北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。https://www.facebook.com/KitamiAlpineClub

アバレ川 美瑛川支流

■日時 2019年7月15日(月) 曇り
■メンバー M越、O智、O関、O島、T地、Y本、O友、他2
■タイム 6:55車止め→7:15林道引き換えし・砂防ダム渡って右岸へ→8:00C810入渓→11:55C1240二股→13:00勝瑛の滝→13:30沢復帰→13:50登山道→15:20望岳台下山

望岳台に1台デポ、前日にT地さんY本さんが下見してくれた車止めは立派で10台は余裕で停めれそう。遊歩道をさくさく歩くと川から離れだしたので引きかえし、はしごがある砂防ダムで右岸に渡る。地図では林道があるはずだがヤブ化。しばらく藪漕ぎしていると林道復活。フレッシュ熊フンがあった。砂防ダムがなくなるところを狙って入渓。
噂には聞いていたが本当に小滝の連続。楽に行こうと思えば巻けるし、元気なメンバーはノリノリで直登していた。上流に行けば行くほどつるんとした岩になってラバー沢靴のフリクションがきいてくれる。
勝瑛の滝は右岸から巻くと本に書いてあって、有名な沢なので巻道も明瞭かと思っていたらそうでもなく甘かった。あまり滝に近づかないように灌木を使って急登をよじ登る。下りも灌木を使いながら沢に下った。人数多いせいか遊んだせいか登山道に合流するまで6時間半以上かかった。下りに道があるのはやっぱり有難い。また来たい楽しい沢だった。(記:O島)

 

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見守るパイセン

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あ~~

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勝瑛の滝

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モンブラン1日目

14日(日) 晴れ シャモニー~レ・ズーシュ~キャビン~登山列車~テー・トルース小屋(3167m)
 歩きはじめ12:30~テート・ルース小屋15:00

いよいよモンブラン初日。一度ホテルをチェックアウト。置いていく荷物はホテルにデポ。冬靴でシャモニーからバスでレ・ズーシュまで行く。ここで現地ガイドと待ち合わせ。
モンブランのガイドは一人で客二人までとのこと。日本人ガイドは関東の夫婦に、私は札幌の女性とイタリア人のガイドと歩くことになる。
関東のもう一人の女性はフランス人のガイドと1対1だ。奇数なので誰か一人になるが、その分料金がかかる。
ケーブルで登り、登山電車の駅まで5分歩いて、まもなく来た電車に乗る。勾配があるのでゆっくり登る。ニィー・ティグル駅(2380m)に12:30着いて、ここから登山開始。最初は雪のないがれ場の道を登って行く。花も少し咲いている。13:00景色のいいところで朝買ったサンドイッチを食べ休憩。途中野生のヤギがいる。雪がちらほら出てくる。14:00監視小屋到着。ここでグーテ小屋に予約しているか、装備は大丈夫か届けてチェックされるそうだ。今日泊まるテート・ルース小屋が雪原の向こうに見えている。
小屋にはまっすぐ行かず小屋より15分ほど上がって高度順応をした。帰りはジグを切りながら雪の歩き方をガイドにチェックされる。
テート・ルース小屋はきれいで温かい。従業員の家族なのか、子供もいた。入り口すぐの部屋に金物と靴を各自BOXに入れる。部屋はベッドが2段になった下の階に割り振り。
ドアがいくつもあり、暗い廊下はわかりずらく、部屋へ行くのが最初迷う。マットも毛布もあり寝てる時も寒くはなかった。夕食、朝食も出るし、快適だ。トイレは男女同じところなので、男性がいたらそそくさと奥の個室に向かう。水洗でトイレットペーパーはあるが流さないで箱に入れる仕組み。
水はないのでまず、1Lを買う。歯磨きもすべてこれで賄う。外は日が当たり暖かで靴を干す。
夕方ヘリコプターが飛んでホバーリングしている。小屋のすぐ上の岩場で滑落事故があり、二人ぶら下がって去って行った。落石も多いところが
あるので11時までに通過するため、1日目はこの小屋に宿泊する行程。天気予報が食堂に書かれていて、夜は雨であまり良くない。食堂にいると
日本人のガイドが日本人の客を一人連れてきていたのでガイドと会話する。客は70歳。エベレストにも登っているHガイドで情報を色々教えてくれる。
同じ行程で、明日は2時朝食、3時出発らしい。自分たちは7:00朝食、8:00出発予定だ。
夜の食事は18:30~スープ2種類、チーズ、パン、そしてデザートも出たのはさすがフランス。デザートは何種類かあり、おいしかった。21:00過ぎにはベットに入った。(記:T橋)

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オロエン川 

■日時 2019年7月14日(日) 曇り
■メンバー M越、O智、O関、O島
■タイム 9:25車止め→11:30C340二股→11:45ゴルジュ先で休憩・折り返し→14:10下山

オロエン川は雨あがりなのにずいぶんと水量が少なく驚く。途中バイルを投げて引っ掛けてアンカーにする練習をしたり、遊びながらのんびり登った。狭いゴルジュは以前は泳いだが、お腹くらいの水位だった。O智さんが「林道じゃなくてこのまま沢を下りましょうよ」と言ったので下りも沢にした。下流で登ってくる2人パーティに会う。友人だった。話をすると明日のアバレ川の予定も一緒で、前泊は国設白金野営場のケビンである事を伝えて、夜に遊びに来てねと言って別れる。
白金野営場は小雨が降ったり止んだりなのに、たくさんのテントがあり驚いた。
ケビンは1棟3500円、7人だったので2棟で1人1000円。気に入りました。
畳がひいてあり、上に1人、下に3人寝れる。暗くなってからは入口スペースにマットを引いて宴会した。夜9時半くらいに明日一緒の若者2人が合流し、結局飲みすぎる・・。(記:O島)

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ばっちりひっかかっております。

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プレ・ヴァン2520m

13日(土) 晴れ プレ・ヴァン2520m

今日は休養日。土曜は朝市が行われているとのことで、みんなで広場に行く。チーズ野菜果物雑貨等、いろいろおもしろかった。
一度ホテルにもどり、シャモニーからモンブランの反対側の山、プレヴァンに軽装で行く。ホテルから徒歩20分くらいでゴンドラ乗り場。すぐそばに
パラグライダー店がある。ここがパラグライダー(パラパント)発祥の地だそうだ。毎日たくさんパラグライダーが飛んでいる。ゴンドラ二つで一気に
山頂。モンブランも見える。トレッキングコースが多々ありたくさん歩いている。それにしてもゴンドラが多いところだ。
山頂から一つゴンドラを降り、昼食。レストランが開くまでパラグライダーのテイクオフ場がすぐそばにあったので見に行く。タンデムの観光客が次々来ては飛んでいく。
一度街に降り、花が有名なカフェ、日本でもテレビで紹介されているフローラル小屋まで林道を歩くが、暑いし、道は落石のあともある荒れた道、途中沢が流れて何度も渡渉。
1時間以上歩いてまともな道と合流。小屋は周りが花で飾られ、人もたくさん来ていた。(記:T橋)

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エギュード・ミデイ 3842m~エルブロンネ3492m~エギュード・ミディ

12日(金) 高度順応トレーニン エギュード・ミデイ 3842m~エルブロンネ3492m~エギュード・ミディ
10:30~14:30 晴れのち曇り

 

本番用の装備で高度順応トレーニングに出かける。シャモニーからゴンドラ二つを乗り継いでエギュード・ミディのどがった岩の山に到着。
テレキャビンに乗り、イタリアのエルブロンネ駅に到着。グランドジョラスの北壁が見えてくる。眼下には氷河、歩いている人たちが小さく見える。
私たちもそこを歩いてエギュード・ミデイに戻るルートだ。エルブロンネ駅は新しくきれい。中でハーネス、冬ウエアを来て手袋をして外に出て梯子から氷河に下りる。降りたところでアイゼンを付け、ストックとピッケルを持つ。ヘルメットはなし。ガイドに全員ロープで各自1・5mほど離れて繋がり、
私はガイドのすぐ後ろだった。広い雪原は氷河で、クレバスがあるのですでに歩いている足跡をなぞりながら歩く。買ったばかりの靴は快適。
左には名前の通りの針峰群が空に突きあがっている。所々でクライミングをしているのが見える。晴れていた天気はだんだんガスがかかり、寒くなってくる。夏帽子だけだったので薄い目出帽をかぶる。歩けば暖かいが、やはり寒い。フランス側から来る人、同じコースを歩く人けっこうな人が歩いている。なだらかに下り上がりをして、最後は急斜面の登り。メンバーに高度障害の人も出て、段々止まったりゆっくりとなったりするが、休憩はほとんどない立休みくらい。クレバスが開いているところがたくさんあった。ここも雪がかなり昔より少なくなったという。エギュード・ミディの雪のトンネルまであと少しが一番切れ落ち、凍ったところもあるのでピッケルを刺しながら登る。猛暑で雪解けが今年は早く、亀裂が横に入り、何日か暑さが続けば、雪が割れ登れなくなりそうだ。
高度障害は出なかったのでほっとする。帰りはまたゴンドラ二つを繋いで下りると街は晴れて暑い。(記:T橋)

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リツーリ~バルム2186mトレッキング 

フランス側からモンブラン4810mへ 7月10~20日 T橋

日本からはガイド一人、客5人が参加のガイドツアー 60代3人、75歳一人、私が最年少でびっくりだった。
日本から持ったのは38Lザック、トレッキングシューズ、サンダル、冬ウエア、合羽、アイゼン、ピッケル、ハーネス(沢用の軽いもの)、ストック1本(バスケット付)
ヘルメット、カラビナ2、シュリンゲ2、ヘッドランプ、アルファ米2、インナー手袋、皮手袋(5本指)、オーバー手袋(5本指)、薄い目出帽、ネックウォーマー
行動食(おやつ)、夏帽子、夏手袋、サングラス、ゴーグル、日焼け止め、インナー上下、長袖シャツ2、フリースズボン、冬用スパッツ、夏ズボン、ショートパンツ、
スパッツ、広口水入れ500ML2つ、テルモス、ダウン(上のみ)、トイレットペーパー、カメラ、インナーシーツ(必需品)など。
機内に100Lザックに入れて預けるが18k強。冬靴は現地でレンタル予定が、レンタル代結構高かったのと割引だったので2日目にスポーツ店で購入した。

7月9日千歳に前泊、10日千歳~成田~ヘルシンキフィンランド)~ジュネーブ(スイス)~車で約1時間半フランス・シャモニー泊 夜8時過ぎ着く
シャモニーはすでに標高1000m以上。夜も9時ころまで明るい。空気は乾燥いてからっとしてる。
シャモニーはきれいな街でホテルは町の中の便利なところだった。アウトドアメーカーたくさんあった。
2日目にフランス山岳協会の保険に入ると協会事務所に行く。1年間どこの国でも使えて救助ヘリ他病院代などもカバーさえるという。日本で聞いていた話より倍くらい高い。日本で入ったからと二人女性たちは入らなかった。

11日(木) 晴れ リツーリ~バルム2186mトレッキング

朝から快晴、ホテルの窓からモンブランが白く輝いているのが見える。時差は7時間
街でサンドイッチと水を買い、バスで移動約20分、リツールの町へ行く。スキー場をキャビンとリフトに乗り2195mに下りる。バスは乗り放題のチケットを初日にもらうが、チケット確認しないバスが多かった。
リフトから見下ろすとピンクのマウンテンローズの群落。少し早いが満開の花もある。ものすごい種類の花が咲き乱れる中をゆっくりトレッキング。日本で見る花も何種類かあった。イタリアの国境を越え、ぐるりとなだらかな丘を約3時間ほど歩く。マウンテンバイクのコースがたくさんあり、キャビンに乗せて大勢登ってきてはバイクで降りていた。国境はフリー、石柱があった。
シャモニーに戻ると広場でボルダリングのワールドカップが行われていて、皆で見学。スピードをやっていて日本人選手も見れた。13日が決勝。(記:T橋)

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出羽の古道 六十里越街道

2019.7.8(晴れ) I井、他7人
山形県鶴岡市八幡神社から歩き→注連寺→峠を越え田麦俣泊(約12km)
7.9(晴れ)民宿から→弘法茶屋→湯殿山神社(約9km)泊
7.10(晴れ)湯殿山神社→十字路→月山荘前→志津(約9km)。
1日目は道幅が広く所々に旗や標識ー2日目は豆腐道を歩いたが、湿地帯。3日目 幡は少なく 余り歩かれていない道だった。峠越え・豆腐を運んだ道など歴史路をパンフレットを見ながら楽しい旅歩きだった。
(I井記)

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