●2012/8/4 ●メンバー3名 ●タイム 7:01 山荘→8:11 c530二股(南面沢出合)→9:48 c900大滝→11:33 c1350東コル→12:01 山頂 12:33→14:25 c840二股→15:34 c530二股→16:36 総行動時間9:35 登り5:00 下り4:03
楽古山荘から北に広がる谷間の上に本当は十勝岳は見える。今日は白一色で東の稜線がわずかに見えるだけ。山荘前を出発し、朝露に濡れる林道を行く。4~500m行くと笹被り、予定よりもかなり早く入渓した。c530の南面沢出合はとても趣があり、よいところだ。
c575を左、c660を右…と淡々と高度を上げる。c700で沢幅一杯にガレキが埋め尽くす。c840を右にとると沢幅はグっと狭くなり斜度が増す。 c900二股では進路の左股をこの沢唯一の大滝が塞ぐ。左脇から上がるともう一段、中を登るとさらにもう一段、あっという間に核心部は終わった。
c1060三股、左にとると山頂へ突き上げるが右を行く。泥の急斜面を胸程度の笹をひっぱり持ち上げる。沢形が消えるとわずかな這い松を漕ぎ、東コルへ出た。約30分踏み跡を辿り、案外手狭な山頂に立った。手前にはよいテン場があった。
下りは東コルから右股と中股の小さな中尾根の踏み跡を辿り、c1060で沢身に降りた。大滝上でヒヤっとする場面もあったが、無事に山荘に辿りついた。それにしても滝の少ない沢であった。某大なガレキに埋め尽くされたのか?! <Y澤