北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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旭岳(2290.9m)~後旭岳(2216m)~熊ケ岳(2210m) 

  • 2015/3/30(月) 晴れ   ●メンバー Kei
  • 9:00ロープウエイ始発~9:20山頂駅~11:25旭岳~12:00後旭岳~13:15熊ヶ岳~熊ヶ岳出発13:25~14:00コル~14:25山頂駅~14:40ロープウエイ乗り場

     

 始発のロープウエイに乗る。朝から快晴。ロープウエイ山頂駅からスノーシューペア1組、外国人ペアのスキー組、単独男性スキー組と天気の割には平日だからか、山頂へ行く人は少ない。先週の良質な雪と違い、今日は早々にクラストの雪にスキーアイゼンを付ける。それでも滑りそうになりながら、ほぼ夏道を行く。登るにつれ風が冷たく、まだ冬だ。夏道は岩が所々出ている。少し右を巻くと、幾分雪が歩きやすい。

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 山頂は割と穏やかで、なぜか外人さんとハイタッチ。この外人さん、フレンドリーで登りながらニコニコと話しかけては歓声を上げて写真とってた。この日は遠くまで白い山並みが青空に輝き、めったにない素晴らしい眺めだった。

 まだ先があると、初の後旭岳を目指し、シールを外して滑る。こちらは雪は滑りやすいが、シュカブラが硬いところもあった。 

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 コル近くに降り、シールを付けて直し後旭へ登り返す。思ったよりすんなり頂上へ着く。 何もない広い山頂だった。またシールを外して滑走。直下は岩やハイマツも出ているので、雪の着いたとこを回り込みコルまで降り、またシールを付けて熊ヶ岳へ登るが、シュカブラが酷くてボコボコ斜面。2100m過ぎでスキーをデポし、アイゼンで登る。 

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 段々と岩場の細尾根になり、落ちないようにゆっくり進む。 途中岩に行き詰まり、少し戻って左側に降りて巻いてトラバース。怖っ!山頂は鉄の棒?足元も岩場で狭い。緊張の初登頂だった。

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 アイゼンに雪団子も着きだしたのでピッケルで落としながらゆっくり下山。スキーデポからシールを外してコルまで降り、あとは旭岳の北斜面を降りすぎないようにひたすら巻いて山頂駅を目指し、ほぼスキー場を下る。スキー場はすでにベチャ雪で滑りにくかった。