北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。

甲武信ヶ岳(2475m)~笛吹川東沢~釜の沢東俣

  • 2015/9/20~21  ●メンバー N川・K野・Y本・TN

<20日>晴れ  西沢渓谷二俣吊り橋~甲武信小屋 8時間(休憩含む)

 東沢山荘でタクシーを降り、西沢渓谷入口方向へ30分歩くと二俣吊り橋へ着く。ここから河原へ下り左岸の旧登山道を使いながらしばらく高巻く。 この高巻きは山の神まで続き、そこから本当の入渓となる。(吊り橋~山の神まで1時間15分)

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                                                            二股吊り橋

 

 ホラノ貝まではワイヤーやロープがあり、高度はあるものの、さほど恐怖感はない。しかし、ホラノ貝からは、登山道が明確でなく、ワイヤーもない。気付くとスッパリと沢へ切れ落ちた高い崖にいる。あまりの恐怖で一度しか下を見なかったが、 ここで東沢山荘の方から出発直前に、昨日この沢で死亡事故があったから気をつけて!と言われたことを思い出し、 間違いなくこの崖なんだろと思った。全員必死の表情となる。私は山の神に無事に着いた時には、胃の痛みを感じた。

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              ホラノ貝(ゴルジュ)

 

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                 山の神

 ここからは、何度も渡渉し進む。左右から流れてくる美しい沢や緑色の釜、滝、滑、が次々と現れ飽きることがない。ハイライトの両門の滝を最後に沢は倒木が多くなり荒々しい様相となる。

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                   乙女の滝

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                 東のナメ

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                  魚止めの滝

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                 千畳のナメ

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                  両門の滝

 

 標高2000mあたりの二股を右へ入るのだが、 入ってすぐK野さんが沢の中にたくさんの砂金を発見し、 30分ほど砂金取りに挑戦するも、道具がなく上手く取れない。仕方ないので砂金や水晶がたくさん付いた石を三名はザックに入れる(1個1キロ弱はある)しばらくキラキラと光る水の中の砂金に見惚れながら行くが、途中からは全くなくなる。

 急斜面の沢の上にポンプ小屋が見えだすとゴールは近い。 さらに小屋へ向けて登り、登山道と合流し到着。小屋では、四人で砂金の夢を語り合う。

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         水を引くパイプが現れると甲武信小屋は近い

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            甲武信小屋。ストーブがユニーク

 

<21日>晴れ  小屋~西沢渓谷入口へ下山 3時間(休憩含む)

 朝食後、日の出を見に頂上へ登る。 展望が良く雲海に富士山が浮かび美しい景色。朝食前のひと時に山小屋のおじさんと会話するチャンスがあり、N川さんが砂金の事をそれとなく聞いてみると、数年前に閉山した金鉱山があると言われ、全員の疑念含みの夢が確信の現実のものとなる。 さらに、沢で光る鉱物をたくさん見た、と話すと、あ~~それは黄銅鉱だ!と言われ夢破れる。

 下山は二名、重い黄銅鉱付きの石をザックに入れ、 急斜面が続く登山道をとぼとぼと下りる。登山道には長いシャクナゲトンネルがあり、花の時期には綺麗だと思う。<T>

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              甲武信岳から遠くに富士山

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                国師ケ岳方面