北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。

韓国 大青峰(デチョンボン・1708m)

●2011年10月4日~5日 天気:晴れ(朝は5度、日中は20度) ●メンバーW岡・mi

●コース ・登り 寒渓嶺(ハンゲリョン)~西北稜~中青待避所~大青峰(デチョンボン)~中青待避所・・8.3km:5時間20分 ・下り  中青待避所~貴雲閣待避所~千仏洞渓谷~金剛窟~雪岳山公園・・11km:6時間20分


 雪岳山(ソラクサン)は韓国の北東部にあり、いくつもの峰の集まった山全体を言う。その最高峰が大青峰で韓国ではハルラサン、チリサンに次ぎ3番目に高い山。いくつかのコースがあるが、私達は標高800mの寒渓嶺までバスが入るコースを選んだ。

 標高1300mの稜線まで木製・鉄骨の階段と石段をひたすら我慢だったが、カエデの赤や黄色、柏の緑と沢山のシマリスに出会い癒された。西北稜に出ると遠くに中青峰が見え、まるで水墨画を見ているような岩山が目の前に広がっている。稜線のアップダウンを繰り返し、やっと大青峰が見えた。

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 中青待避所から大青峰までは20分で行け、夕陽・ご来光をと3回も登ったが、ご来光はその部分だけ雲の中だった。中青待避所は毛布、売店には電子レンジ、水まであり、韓国の人たちはデイパックで登っていた。飲食はクッキングスペースでのみで、隣合わせた韓国人からプルコギや焼酎を頂いた。皆、小さなバックに重たいキムチや瓶ごと酒を持って来ている。阿蘇山や富士山を登ってきたと話していた。快適な宿泊場所だった。

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 下山は千仏洞渓谷コースで、千仏洞(チョンブルトン)とは仏像に似た岩が千体あるとついた名前。韓国3大渓谷の一つ。急坂を階段ダウンが激しい。深い谷に滝、で降りると待避所で休みながら、素晴らしい渓谷へと下っていく。20年以上も前に信一が登った恐竜稜線が時折見えるが、岩山のアップエメラルドグリーンの水が綺麗で渓谷は全て鉄製の橋がかかり危険な箇所はないが見ごたえは充分にあった。岩はほとんど逆目になり、滝は1枚岩で沢登りには大変そう。

 ほぼ下り切ったところから、コースを外れ600mほど行くと、人が交差するのがやっと位の鉄製の急階段が着いていて金剛窟と言う。垂直の壁を削り穴を開け仏像が祭られていた。昔の人はどうやってあそこまで登って穴を開けたのだろう?のんびりと休み、山中で唯一アルコールのある茶店がありマッコリが美味しかった。もうわずかで公園になると高をくくっていたら、約3kmもありどっと疲れた。

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 天気にも恵まれ楽しい山行だった。ちなみに韓国10000ウオンは約700円だったので山服やぺツルのガイドも買っちゃった。  <mi>