北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。https://www.facebook.com/KitamiAlpineClub

雄冬山(1197.7m)〜浜益御殿(1038.7m)

 ・2014/5/11(日)  メンバー Y澤・桂・静・OM

 ・タイム 6:11 c380、車止→6:26 c425、スキー装着→7:33 c615→9:30 御殿北c990→10:50 雄冬山 12:05→12:58 浜益御殿 13:16→14:12 c425、シートラ →14:24 車/雄冬山まで4:39 浜益御殿まで0:53 車まで1:08 総行動時間8:13

 

 ここの林道にはゲートがないので、雪を踏みしめてc380まで上がる。朝からスカッパレ。15分のシートラで既に汗ダク。スキーをつけると間もなくヘアピン。さすがに路上以外には雪はなくショートカットはできない。それでもc500あたりから斜面の雪も多くなり、大阪山はショートカットできた。そこからはたっぷりの雪。c800あたりからは真っ青な日本海を背景に快調に進む。昨日、左手に見えていた浜益岳を右手に見ながら進む。

f:id:ki1547m:20180406172149j:plain f:id:ki1547m:20180406172201j:plain

 浜益御殿は後回しにし、c980付近で左から巻く。左手に雄冬山が一歩一歩近づいてくる。御殿の北東まで回り込み、国境稜線をコルへと下る。c900で尾根がやや細くなると浜益岳の左奥に尖った群別岳が現れる。c1000から尾根は急激に細くなり、傾斜も急になってくる。ノンシール+スキーアイゼンでは直登は苦しいが、ジグを切ってなんとか山頂にたどり着く。

f:id:ki1547m:20180406172220j:plain f:id:ki1547m:20180406172233j:plain

 まさに360°の大展望。強い日差しに1時間15分もくつろいでしまう。今日の浜益岳はなくなった。雄冬の大斜面を堪能し、御殿に登り返して緩い尾根をのんびり滑り降りた。すばらしい二日間であった。この山域には未登峰がまだまだある。また来よう!   <Y澤>