- 2016/4/23~25 ●メンバー Pin・M越・Y本・TN
<22日> メンバーと成田空港で待ち合わせ、台北桃園空港へ。
<23日> 午後からガイドさんと合流し阿里山へ。標高2274mに建つ阿里山閣大飯店に宿泊。
<24日> 深夜からけっこうな雨音と風の音がしており、カッパを着て登山口へ車で向かう。登山口の手前で登山ガイドさんと合流。
24歳のイケメンで彼女が1人いるらしい。登山道は小屋まで8.5キロと長いが、ほとんど平坦で急登になったかな…と思うとすぐに終わってしまう。道は整備されており、危険な場所には橋や鎖が取り付けられており、橋は全部で84ある。橋1つ1つに番号が付けられている。もし、この橋や鎖がなかったら片側がスッパリと切れ落ちており、とても危険な場所なのだと思う。山は雨とガスで遠くは見えない。急斜面の山肌にシャクナゲがたくさん咲いており美しい。せめてもの慰めになる。
登山口から4時間45分で排雲山荘に着く。ここは標高3402m。排雲山荘は2013年に新しく建て直しされておりきれいだが、暖房がなく、夕食時以外は灯りをつけないので日中でもヘッデンが必要。もちろん売店もなく、何となく寂しい感じ。シュラフとインナーシュラフを貸してもらえる。シュラフはとても温かく不潔な感じもせず最高です。食事は、ガイドさんから食券を渡される。ベジタリアン用の食事もあり、M越さんの食券はいつも「素」と書いてある。最初は意味が分からなかったが、台湾ではレストランでも素(すぅ)!と言うと野菜のみの料理を提供してくれるようだ。
深夜2時起床の為、7時には就寝。私は、夜中から頭痛が始まり座ったり横になったりを繰り返す。ダイアモックスを内服するも前回のように効果が現れなく苦しい。Pinさんは、その間1人で日本酒を呑んでいる。彼の高度に対する強さに驚く。
<25日> 夜食を食べ深夜3時に出発する。出発してすぐに雨になり、またカッパを着る。頂上の下に落石防止のトンネル状のシェルターがあり、そこで日の出の時間調整の為に待機する。シェルターの中は風の通り道でとても寒い。そこで、さらにダウンを着る。
ここからは鎖が取り付けられてある急登である。全員ストックをデポしていく。暗くてガスで見えないが、かなり立っている岩を両手を使い登って行く。片側は切れ落ちている雰囲気だが、見えないからさほど恐怖もない。
小屋から2時間で頂上。ガス濃く風強く、視界全くなしで寒くて長居は出来ない。写真を一応撮りさっさと下山する。小屋までは1時間30分。小屋で麺の朝ごはんを食べ、荷物をまとめ登山口へ。小屋から登山口までは3時間30分。下山時は、登りよりもガスが濃く、相変わらず展望は悪い。
<26日> 朝8時45分の飛行機なので、4時に起床し5時にチェックアウトし空港へ向かう。