●2012/7/21 ●メンバー2名 ●タイム 登り2時間、降り1時間半
単調な川原歩きの後、ゴーロ帯になりそこを超えるとすぐに白幽の滝が見える。もの凄い落差のある滝だ。しかもこれは下段の滝と言って、さらにこの上に同しくらいの落差の滝があるらしい。水量はそれほどないが急斜面の岩盤を滑り落ちる滝が陽光を浴びて白く輝く様はとても美しい。
今回は下見なので、右岸を少し登り懸垂で降りようと準備しているとYが「あれ熊じゃないですか?」と言う。見下ろすと、滝の直下の雪渓に熊がいた。笛を吹くと、熊は下の様子を伺い右の藪の中に消えて行った。俺たちはさらに笛を吹いたり鈴を鳴らして懸垂下降したあと、足早に沢を下った。下見でいきなり熊に合うなんて、恐るべしオシラネップ。 <孝>