北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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朝陽山 (1370m)

2018年4月30日(月) 晴れ時々曇り メンバー S山・Ku・KT  

ロープウェイ駐車場(8:30)➡朝陽山山頂(11:00~11:30)➡登山口(13:30) 行動時間 5時間

 

 登山口から登り斜面に雪はほとんど見られないが、一応スノーシューを担いでスタート。北側の急な斜面には雪渓があり、ツボで登るが、所々で腐れ雪となっていて、この日一番の難所となる。山頂付近の尾根に出ると天候も良く、澄みきった空に大雪山系が一望できる。
 風も穏やかで心地よく、山頂でのんびりと昼食をとりながら素晴らしい景色を堪能する。  <KT>

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浜益暑寒縦走

浜益地区幌→浜益御殿(1038.8m)→浜益岳(1257.8m)→ 群別岳(1376.4m) →暑寒別岳(1491.6m)→暑寒山荘 

メンバー:K子、O島、他2
 
2018年4月28日(土) 暑寒荘 1台デポ 浜益キャンプ場でテン泊
 
4月29日(日) 天候 晴れ
幌床丹線合流地点付近6:45 →9:50浜益御殿 10:00→11:35 浜益岳 12:0515:15 暑寒別川570右股源流部C1065、BC
 
4月30日(月) 天候 晴れ時々曇り、強風
4:00 起床、朝食、テント撤収
5:55 BC発→6:20 群別北尾根C1200シーデポ 6:35→→7:15 群別岳 7:25→7:40 デポ地 8:10→9:55 ホンジャマ平→10:30 暑寒別南尾根C1290JP→11:30東尾根1400 11:45→12:30 大斜面箸別尾根C1440 12:50→13:35 山荘 
 
1日目は快晴で浜益岳までは、たくさんの登山客がいた。スキーよりもツボ足スノーシューの方が多かった。浜益岳は綺麗な面の斜面が多く、特に山頂からの北東面はこれを素通りするのが苦しいほど魅力的な斜面で、次回はここを滑るために来ようと誓った。テン泊装備がじわじわこたえる。テン場予定地の群別岳北尾根のコルが間近にせまった頃予報通り風が強くなり、稜線でテントを張れないと判断。引きかえして沢の中の雪庇の下で三方壁になるようブロックを積んだ。

 
 
2日目、群別を東のコルから登ると特に厳しいところもない。逆に北西側からの奥徳富はかなり厳しそう・・。風もあり暑寒まで時間がかかりそうなので今回はパスした。
心配してた藪漕ぎもなく念願のホンジャマ平を通過して、順調に暑寒の南尾根に取りついた。あとは1時間もかからず暑寒の山頂について、1時間もかからず滑り下りれると思ったのに。経験した事のない爆風に2時間格闘する事になるとは。なぜか目の前の斜面だけが茶色・・。崖の下の砂利が風で舞い上がっているからだった。雪と砂利が混じったものがバチバチ当たる中、とてもじゃないが標高をあげて稜線に出る事なんて考えられない。男性陣は沢の中でアイゼンに履き替えてシートラしていた。私とK子さんは急斜面の沢はスキーでしのぎ、尾根に出て平らなところで悩んだ結果、シートラ、アイゼンにしたが、立ってザックを背負うことができずザックを置いて寝転がって背負った。ところがスキーを担ぐと男性陣と違ってスキーがあおられて全然進めなくなった。風が弱まるタイミングで数歩進んでは耐風姿勢を繰り返しているうちに、雪面に砂利がなくなってだんだん風の当たりもましになっていき、見覚えのある大斜面の上に立つと普通の風になって、他の登山客が登っている。さっきの爆風は現実?と思うくらい平和で暑かった。暑寒荘に着いてウェアを脱ぐと砂利が落ちてきた。
 

 

 

利尻山(1721m)

2018年4月29日(日曜日) 天候 快晴 メンバー Y本・TN・会員外1名

<行動>4時50分鴛泊登山口~7時40分長官山~7時50分~8時30分九合目~8時40分~9時30分頂上~9時50分~12時30分登山口

 強風の天気予報で当日の天候に不安があったが微風で青空。登山口から踏み跡やスノーモービルの跡を追って歩く。これが失敗の原因となり、本来楽に登れる沢筋の隣の沢を行ってしまい、けっこうな藪漕ぎを2度することになる。まさか藪漕ぎするとは思っていなかったので、ザックにスノーシュー、ストックなどを外付けしていたため引っかかって進めない。
 9合目からは雪というより氷の斜面。この頃より少しずつ雲がわいてきて、半分雲海、半分青空で海が綺麗に見える。頂上は無風で暖かい。
 下山は時々踏み貫きしたがスノーシューは使わずに歩ける。下山のルートは本来のルートと思われる沢を足でスキーのように滑る。宿に戻ると夕方より爆風になり、朝になっても止まない。利尻の風の強さに驚きましたが、普通のことらしい。

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暑寒別岳 1492m

■日時・天候
2018年4月29日(日) 天候 晴れ
■メンバー
〇関 単独
■タイム
暑寒荘(8:30)→1075m(10:30)→山頂(12:15)→下山開始(12:45)→下山(14:45)
登り:3時間45分 下り:2時間(登り返し含む)

■所感
この連休を利用して、日本海側の山を登ろうと探していたところ、暑寒別岳の天気が良さそうだったので行ってきました。2月に登ったときは爆弾低気圧の猛吹雪ため、1075mで撤退し、林間BCでお茶を濁す。今日はあの日とは違い、快晴無風の登山日和だ。夏道を使ってサクサク登り、2時間ほどで撤退した地点に到着。山頂直下の斜面はオープンバーン、早くあの斜面を滑りたい! ここが今日の核心部になりますが、雪も緩んでいたのでジグを切らずにスキーアイゼンで直登できました。山頂から〇島さんと〇子さんが縦走中の群別岳を確認、とても険しい縦走ルートです。今の自分の力では厳しいかな(><)
山頂で休憩したら、お楽しみのスキー!オープンバーンは最高ですね(^^) 登り返して、もう1本滑りました。下りは1200m付近からポンショカンベツ川を800mまで落とし、沢沿いにトラバースして下山しました。下山後は暑寒荘に後泊する予定でしたが、カメムシ大量発生中のため、駐車場でテント泊となりました(泣)

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佐上台まで上がれば、あとは快適な尾根歩きです

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左奥にチラッと山頂が見えます

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爆風で撤退した 1075mポコを通過します

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大斜面を登って行きます 早く滑りたいです(^^)

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山頂は広々してます

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〇島さん、〇子さん 縦走中の浜益岳、群別岳

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縦走頑張ってください! 見えてるかな?

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お楽しみの滑降! 吸い込まれます(^^) ヒャッホー

羅臼岳 1661m(南西ルンゼ)

◯日時・天候     4/28(土) 晴れのち曇り

◯メンバー       〇関、N野

◯コースタイム
知床峠駐車場(10:20)→ハイマツ帯C1030シートラ(11:10)→南西ルンゼC1520シーデポ(12:40)→羅臼岳(13:20)→下山(14:50)
登り 3時間   下り 1時間半

知床横断道路が開通後の週末ということで、観光客の方が結構いらっしゃいました。知床峠の駐車場では、観光客に紛れて山の格好をしてる人がチラホラ準備をしていた。この中であの真っ黒な羅臼岳に向かう人は何人いるのか…などと思いながら、とりあえず行けるとこまで行こうと歩き出す。
最初はたおやかな斜面を登って行く。1030m付近でハイマツ帯となったためシートラの準備をしていたところ…ワカンで登ってくる方がおり、珍しく思い話しかけると知床岬へ行くとの事!これから9日間で知床岬へ行き、帰りも海岸沿いを歩いて戻ってくるそうで凄い人に出会ったと感激。そこから藪を漕いで南西ルンゼに出て、40度くらいはありそうな斜面を登る。
1520m付近で雪が途切れたため、スキーをデポした。デポ地で知り合った本州の方と山頂を目指す。最後は溶岩ドームを右から巻いて夏道を登りました。山頂からは知床連山の縦走路が見え、雪解けが進んでいるようでした。山頂コーラを楽しみ下山開始。南西ルンゼの急斜面をスキーで降りるのに少々手間取ってしまいましたが何とか降りれました。駐車場から羅臼岳を見上げた時は雪が少なく登れるかと不安でしたが、登頂する事ができ良かったです。

記 N野

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羅臼岳、黒いです・・・

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西別岳は雪がありますね(^^) 

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シートラで南西ルンゼを登ります!

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山頂到着! 縦走ルートも雪解けが進んでますね

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山頂コーラで乾杯

十勝岳 2077m

■日時・天候
2018年4月22日(日)  天候 晴れ 無風
■メンバー  
〇関 単独
■タイム
白銀荘(6:10)→グラウンド火口(8:20)→山頂(10:00)→下山開始(10:30)→下山(11:10)
登り:4時間20分 下り:40分 
 
■所感
今日は白銀荘から出発! 早朝は雪がしまっているのため、サクサク登れる。グラウンド火口まで上がると山頂が見えてくる。前回は曇りで何も見えなかったので、ようやくこの景色を見ることができた。山頂直下はスキーアイゼンを使って何とか登れるが、シートラしたほうがよさそう。風も無いので山頂でしばらく休憩する。お楽しみのスキーは、山頂からグラウンド火口を経由して、白銀荘まで一気に滑降しました。ザラメで板がよく走ってくれたので、楽しく滑れました(^^)
残雪求めて、まだまだスキーを楽しみたいと思います。
 

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ピーカン! まぶしぃー

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グランド火口から山頂を望む

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美瑛岳

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スキーで石を踏まないように注意して登ります

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山頂到着。 火口からの噴煙で富良野岳はくっきり見えません(><)

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標識出ていました

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グラウンド火口まで一気に滑降! ヒャッホー

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十勝岳、ありがとう!

旭岳 1334.8m 前富良野岳1625m

■日時・天候
2018年4月21日(土)  天候 晴れ ときどき強風
■メンバー  
O島、K子、O関
■タイム
ベベルイ林道(5:50)→ 三角点 北布礼別(6:30)→林道終点 取り付き(7:30)→旭岳(9:30)→1499峰(11:30)→富良野岳(12:30)→滑降開始(13:00)→下山(13:50)
登り:6時間40分 下り:50分
 
■所感
知床横断道が開通せず、どこの山に行こうかと途方に暮れていたところ、O島さんから旭岳に行くとの連絡。そろそろ大雪に行きたいなぁ~と思っていたので返事をしたところ、大雪の旭岳じゃなくて、富良野の隣の山とのこと。え!? そういえば同じ名の山があったなぁ・・・?ともあれ、富良野は行きたかったのでご一緒させてもらいました。
林道は布部川の秋雲橋まで除雪されており、ベベルイ林道にすぐに入れました。雪解けも進み、地面が出ているところもあったためスキーを持ったりしながら4.5kmほど林道を歩く。
旭岳の尾根に取り付き、登り始めると夕張山地が見えてくる。徐々に急登になるがスキーアイゼンで山頂まで登れる。山頂からは十勝連峰の山々と富良野平野を一望でき、素晴らしい景色に感動する。そして、これから目指す富良野岳に続く険しい稜線・・・
 
 

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旭岳から1499峰までが今回の核心部、この区間はシートラするのでスキーが強風に煽られて滑落しないか心配でしたが、雪がぬかっていたため滑落の危険は特になし。しかし、雪がぬかり何度も足をとられるため、体力を消耗してしまう。体重の軽いO島さんとK子さんはサクサク進む。私は後ろでもがき苦しみジタバタ。軽さは重要だなぁとあらためて思う。

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そんなこんなで1499峰を越えれば、再びスキーをはいて移動。景色を楽しみながらゆっくり歩いて富良野に到着。富良野岳、原始ヶ原、下ホロ、トウヤスベなどの山々を見ながら山頂で30分ほど休憩する。

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お楽しみのスキーは、二の沢を滑降。広々とした斜面を1250mまで気持ち良く滑る。そこから尾根伝いにしばらく下ると作業道がでてくるため、それを使いベベルイ林道の入り口まで下れました。登り返しもないため、わずか50分で一気に下山しました。
富良野、想像以上に良い斜面で楽しかったです。(^^)

 

 

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