北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。

奥秩父・乾徳山(2031m)

●2015/10/16(金) 曇り  ●メンバー yoshida 

 瑞牆山金峰山と続き、今回は乾徳山。前日は甲府市内でレンタカーを手配、道の駅「花かげの郷まきおか」で車中泊。翌朝、登山口の徳和地区無料駐車場に行く。車はまだ上部に行けるはずだが勝手が分からず、歩いてもさほど苦にならなと思って歩くことにする。

 駐車場から傾斜のある舗装路を歩いていくと神社に着く。このすぐ上に広場があって、ここまで車が入れる。ここから林道になり、歩き始めて2~30分、看板のある乾徳山登山口に到着。

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               山峡の徳和地区

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                 ここが登山口

 

 出だしは沢地形の中のジグザグコースを歩く。植林された杉林の静かなコース。最初の水場、「銀晶水」が現れる。パイプを通して湧水が流れているが水量がやや乏しい。 しかし口に含んでみると味は大変おいしい。

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            植林された杉林の中のコース

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            ちょっと水量の少ない銀晶水

 

 コースは尾根筋へと変わり、坦々と登っていく。最後の水場「金晶水」が現れ、こちらは水量豊富。コップもあり一杯ごちそうになる。ウンおいしい。

 標高1500mを超えるとコースは緩やかになり、随分と歩きやすくなる。このあたりはノンビリ散策といった感じか。ほぼ平坦な地形となって見上げると乾徳山の全容が姿を現す。遠目からも頂上部は岩・・岩とした印象を受ける。分岐点「国師ケ原」には近くにヒュッテがある。下りはヒュッテ前を通るのであとで立ち寄ってみよう。

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         コースが平坦になると乾徳山が見える

 

 コースは乾徳山から南に延びる尾根に続いている。南尾根に出るまでちょっとひと汗かかされる。出たところは太平牧場からの分岐で「月見岩」と称する岩があった。なんとも展望の良いところで、ススキの穂が初秋の風情を演出している。ただあいにく前日までの好天と変わって曇り空。遠望が利かない。今日は富士山が見えない。それでも風もなく穏やかなのがいい。

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                これは月見岩

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               見晴らしのよい稜線

 

 いよいよ頂上へ向かうが岩場もそろそろ出てくるハズ。最初に現れたのは「髭剃り岩」。中央からスパッと刃物で切ったように割れている。中に入ってみたい気もしたが、挟まって身動きが出来なくなるとヤバイと重いそれはやめた。

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                 髭剃り岩

 

 その後も鎖場のある岩や緊張感のある岩壁が出てきてスリルもたっぷり。極めつけは頂上直下の「鳳岩」、高さ10mくらいだろうか。衝立のように立ちはだかっている。迂回路もあるが「ここで逃げては・・・」とばかり挑戦。取り付いて鎖を頼りに登り切った。意外と簡単でしたね。

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          これが噂の「鳳岩」、高さ10mくらいか

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            鳳岩を上から見ると・・

 

 「鳳岩」を登ると目の前に乾徳山の看板。歩き始めて3時間30分くらい。曇り空で展望は良くない。まぁ仕方がない。岩場の頂上は狭い。腹ごしらえをして下りにかかるが、これまで誰にも会っていない静かな乾徳山だ。本当は黒金山(223)2m)まで行くつもりであったが、この天気じゃ面白くない。登る機会があるかどうか分からないが、今回はやめておく。

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            鳳岩を登りきると乾徳山の頂上

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          頂上から黒金山方向、ガスッています

 

 下りは一度、黒金山方向へ。こちら側も梯子があったりする。短いが岩場を下りて「水のタル」(意味分からず?)の分岐に出る。ここから国師ケ原へ戻る。沢地形の中に寝うけられたコースはちょっと分かりにくいかも。ロープが張ってあったりしているが、ボ~ッとしているとそのまま沢を下りていくかもしれない。

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           反対側から見る乾徳山、岩だらけ

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          ここは黒金山と下りルートの分岐点

 

 往路の国師ケ原に出て高原ヒュッテに立ち寄る。見た目は新しくてきれい。中もきちんと整頓されている。バイオトイレがある。大きな薪ストーブもある。使い勝手が良さそうなヒュッテここからは往路のコースを忠実に戻った。

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            高原ヒュッテ。中はとてもきれい