●2017/4/15(土)~16(日)晴れ、にわか雨少々
●メンバー Mura・S山・Mutsuko・Nagai<4/15(土)>
富士の沢林道最終除雪地点C310ヘアピンカーブ13:35→ 15:40 C730BC/行動時間2:05
積雪期の斜里岳を登るルートとしてはマイナー。リーダーのMさんが9年前に日帰りで登ったの事で企画していただいた。強風予報のためテン場は樹林帯の中にした。
<4/16(日)>晴れ BC7:05→8:40 C1073シーデポ 8:50→9:40 C1320アイゼン、ハーネス装着10:00→10:30C1450稜線→10:55山頂11:20→11:45 C1370コル→12:20 C1320ストックデポ地点→12:45C1075シーデポ地点13:00→13:40 C730BC 14:05→14:35車止め /登り3:50 下り3:15 総行動時間7:30
夜中1時頃からテントが揺れる強風となり目が覚める。「これは山頂は無しかな」5時過ぎても誰も起きようとしない。晴れているし行けるところまで行ってみようやという気分で、 テントを撤収し木の根っこに穴を掘り、荷物を入れブルーシートをかけて上から雪をかぶせ飛ばされないようにして出発した。
C804は素晴らしい展望台。風がなければここでテン泊して宴会は最高でしょう。 C888あたりはハイマツが出ていて少々面倒だった。気温は高く雪はぐさぐさ。この方向からの東斜里はとんがってて格好いいとか、真横にみる北尾根の大槍に見とれつつのんびり歩いてるうちに風はおさまっていった。
C1073から尾根が細くなり、白樺のうねった灌木が邪魔でスキーをはずず。ツボ足が埋まり時間がかかる。C1320でハーネス、EP装着、SさんとMさんはストックデポ。 稜線にでるラスト数十メートルは振り向くとすぐ下のMさんしか見えない。ここは降りられないなと気が重くなる。
なんとか登り切って山頂では、北西尾根から単独の東京の男性、東斜里から帯広からの2人パーティに会った。 下りは稜線を東に進み、C1370からバックステップで降りて、トラバースして1度懸垂下降して、またトラバースしてストックデポ地点まで戻った。
帰路、沢に2頭の熊を2人が目撃。 Sさんは1年以上ぶりの山中テント泊。同行できて光栄です。 <Mustuko>