栗駒山(くりこまやま)は山体が宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる山。霊山ではないが昨年行けなかったので紅葉時期に行きたい山だった。
須川温泉の登山口には豊富な量と入浴に適温の温泉が流れている。寒い朝で手を温めてからスタートする。50分位で1944年に小規模な水蒸気噴火を起こし出来た昭和湖があり白い水が印象的。多くのカメラマンが準備をしていた。須川分岐からは鳥海山が綺麗に見えている。焼石岳、その上に岩手山が頭を出している。早池峰山も見えるが雲が出て間もなく見えなくなる。
山頂へ向かう尾根上は紅葉が進んで綺麗。山頂から南側はガスで何も見えない。早池峰山は顔を出さない。山頂でテントを張っている人に出会い、6月の利尻岳山頂でテントを張って泊まっていた人だった。感動して話が盛り上がる。
須川分岐まで戻り天馬尾根へ向かう。秣岳までの木道では草紅葉が綺麗だった。秣岳からは標高300mを一気に下り栗駒道路に出て車道を歩いて須川温泉に戻る。