北見山岳会/KAC kitami alpine-club

北海道北見市に本部を持つ山岳会のブログです。https://www.facebook.com/KitamiAlpineClub

リビラ山 1291m

10月14日(日)リビラ山 1291m 晴れ T橋 他1名
7:25 林道3.5km地点→7:38 沢底→8:14 420二股(左) 8:25→9:00 630 9:09、左岸斜面→
9:31 750、取付→10:39 樺司山 10:56→11:48 リビラ山 12:21→13:00 樺司山→
13:37 760沢→13:45 690左岸→14:21 420二股→14:51 左岸林道→14:59 車
/登り4:23 下り2:38 総行動時間7:34
※ヌモトル林道ゲート~車留め 3.5km
夏山ガイドにも載ってますが、林道が崩れて荒れているとのころで、なかなか行けずにいた。ヌモトル林道のゲートは鍵が開いている。
だいぶ林道が長いのでほっとした。林道はそれほどひどくはないが、あまり車が通らないのか草ぼうぼうで、3.5キロ入ったところ林道に亀裂でここで車は終わり。ここから30分ほどで林道がなくなり河原に下りる。石ゴロゴロで歩きにくい。紅葉がきれいだ。

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二股を左に進み斜面に取りつくとピンクテープが何か所か出てくる。ここからは急な斜面、段々笹がかぶり足元の登山道を見つけながら登る。途中何か所も急斜面にはトラロープがある。やっぱり日高、きつい登り。ようやく樺司山に着くと三角点が木の間にあり、リビラ山の手前のポコが見える。
一度下がりまた登り返して登ったポコのすぐ先にようやくリビラ山。山頂はなだらか。新しい看板でそれなりに人が登っているようだ。

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イドンナップのときに通った新冠湖(クリオネ)が見え、その奥には新冠富士。イドンナップは雲の中で、幌尻も山頂は雲が取れない。
暖かく穏やかな日で夏のよう。南にあるのでまだ雪は見えない。
下りは笹をつかみながら急斜面を降り、なるべく河原へ下りないよう林道跡を探しながら下ったので、早めに下山できた。
小熊の足跡帰り道にありました。(記:T橋)

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雌阿寒岳阿寒湖畔コース旧道〜剣ヶ峰

2018年10月14日(日曜日) 天候 曇り時々晴れ

メンバー:Y本、T地、会員外1名
駐車場8時35分〜ボッケ群10時半〜11時15分〜剣ヶ峰下登山道12時35分〜12時40分〜剣ヶ峰13時〜13時15分〜駐車場14時30分


6年前にY田さん達3名で同じコースを行っている。以前は雌阿寒岳の旧道はカシミールに載っていたが、いつのまにかなくなっている。地図付きGPSに旧道があったのでそれにポイントを入れて、地形図、コンパス駆使してボッケ群を目指し歩く。C920の台地に上がると登山道のように明瞭な獣道がある。それを使うと旧道から外れてしまうがボッケ群は広いのでどこかには出られそう。眼下にボッケ群が見え出し、下りやすそうな斜面を探す。
のんびりとボッケ鑑賞してから雌阿寒川を遡行する。特に危険な滝もない。高度上がると木が沢筋に覆い被さり潜るのに疲れる所もあり。C1230で登山道と合流。剣ヶ峰に寄って阿寒湖畔コースの登山口へ下山する。全体として藪漕ぎレベルは初級。ルートを探すのに難しい所もない。(記 T地)

 

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きっとうぉ~るOPEN!(北見工大山岳部クライミングウォール)

北見山岳会の会員でもある北見工業大学山岳部部長と部員の皆さんへ、称賛の拍手を送りたい!

2018年10月12日(金)北海道新聞朝刊記事 ↓

f:id:mu2ko:20181012140928p:plainオープン日は事前にこちらのサイトを確認ください。

https://sites.google.com/view/kitwall

 たくさんの人に来てもらって根付くといいな。

椎常呂山 1231m

10月8日(月)曇りのち雨 椎常呂山(1231m)
■メンバー OM、TK 他1名 

■タイム 登り1:55 下り1:30

置戸湖から勝北峠に向かう道路を進み、白滝(地図に載ってます、結構な水量だった)を過ぎた先に車を止め合羽来て笹薮の中を進み、薄そうなところを探しながら947m経由でほぼ尾根を詰める。笹のないところもあるが、倒木や背の高い笹も阻み
思ったより時間がかかった。途中から雨もふりだし、合羽が段々しみてくる。山頂には新しめの看板、三角点もすぐ見つかる。
山頂は樹林帯でおまけにガスの中。何も見えず、看板と三角点の写真を撮り、すぐに下山した。



勝北峠に向かう林道は、途中から荒れていて、流れた後を応急処置のように直したところが何か所もある。
置戸湖周辺は紅葉がとてもきれいで、山頂眺めはなかったけれど大満足なドライブだった。(記:TK)

羅臼岳 1661m (羅臼コース)

■日時・天候
2018年10月8日(月) 天候 小雨のち晴れ
■メンバー
O関、他1名
■タイム
羅臼温泉登山口(5:50)→泊場(8:15)→山頂(10:30)→木下小屋(13:00)
登り:4時40分 下り:2時間30分

■所感
以前から歩きたかった羅臼温泉コースを登りました。登山道が不明瞭と聞いていましたが、道は草刈りされており、登山川には矢印やピンクテープがあるので、迷う心配はないです。登山口から山頂まで、ずっと小雨+ガスで何も見えず、山頂も眺望はありませんでした(泣)岩尾別側に下山すると晴れていたので、羅臼側と山頂だけ雨が降っていたようです。
あいにくの天気でしたが、羅臼温泉コースの方が変化に富んでいるので、飽きることなく歩ける良いコースだと思いました。

帰りに知床横断道でクマに遭遇、初めて近くでクマを見ました。車内にいれば安心して接近できますが、山中では会いたくないですね(^^;)

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北見富士(紋別)1306.3m

2018年10月6日(土) 天候 晴れ

北見富士(紋別)1306.3m  二等「大山」

メンバー:T口、M越、O島、他1

7:00車止め(旧登山口手前1.2km) →11:30山頂12:00→14:55下山

丸立峠は通行止めが続く、金八峠周りで立牛へ。
旧登山道への林道は丸立峠通行止めゲートのすぐ手前で林道自体は手入れされている様子がある。
事前の森林管理署への問い合わせでは、車は二股までと聞いていて林道歩き3kmを覚悟してたが、強気の74才の運転で旧登山口手前1.2kmまで車で入る。
地形図上は砂防最終砂防ダムまで林道がついているが崩壊がひどく、何度も渡渉する。岩がぬめって登山靴では緊張した。

↑ 最終堰堤のひとつ手前にあった碑。


最終堰堤を左岸から巻くようにピンクテープがあり、支流を超えて尾根にとりつく急斜面を一登りすると、「千間の滝」の看板が尾根上へ指さしていて、私たちはそのままトラバースの道を進む。このルートは「旧道」らしい。
それがわかったのは、昔の夏山ガイドを見たから。
2年前の2016年に登った方のヤマレコの記録に、1993年刊行の「夏山ガイド」に載っていると書いてあったので、北見図書館の蔵書検索で調べたら閉架の本でも借りられた。

↑ 支流を渡渉し、この尾根にとりつく。

↑ 尾根上の方の右をさしている「千間の滝」看板。私たちはまっすぐトラバースの道跡を進んだ。

 

トラバースの登山道は崩壊しているところもあったが、なんとなく続いていた。
標高940で平らな尾根上にでると、藪が濃くなり道の跡はわかりづらくなる。
道北らしく笹の高さは背丈を超える。
あーでもないこーでもないとルートを確認するので登りは時間がかかった。

 


山頂は岩場でほぼ360度の展望。紋別近辺のオホーツク海から知床、阿寒の山々、白滝天狗岳有明、奥に屏風。
表大雪と手前にチトカニと雄柏の稜線、シカトリデっぽい形の山も。
北側眼下には、13の滝の源頭。西側には天塩、前天塩、オサツナイ、渚滑がくっきりと。
想像以上の展望の良さに大喜びのメンバーでした。(記:O島)

↑ 丸瀬布十三の滝方面

↑ 大雪方面

↑ 天塩岳方面

↑ 紋別市街、オホーツク海方面

↑ 肉眼では阿寒の山も見えました。

 

トムラウシ山 2141m

■日時・天候
2018年10月6日(土) 天候 曇り
■メンバー
O関
■タイム
短縮登山口(5:45)→コマドリ沢出会(7:45)→前トム(8:20)→山頂(10:00)→下山開始(10:45)→下山(13:45)
登り:4時間15分 下り:3時間

■所感
北海道にある日本百名山は9座、前回の幌尻で8座目となり王手をかけた。最後に残ったのはトムラウシ山。できれば縦走で行きたい山ですが、休日もいつ取れるか分からないので、ピークハントを優先して登ってきました。
晩秋ということもあり、今日の登山者は4名のみ。前トムまでは人に会えなかったので、笛を吹いて熊を警戒しながら進む。登山道はしっかり整備されており、木道や石積みの階段もある。危険個所もなく軽快に歩を進める。山頂手前のトムラウシ公園、自然にできたすばらしい庭園に感動する。お花や紅葉の時期にまた来てみたいです(^^)
今日は曇りでしたが、雲も高く空気も澄んでいたので山頂からは東大雪、十勝連峰、遠く日高山脈まで見ることができました。

ようやく目標も達成できたので、次は北海道百名山に挑戦します! 道新と山渓の2社から出ており、重複を除くと合計で118座になります。さて何年かかるかな(^^;) 

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