北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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知床・イダシュベツ川

●2012/7/28~29  ●メンバー yoshida・K原・sayoko・Y澤  

<1日目> 8:43 イタシベツ橋から入渓→9:08 二股通過→12:37 c700M 20mF→14:02 c880m岩壁→16:11 c1060m(BC) 

 イダシベツ橋から即入渓。右股を通過してまもなく、二段の大滝を左から大高巻き。沢身に下りるとすぐにエメラルドグリーンの大きな釜を持った落差はないものの門のような滝。再び巻き。c680で右に屈曲するまでは断続的に滑床と小釜が続いて気持ちよい。この頃には晴れ間も広がり一層暑い。ここを過ぎるとまもなく20m滝をロープをもらって左脇を登った。c800あたりから右岸は屏風状の岩壁となり、c880でドン詰まる。これを右から巻いて沢身に下りる。
 とにかく巨岩帯が続く。流れがあるうちはよかったが、涸れると岩が暑い。もう終わるもう終わる…終わらないうちにテン場となった。

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<2日目>5:21 BC発→5:43 グランド入口→5:48 c1120  6:46→8:38 第1火口テントサイト 8:54→9:33 縦走路硫黄山分岐→11:07 尾根取付点→12:30 c510,カムイワッカ川枝沢への下降開始→13:13 カムイワッカ川床c420→14:10 下山

 翌朝ガスの中、20分足らずで大広場についた。しばらく行くと方向が違うことに気づき引き返す。廃道となったかつての沢ルートを抜け第一火口テントサイトへ出る。雪渓を登って縦走路に出ると風も強く、寒いぐらい。
 硫黄山登山道は大きなデブリが泥を被り、なんだか荒涼としている。10数年前の記憶を辿るが同じところとは思えない。尾根上c500あたりから枝沢へ下降、小尾根を乗っ越した後カムイワッカ川をヒタヒタと下った。同川は崖崩れで上流部から中流域まで大小の岩が川底を埋め、入浴が可能だった大釜等は大岩が鎮座していた。 <Y澤>

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