北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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大雪山系・安足間山(979.1m)

  • 2016/5/14(土)晴れ ●メンバー Yoshida・T口・K原・TN・強子
  • 登り1時間30分  ・下り1時間

 山麓から見えない山だが、この山に登るとすると無雪期か。冬季は愛山渓温泉に通じる道々が閉鎖されるため、国道39号からかなりの距離を歩かねばならない。無雪期に登るとなるとヤブ漕ぎを強いられる。道々が開通するこの時期は残雪を利用すれば割と簡単か。

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中央尖りの山が安足間山(愛山渓温泉から南斜面を登り振り返る)

 国道から車を走らせ、約13kmと少しで取り付き地点の林道入口となる。残雪を利用したかったが、その雪が融けてない。残雪をあきらめヤマベノ沢から回り込むようにルートを決める。林道を1kmほど歩いて沢に入る。藪の少ない割と歩きやすい沢。標高800mあたりから残雪が現れ、頂上直下まで続いていた。

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歩きやすいヤマベノ沢を詰めていくと800mあたりから残雪が現れ、順調に高度を稼ぐ

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沢から西尾根上に出る。遠く天塩岳の山塊が見えた

 近づいて分かったが、頂上は3~40m程度の岩峰状になっていた。右側から巻くように頂上に出る。立ち木に覆われているが、見晴らしはまずまず。愛別岳の鋭鋒が見事。二等三角点も鎮座している。

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頂上は狭く立ち木も多い

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展望は期待していなかったがまずまず。北側の天塩岳

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目の前に鋭鋒・愛別岳

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ニセイカウシュッペ山