北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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妙高高原・火打山(2462m)~妙高山(2454m)

  • 2016/10/1~2  ●メンバー Kei 会員外1名

<10月1日>土 霧雨後曇り時々晴れ  笹ヶ峰登山口7:30~高谷池ヒュッテ11:35~火打山13:10 13:45~高谷池ヒュッテ15:00~黒沢池ヒュッテ16:10  

 前日、池の平温泉のビレッジに宿泊。予想以上に人のまばらな閑散とした温泉街。妙高山が近くに綺麗に見える。歩いて15分ほどの「いもり池」に行くと、 ハスの葉の茂る池に写るポスターになってるビューポイントのようで、正面に妙高山。 今日は天気が最高にいい。

 ビレッジの人に送ってもらい30分ほどで笹ヶ峰登山口へ。霧雨とガスのなかのスタート。気温も湿度も高くて、合羽が暑い。登山者が多い。段々天気は回復、途中で合羽の上を脱ぐ。大阪の大学生たちが賑やかで会話が、楽しい。高谷池ヒュッテを過ぎたあたりから青空もみえ出す。「天狗の庭」という池塘は紅葉も見え、とても綺麗。登るに従い紅葉と景色が見え出し、ゆっくり楽しむ。稜線に上がると日本海と雲の間から佐渡島が見えた。そこから意外と山頂までは遠かった。残念ながら、火打山山頂は雲があまり取れず、全景は見えなかった。

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  山頂を後に、高谷池ヒュッテ手前の分岐から黒沢池ヒュッテを目指す。途中ブロッケン現象に遭遇。樹林帯を抜けると小屋が見下ろすところへ出る。広い草原と池がとても幻想的で、目を見張るほど。小屋の周りの紅葉も綺麗だった。小屋では前後して着いた、愛知の若者二人と仲良くなり、食事も一緒の席だった。社会人の登山サークルだそうで全員20代だとか。小屋も暖かく、フリースもいらないくらいだった。

 

<10月2日>日曇りのち晴れ 黒沢池ヒュッテ6:20~妙高山8:40 10:00~燕温泉13:10

 朝はまたガスの中。目の前の斜面を登り、一度下り斜面をラバースし、急斜面を登ると左右に崖の岩場が見えてくる。奇岩が出てきて面白い。山頂は青空で、歓声が上がる。 雲海と昨日見えなかった火打山、隣の焼山が見える。遠くには白馬岳ほか後ろ立山連峰の山並みが雲の上からみえ出す。三角点の南方と先の北峰でのんびり太陽と景色を楽しんだ。

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 下りは燕温泉方面に。急な下りと岩場には鎖場も出るが、難しくはない。五合目あたりからガスの中で景色が見えなくなる。

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 日帰りで登ってくる人もかなり多い。途中の分岐から北地獄のコースへ向かう。沢の横を通るが温泉の沢なのか川底が赤い。途中滝が出てくるが、ここは白い川底で、すごい落差の滝。源泉小屋があり、ここからは舗装された山道で谷が深い。トレランの人も多いし、さすが百名山?100人以上は登っていた。どちらも足元はぐちゃぐちゃのところもあるが、登りやすい整備された山だった。若者が多かった。特に妙高山は岩で面白かった。    <Kei>