●2011年6月26日(日) 晴れ ●メンバー 6名 ・登り2時間45分 ・下り1時間50分
黄色鮮やかで素朴なヤマガラシに始まり、小さく可憐で区別のつきにくいツマトリソウ・ミツバオウレン・ヒメイチゲや線香花火のようなマイズルソウ、紫色のストライプが素敵なヒョウノセンカタバミに向かいいれられたペケレベツは花への期待が膨らみます。
最初のほんの少しだけ、笹を刈り払われた林道を行くとオオカメノキとサビタの花が珍しく共演し、コバイケイソウも下山時には豪華に咲き誇ります。サンカヨウが目立ちだすと、妖艶なシラネアオイが少々、エゾヒョウタンボクが少ない赤で目覚めさせてくれ、まだ緑がかったウコンウツギの中に淡い黄色も見られ、アマチャズルもジミ~に咲きます。
1200mを越すと、数か所の残り少ない雪渓の横に今日一の華のチシマザクラがそこかしこと薄ピンクで心和む花影を作り、コヨウラクツツジはコンスタントに朝露を抱き輝き、そんな中、とにかく笹漕ぎ・笹漕ぎで、藪山登りのようですが、裏白ナナカマドの群落は、秋の赤い実を思うとわくわくします。
最後少しの直登をやり過ごすと、あっけなく山頂で木々が刈り払われ十勝連邦を見渡せますが、どれがどれだか・・(勉強不足!)ゆっくりと休み、又、下山も笹漕ぎで距離や緩やかな稜線の割に時間がかかった。 <文>