北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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上川岳(1884m)~白水川c1125右股東面沢 

  • 2013/9/8   ●メンバー N川・S山・K野・政子・OM・Y澤  
  • タイム 5:50 観音岩覆道層雲峡側出口駐車帯→6:40 白水4号橋奥→8:04 c1125二股→9:31c1400(撤退)→10:58 c1125二股11:17 地熱調査の廃施設見学→12:09 白水4号橋→13:04車止め・登り3:41・下り3:33 (休憩含む)

 石狩川本流が川幅一杯に水を湛え、やや薄濁りの中、白水橋上ゲートを跨ぎ林道へと入る。数年前の記憶よりも勾配がきつく感じながら、すでに汗だくで進む。白水3号橋を越えるとメロンの滝が見えてくる。白水本流もやや水量は多いようだ。浸かってみると案外深く、腰まで水没し、水がやたらと冷たくしびれた。

 c1125m右股は流れも細く、出合いは案外スッキリとはしていないが、ここからが面白かった。 

 段差程度の流れをドンドン越えていくとc1200で小滝(F1)を従えて、約20mと思われる直瀑(F2)が切り立った岸壁の狭間に待ち構えている。しばし見とれながら休憩し、右のルンゼから巻いた。

 ルンゼ上部は土がはげ、スラブ状の岩盤で左へ逃げた。この巻きの登下降が最大の難所であった。落口は岩にあいた窓のようだ。まもなく狭い岩の間を流れ落ちる段瀑(F3)が現れ、それぞれみ楽しむ。c1310二股はどちらも滝となって出合い、左股の滝(F4)を右脇から上がるとまもなくF5となり、直登する。

 これを過ぎると流れも細くなり、源頭が近づいていることを思わせる。行く手正面には稜線が柱状節理となって立ちはだかり、核心部も終わったようである。時間的に上川岳山頂往復は難しいと判断し、c1400を本日の最高点とした。 <Y澤>

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