北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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仁多山(420.79m)~一等三角点・天測点・子午線標を求めて

●2012/9/27   ●メンバー 6名  

●コースタイム 9:10 出発→9:55~10:15 仁多山~10:40 下山  11:10 摩周湖第一展望台発→12:10~12:20 子午線標→13:10下山
 

 町道より林道を約1.5km、治山ダムの有る沢より取り付く。胸を超す笹をかき分けて沢地形を進む。木の根本のあちこちに美味しそうなキノコを横目で見ながら歩く。目指す山頂に見慣れ無い建造物を発見、ここが目的の天測点。少し離れて一等三角点は笹に埋もれていた。

 1m位の高さのコンクリート四角柱が建てられている。星を観察して座標(緯度・経度)を測量する《天測点》である。道内に八ヶ所しかない。天測点でもあり一等三角点でもある山頂からは、当然の如く360度の眺望。東から南の方にかけて山らしい山
は無く根釧平野が広がるばかり。
 続いて子午線標を求めて摩周湖第一展望台より摩周岳の登山道を歩く。683,2mピーク先の路から僅かにそれ、笹原の中に忘れられた墓標の様に寂しく立っていた。摩周湖は何処まても碧く。新ハイキング社発行『改訂一等三角点のすべて』によると、〔子午線標〕とは子午線(経度)の通過地に埋設されているが、天測点と一対をなすもので、天測点のある基準点の北側か南側のどちらかに埋定されていると記載されている。<T口>

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