北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。https://www.facebook.com/KitamiAlpineClub

猫山 553m

2020年2月22日 天候曇り 
猫山553m 羅臼町
O島 他1

8:45→11:30 C460岩基部(右耳)アイゼン→12:00山頂12:15→14:15

登りそびれていた猫山、会の行きそうなメンバーは既に登っている。
「今年の猫の日は令和2年でプレミアム猫の日」と何かの記事を見て猫山の事を思い出した。どうせならプレミアム猫の日に登りたい!

尾根の上は木が多くポン陸志別川源頭まで少々面倒だった。雪が固く標高250くらいでスキーアイゼンを装着した。
去年の春に登ったメンバーが岩場の右側に水がしみだしてアイスできるかもしれない!と言っていて気にしてみていたが、そんなところはわからなかった。
遠くから見ると岩だらけでどっから登るの?と思えるがちゃんと弱点があった。
岩の基部でスキーをデポ。灌木をつかんで岩のすきまを登る。
下りは自分がいつも持ち歩いている15mのフローティングロープと同行してくれた人の20mを結んで使った。(ちょっと足りなかった。)

残念ながら天気はイマイチでガスっぽく、猫の耳や額が見えなかったけれど、気になっていた山に登れて満足でした。(記:O島)

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右耳の基部を目指す!

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一瞬急だけど灌木があるので登れる。

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晴れてたらネコに見えるのになあ




 

黒岳

Kurodake Climbing Report.

Monday February 22nd 2020
Weather: sunny
Members: Mark & Mr. Otomo

Start: 9:16am
Finish: 1:30pm

In Ireland snow rarely accumulates on mountains for more than five days and even then accumulations are small, only a few centimetres. Compared to Ireland's mountains Daisetsuzans conditions are severe but just as beautiful.
It has been my goal to climb Daisetsuzans Winter peaks since I arrived in Hokkaido. I was really that together with Mr. Otomo we could achieve this.
Despite a forecast for worsening weather, the day was clear and sunny. We started from the chair lift accompanied by snowboarders eager to to assess the snow condition. It was in deed deep, fine and powdery. We progressed through the tree line until we reached a clear slope just under the summit. Here I switched to crampons because of the steep gradient however Mr Otomo could continue in snowshoes.
The view from the summit revealed Daisetsuzans frozen interior. A strong wind blew making it difficult to stay and appreciate the view but I was glad to have climbed a Daisetsuzan peak at last. Happily we descended to the ropeway station quicker than expected.


黒岳登山レポート。

2020年2月22日月曜日
天気:晴れ
メンバー:Mーク&O友

開始:9:16 am
終了:1:30 pm

アイルランドでは、雪が5日間以上山に積もることはめったにありませんが、それでも積雪は少なく、数センチメートルです。 アイルランドの山と比較して、大雪山の条件は厳しいが、同じくらい美しい。
北海道に着いてから、大雪山の冬の山頂に登ることが私の目標でした。 私は本当にO友さんと一緒にこれを達成できると思っていました。
天気が悪化すると予測されていたにも関わらず、その日は晴天でした。 雪の状態を評価したいスノーボーダーを伴ったチェアリフトから始めました。 それは、深く、細かく、粉状の行為でした。 頂上直下の明確な斜面に到達するまで、ツリーラインを進みました。 ここでは急勾配のためにアイゼンに切り替えましたが、O友さんはスノーシューで続けることができました。
山頂からの眺めは、大雪山の内部が凍結していることを明らかにした。 強い風が吹いて、滞在を止めて景色を眺めるのが難しくなりましたが、ようやく大雪山の頂上に登れたことを嬉しく思いました。 幸いなことに、私たちはまわりよりも早くロープウェイ駅に降りました。

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NZ タラナキ山(2518m)

NZ タラナキ山(2518m)
2020年2月14日(金曜日) 天候 晴れ
メンバー Y本、T地、会員外1名
ビジターセンター〜頂上 登り 3時間半 下り 2時間半
タラナキ山はニュージーランド富士と呼ばれるくらい富士山に山容が似ている。
ビジターセンターから途中の電波塔までは、仁頃山の管理車道のような道を登る。約1時間半。電波塔のそばに唯一のトイレがある。
そこからは階段で整備されているが、階段が終わると火山灰のザレ場の直登になる。距離長く、傾斜もあるため足がずり下がり歩き辛い。それが終わると標高2100m頃から四肢を使って岩場の登りが続く。日本だったらヘルメット推奨!って言われそうな所。登りきると雪渓がある火口鞍部でる。雪渓からまた岩場の登りが少しあり頂上へ。
苦労して登っただけあり、展望は最高。水平線が丸く見えた。(記 T地)

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NZ Mt.ルアペフ(2797m)

NZ Mt.ルアペフ(2797m)
2020年2月12日(水曜日) 天候 晴れ時々曇り メンバー Y本、T地、会員外1名
ゴンドラ最終点〜ドームピーク(2672m)
登り2時間20分 下り1時間30分
ルアペフ山は北島の最高峰。標高2000mまではゴンドラで行ける。冬はスキー場になっている。ゴンドラ駅は立派でレストランがあり、テラスで飲食も可能。
ここは火山の山で、岩がゴロゴロしていて歩き辛い。雪渓も残っており登山ルートはなく、踏み跡も明確ではない。地図もないので噴火口へ向かって登りやすそうな所を探して登る。火口は大きく、その雄大な景色に驚いた。とても火口一周は出来る感じがしない。
ドームピークからはミルキーブルーの湖が見える。
下りは踏み跡を見つけたのでそれに沿って歩くが途中から変な所へ入ってしまい。崖を下りたりと少しスリリングだった。
視界が良かったから迷わなかったが、ガスがかかったりしたらルートはわからないと思う。(記 T地)

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瀬戸瀬山、薬師山、野上

■日時・天候
2020年2月11日(火) 天候 晴れ
■メンバー
M越、T谷、O関
■タイム&所感
<瀬戸瀬山> 一等三角点 901.5m
瀬戸瀬温泉(7:50)→山頂(10:20)→下山開始(11:00)→下山(12:40)
登り:2時間30分 下り:1時間40分
 
昭和50年(45年前)までスキー場として使われていた瀬戸瀬山、皇族殿下もスキーを楽しまれた歴史ある山ですが、現在はスキー場としての面影はなく静かな藪山に戻っていました。
スキー場としての役目は終えましたが、一等三角点があるため、今後も山屋さんや三角点ハンターの方々が訪れることでしょう。時間の流れを感じる山行となりました。

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600mの小屋

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三角点標識
 

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<薬師山> 四等三角点(点名:野上) 373.7m
登山口(13:30)→ガンケ取付き(14:10)→山頂(14:45)→下山(15:20)
登り:1時間15分 下り:35分
 
前回(2018年の年末)はクマ騒動で撤退したため、再訪の機会を待っていました。今回は反省を踏まえて、クマさんが冬眠している時期に登りました。登山道から外れてしまい、岩稜に突入しましたが、ロープは使わずに済みました。山頂部はガンケになっているので抜群の眺望、先ほど登った瀬戸瀬山と、遠くに流氷も見えました。

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低山なのに高度感あります



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眺望抜群です


<ロックバレースキー場>   三等三角点(点名:野上) 416.8m
霊園(16:20)→山頂(17:10)→道の駅(17:30)
登り:50分 下り:20分
 
瀬戸瀬山も薬師山も滑りを楽しめる山ではなかったので、最後はロックバレースキー場でしめることにした。この山の点名は「野上」、三等三角点である。
せっかくなので自分の足で登って、スキー場を滑ることにした。道の駅のOPENに合わせてスキー場もリニューアルされており、リフト新設&ナイター照明も増設されており、遠軽町の気合を感じた。ロッジが道の駅も兼ねているので、多くのお客さんで賑わっていました。(記:O関)

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リフトの横に三角点あります。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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遠軽夜景


NZ トンガリロクロッシング(19.4km)


NZ トンガリクロッシング(19.4km)
2020年2月11日(火曜日) 天候 快晴
メンバー Y本、T地、会員外1名
7時38分マンガテポポ登山口〜14時20分ケテタヒ登山口
朝7時に宿の前からシャトルバスに乗り登山口へ。しばらくは、ほぼ平に近い道を歩く。みんな足が速くどんどん抜かれていく。その後、溶岩流の端を通り谷の奥へと入って行く。ルートはしっかりとしており多くの人が歩いている為、迷うことはない。このクロッシングの最高峰はナウルホエ山(2287m)。マオリの聖地のため登山は禁止されているのでその裾野を行く。
ルート最高点のレッドクレーターを少し下るとエメラルドの湖が3つ、その奥にもブルーレイクを望め圧巻である。
ここからの下りが急斜面で何度か足車に足を取られ転倒しそうになる。
ブルーレイクを過ぎると眼下に湖や森、町を見ながら黙々と下る。最後は樹林帯の中を行くのだが、その頃には足の裏とスネの筋肉が痛い。帰りもシャトルバスに乗り宿へ。疲労でバスの中では爆睡していた。(記 T地)

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ニペソツ山 デルタルンゼ


2020年2月10日(月) 天候 晴れ
メンバー:O島、他1
最終除雪地点P(二の沢出合い)C617 6:50→13:00 C1035 渡渉→14:40 C1270 C1 行動時間7:50

1日目はラッセルはそうでもないものの、ルーファイが肝で、作業道はアップダウン多いし、外れると密林だったりで時間がかかった。
半雪洞・半イグルーは一度新雪部分の屋根が崩れて建設に2時間。この晩はかなり冷えたはずだが、 新しく手に入れたエアマットのおかげもあり それほど寒さを感じなかった。どうしても中の荷物がカオスになるのが課題。

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出発時、ピンクに染まるニペ

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写真は撤収時のもの

2020年2月11日(火) 天候 快晴
メンバー:O島、他2
C1 6:40→7:40アイゼン装着→8:30ピッケル→9:30稜線→9:50山頂9:55→10:30デルタドロップポイント→11:00デルタ下尾根(休憩)11:25→11:45 C1撤収 12:35→16:10下山 行動時間9:30

翌朝外に出て準備していると雄たけびが聞こえてくる。2:50にヘッデンスタートのUさんがなんと3時間強で登ってきた。
そしてそのままの勢いでデルタ上までラッセルしてくれた。
稜線で荷物をデポして空身でピークへ。この時期こんなに天気の良い日がシーズンに何日あるのでしょう。
デルタルンゼは固いモナカで、なんとかスキーで降りたといった感じ。その後固モナカを攻めたTさん、クラッシュして膝を負傷。
デルタでコケたら大惨事が起こったに違いない。デルタは守りの滑りで良かったんだと3人で納得する。
帰り道はTさんのルーファイで効率よく下山。このルートで次は天狗寄りの沢に行くことがあるかも。お二人に感謝。(記:O島)

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前天狗

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十勝連峰(遠くに芦別も)

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大雪と石狩

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デルタドロップポイント

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いってらっしゃい!

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