも関わらず沢山の人が登られた様です(駐車場に40~50台の車)。登山口(十勝岳温泉)は曇りでしたが20分程で雲を抜ける天上はほぼ快晴下界は雲海、今日は登山日和。今年は雪解けが遅れたようで未だ花は少なめ、花の百名山で紹介されていますハクサンイチゲの大群落は余り咲いていない。エゾルリソウも蕾はかたいようす、イワカガミが咲いていたのが大収穫来たかいが有りました。(記・○口)

 

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糠真布川(ヌカマップ) 遡行

■日時・天候
2018年7月22日(日) 天候 小雨のち曇り
■メンバー
〇越、〇島、〇井、〇関
■タイム
十五線川の橋 崩壊地点(9:10)→旧鉱山道(9:20)→ヌカマップ 林道合流(9:40)→砂防ダム 入渓地点(10:00)→410m地点の滝(11:30)→下山開始(12:00)→砂防ダム(13:20)→下山(14:10)
登り:2時間20分 下り:2時間10分

■所感
ようやく週末の気温が上がったので、今シーズン初の沢登りに行ってきました。
当日の朝は小雨が降っており、肌寒い。もう少し暑くなってほしかった・・・
十五線川の橋は崩落しているため、手前に車を駐車して歩きだす。

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橋は流されて跡形もない

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この林道、とにかく蚊が多く、顔など肌が露出してるところを何ヵ所も刺された(泣) 虫よけスプレーもほとんど効果なし。止まると刺されるのでサクサク歩く、これが一番の対策。林道が大きく崩壊している箇所もあるが、徒歩であれば問題なく通過できる。

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林道崩壊ポイント

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砂防ダムから入渓 目印の大木

 

林道調査しつつ、目的の砂防ダムに到着し、ここから入渓する。水温は冷たくはないが、泳ぐには少し辛い感じ。朝はテンション低めでしたが、思っていたよりも、きれいな沢だったので楽しくなってくる!!

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きれいな沢です(^^)

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岩が道をふさぐ

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晴れ間もありました

410m地点の滝まで行ったところで、本日は下山。 今シーズン初の沢登り、楽しかったです(^^) 

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例年より水量多いみたい

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滝に打たれながらへつる

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(記:〇関)

赤岳(2078.5m)、白雲岳(2230.1m)

メンバー:〇橋、〇関、〇島

2018年7月14日(土) 天候 霧雨のち曇り時々晴れ
銀泉台P7:40→10:20赤岳山頂10:30→11:00小泉岳→12:30北海岳・白雲岳分岐→11:50白雲岳山頂12:05→13:00白雲小屋テン場
白雲小屋テン場 13:45→15:30平が岳→ 17:10白雲小屋テン場

7月15日(日) 天候雨
白雲小屋6:00→ 8:30銀泉台P

三連休の中日が朝から雨予報で、しかもお昼頃大雨の予報・・・ せっかくテント泊の用意をしてきたので、雨でも下山に不安がないような山ということで赤岳に変更。
連日の雨のせいなのか、こんなに美しいコマクサは初めて。小泉岳くらいまで天国のようなお花畑が続く。

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コマクサ平の群落

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コマクサ   恵みの雨、生き生きしてます(^^)

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エゾコザクラ

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イワヒゲ

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コケモモ、チングルマ

 

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赤岳山頂に着くと、急速に晴れてくる

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小泉岳から白雲へ

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白雲山頂  雲に浮かぶ旭岳、ゼブラも少し見えました。


白雲小屋から高根が原の間も、シナノキンバイゾーン、ウルップゾーン、キバナシオガマゾーンなど お花の楽園だった。翌日は朝から雨予報なのに白雲小屋にはたくさんの人、テントも15~20張り。ツアーの大きな8人用のテントも。

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白雲小屋へ

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シナノキンバイと緑岳

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高根ヶ原 雲間からトムラウシも見える

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ウルップソウ


雨は翌朝から降り始めの予報だったが、夜中から降り始める。短時間で下山できるテン場にして良かった。花の時期の大雪は本当に素晴らしいと改めて実感しました!

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大雨の中、撤収!

(記:〇島)

岩訓練 ゲレンデ

7月14日(土曜日) 晴れ時々曇り

メンバー 〇代、〇越、〇井、〇藤

先週、能取では何とか登れた気がしたけれど、このゲレンデでは、ちっとも登れない。「カワウソ」で頑張って、50cmくらい。あとは、這い上がれずもがいていたら、メンバーがロープで上の方まで、引き上げてくれた。
「ぬりかべ」は日陰で、この日は湿度が高く、岩の表面で空気が冷やされて、水滴が付着している。何度も手が滑って、宙吊りになってしまう。

岩登りの実際の難しさを体験して、心が折れそうになったけど、メンバーから助言や励ましの御言葉をいただいたので、気を取り直して、またトレーニングしようと思った。

ここはダニが多く、ライム病やSFTS等の感染症が気になるところ。対策として、虫除けスプレー、ミントスプレーを使用して、蚊取り線香を焚いてみた。結果として、ブヨには刺されたけど、体に付いたり、持ち帰ったダニには見当たらなかった。対策は何でも、やらないよりやった方が、精神安定上、良いと思った。

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知床連山 縦走

2018年7月14日(土) 天候 濃霧霧雨→曇りのち晴れ
メンバー 〇本、〇地
駐車場5:50→硫黄山分岐8:50→知円別岳分岐9:50→南岳10:40〜45→オッカバケ岳11:45〜50→サシルイ岳分岐12:40〜50→羅臼平13:40→木下小屋15:50

北見を3時に出発。途中から濃霧で視界は100mくらい、斜里町に入ると霧雨も降る。もうやる気は失せたが、せっかく早起きしたので登山口まで行ってみる。上は雲海であることを願って、まずは硫黄山まで行くこととする。
願った通りの雲海だったが、山の上の天気は曇り。時間が経つにつれどんどん青空が広がってきたので予定通り縦走することにする。

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思った以上に縦走コースはアップダウンを繰り返して長い。二ッ池には蚊が多く肩や腕を刺される。知床スミレは、あまり花を咲かせていなかったが、他の高山植物は盛りで綺麗だった。

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知床スミレ

 

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昨日はサシルイと三ッ峰の間の登山道に親子熊がずっと居座り通れなかったらしい。
この日は山中では熊は見かけなかった。もし昨日だったらサシルイ過ぎたあたりからまたカムイワッカへ下山しなくてはならなかったのだろう。
今回はスタートが遅かったので、硫黄山羅臼岳には登りませんでした。私にはこの10時間が限界。足の裏がヒリヒリするし、頭もボーッとしていました。

(記 〇地)

雌阿寒岳 1499m

登山日2018年6月30日。出発7:15山頂9:40~10:10剣ヶ峰10:55~11:10下山12:50。参加者。〇橋・〇口。

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深田久弥は1959年夏雌阿寒岳を目指して阿寒湖温泉に来ましたが、ちょうど噴火が始まっていて登山禁止に成っていた為に湖畔コースを少し登り帰られたようです。『日本百名山』の後記に書いて有りますように、自分の足で多くの山に登りそのなかから百の山を選ばれ、登っていない山は除外したと書いています。ゆえに雌阿寒岳百名山では無い。実際に登られた雄阿寒岳百名山と思います。でも多くの人が雌阿寒岳百名山と誤解して登っています、嘆かわしい限りです。又ツアー登山者は時間が無いので、短時間で登れる野中温泉コースを登っています。真に百名山を目指すなら久弥の歩かれたコースを登るのが本来の姿と思います。最近の風潮は嘆かわしい限りです。今日は久弥が登ろうとした阿寒湖湖畔コースを登って見ました。剣ヶ峰にも寄り道しました。メアカンキンバイは沢山綺麗に咲いていました、メアカンフスマは未だ僅かしか咲いていませんが此からが楽しみです。火山らしさを味わうなら湖畔コースがお勧めです。

ウェンシリ岳(1142.3m)~ポロナイポ岳(1110m (1093m))

2018年6月30日(土) 天候 晴れ

メンバー:〇島、他1

ウェンシリ岳(1142.3m)~ポロナイポ岳(1110m (1093m))
西興部村~下川町

8:20 キャンプ場登山口→10:50 ウェンシリ岳 10:55→
10:55 分岐→11:50 ポロナイポ岳 12:25→13:10 ウェンシリ岳 13:20→
15:10 登山口

この日は暑くて準備をしている段階で汗をかく。キャンプ場から急登で尾根に取りつく
。C630位でちょっと岩稜歩きのような雰囲気になるが、しばらく歩くと岩はなくなる。

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登山口

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岩場

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ウエンシリ山頂から、北尾根ルートへ少し下るとポロナイポ方面への分岐。踏み跡程度だと聞いていて藪漕ぎを覚悟していたら、綺麗に笹狩りされていた!
両サイドの笹の高さは道北らしく高い。この高さの笹を漕いでいたら途中で心が折れたかもしれない。足元の笹の根元が残っている感じを見ると、すぐに笹が伸びそうな感じ。

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ポロナイポへの登山道、笹狩りされてる!


藪刈りが終わったC1115の山がポロナイポらしい。ポロナイポに看板があった写真をみていたが見当たらない。もしかして標高点のある1093の岩ポコがそうなのかと少し藪漕ぎして降りてみたが、踏み跡もないのでやめた。
ポロナイポに行くなら、今が行きやすくておすすめかも。

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ポロナイポ山頂?

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ウエンシリ南西から

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ウエンシリ山頂


下山後、氷のトンネルを見に行きたました。15分ほど歩いて左岸の支流の出口がそれらしかったので写真を撮って戻ったが、帰宅後氷のトンネルを検索するともっと大きな沢だった。もう少し上流まで歩かなければいけなかったみたい。
私がみたのはプチ氷のトンネルでした。また機会みつけて行きたいものです。

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氷のトンネル勘違い (^^;)

(記:〇島)