北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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後立山・白馬三山/白馬岳(2932.2m)〜杓子岳(2812m)〜鑓ケ岳(2903.1m)

  • 2013/10/12-13   ●Y澤、他2名
  • 1日目 5時間04分(休憩除く)  6:57 猿倉荘→7:54 c1510朝食 8:02→8:07 白馬尻小屋 8:12→11:25 c2550 11:39→12:06 頂上宿舎 12:38→13:01 白馬山荘

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f:id:ki1547m:20180415163836j:plain f:id:ki1547m:20180415163851j:plain 上空には青空が広がるも山頂部には雲がかすめている。白馬尻をすぎると風が強くなり雨が落ち始める。大雪渓の中ほどからは強風と雨に叩かれ、寒い痛い。やがてホワイトになる頃、頂上宿舎にたどりついた。味噌汁とおにぎりで内から温め白馬山荘へと向かう。山荘につく頃霰が混じり、2時間後には吹雪模様となった。夕方到着した人は全身凍りついていた。

  • 2日目 7時間18分(休憩除く)   6:45 白馬山荘→7:00 白馬岳→7:13 白馬山荘→7:28 丸山(2763m)→8:24 杓子岳→9:28 鑓ケ岳→9:47 鑓温泉分岐 9:57→11:19 鑓温泉 11:53→13:23 小日向のコル 13:30→14:50 猿倉荘

 風は一晩中吹き荒れ、古い木造建造物が悲鳴を上げていた。朝になると風は強いままだが、まっ白な雪景色に青空が広がり、淡いピンクの中に富士山が浮かんでいた。白馬岳山頂はすぐそこだが、向かい風に呼吸が苦しい。

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 下降は剱・立山連峰に向かって下っていく。遠くに槍・穂高連峰も見えている。このとき見えていた杓子岳・槍ケ岳にも富山側からドンドン雲が湧いてきて、風は強まるばかり。体を傾げながら息も絶え絶えに辿りついた鑓ケ岳からは何も見えなかった。真冬の稜線から下降すると徐々に雪も緩み、消え、暑くなってくる。

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 鑓温泉では男性も女性も青空のもと、湯に癒されていた。ここからは山腹をトラバース気味に小日向のコルまで尾根・沢をいくつか乗り越えていく。途中の杓子沢上部の白いカール地形が印象的であった。コルから少し下がった広場からは雪と岩で白馬岳がとても大きかった。 <Y澤>

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