北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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利尻山(1721m)

  • 2014/5/5(月) 快晴  ●メンバー T山・moco   ●タイム 4:15 北尾根登山口→8:20 長官小屋→9:10 9合目→9:50スキーデポ→10:30 山頂→11:00 山頂発→14:30 下山

 目覚めるとまだ星が輝く暗闇だったが快晴の予感。昨日の悪天の中沢山の登山者が強行し、行くか止めるかで悩んだが、1日船を遅らせて停滞した甲斐があった(^^)v カップ麺を流し込み、身支度を整えると夜が明けてきた。登山口から甘露水までスキーを背負って歩くとそこから先には黒ずんだ松だらけの残雪が残っていたのでスキーを履いた。

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 C400m辺りから登山道を外れ沢型を詰めC900辺りからアイゼンに履き替える。スキーを背負ってのカリカリ急登に加え、木の枝の氷が雹の様に落ちてきて当たると痛い。長官山を越えたC1250の稜線に出ると景色が開け、写真を撮りつつ下山滑走ルートを検討する。

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 C1400過ぎでスキーをデポしていよいよ山頂を目指す。辿りついた山頂にはまるで御殿の様な社が祭られていて供えられていたエビスビールが黄金色に輝いていた。ここより高い南峰はすぐそこに見える…ので、行けるところまで行ってみた。北峰と南峰のコルで足が止まり進めそうになかったので、そこまでとし、社に戻り山頂を満喫した。

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 スキーに履き替え、一気に滑り降りる快感に疲れが飛んでいく。長官小屋から登り返し、稜線の藪をかき分け登ってきたルートの隣の沢をコースに選んだ。滑り出すのを躊躇してしまう斜度だったがカリカリだった雪がザラメになっていたので思いっきりが付き存分にスキーを楽しめた。  <moco>