北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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ニペソツ山 

6月26日(水)  ニペソツ山 晴れ

登り4:20 下り4:15

幌加コースからは初めて。ゲートが開いているのを確認済みだったが道路が所々けっこうハード。
ゆっくり走って広い駐車場に着いた。1台車があるが前日にでも登った人のようだ。支度をしていると
1台音更から来たという単独の男性が来て一緒に歩き始める。山はまだ9年くらいであまりいろんなところは登っていないと言いながら早くてあっというまに見えなくなる。登山道は思ったより整備されてて笹刈りも広く、最近つけたようなピンクテープが頻繁にある。
歩きはじめは水が流れていたりとぬかるんだところもあるが、途中からかなりのなだらかな道、三条沼が木々の間から見えてくる。

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途中熊の糞があった。ロープの付いた急斜面を登ったら、またなだらかな樹林帯歩き。2時間ほどでニペソツ山が見える。
ハイ松のシャクナゲ尾根を進むみ一旦下り、沢に出る。雪渓が何か所か残っているがアイゼンを付けるほどではない。徐々に斜面が急になる。

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ここにもロープが何か所もある。登り切るとまもなく三股コースに合流。イワウメが満開だった。

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前天狗にテントがひと張り。ここで天気のいい時にテント泊は楽しそうだが、重い荷物をあの急斜面登るのはつらそう。風が強く肌寒いが、風が当たらないところはかなり暑い。山頂手前で音更の男性が下りてくるのに遭遇。山頂はだれもいない。テントの人はどこにいるのだろう?

山頂から雪の残る十勝岳トムラウシ山、すぐそばにはウペペ、西クマ、阿寒方面までよく見えた。下りで登ってくる日帰り単独の男性にあった。下りのアップダウンはきつい。急斜面はロープがなければ転がり落ちそう。雪渓はグリセードで早いが、その先が暑いし単調だし長かった。T橋