北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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利尻山(1721m)

2018年4月29日(日曜日) 天候 快晴 メンバー Y本・TN・会員外1名

<行動>4時50分鴛泊登山口~7時40分長官山~7時50分~8時30分九合目~8時40分~9時30分頂上~9時50分~12時30分登山口

 強風の天気予報で当日の天候に不安があったが微風で青空。登山口から踏み跡やスノーモービルの跡を追って歩く。これが失敗の原因となり、本来楽に登れる沢筋の隣の沢を行ってしまい、けっこうな藪漕ぎを2度することになる。まさか藪漕ぎするとは思っていなかったので、ザックにスノーシュー、ストックなどを外付けしていたため引っかかって進めない。
 9合目からは雪というより氷の斜面。この頃より少しずつ雲がわいてきて、半分雲海、半分青空で海が綺麗に見える。頂上は無風で暖かい。
 下山は時々踏み貫きしたがスノーシューは使わずに歩ける。下山のルートは本来のルートと思われる沢を足でスキーのように滑る。宿に戻ると夕方より爆風になり、朝になっても止まない。利尻の風の強さに驚きましたが、普通のことらしい。

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暑寒別岳 1492m

■日時・天候
2018年4月29日(日) 天候 晴れ
■メンバー
〇関 単独
■タイム
暑寒荘(8:30)→1075m(10:30)→山頂(12:15)→下山開始(12:45)→下山(14:45)
登り:3時間45分 下り:2時間(登り返し含む)

■所感
この連休を利用して、日本海側の山を登ろうと探していたところ、暑寒別岳の天気が良さそうだったので行ってきました。2月に登ったときは爆弾低気圧の猛吹雪ため、1075mで撤退し、林間BCでお茶を濁す。今日はあの日とは違い、快晴無風の登山日和だ。夏道を使ってサクサク登り、2時間ほどで撤退した地点に到着。山頂直下の斜面はオープンバーン、早くあの斜面を滑りたい! ここが今日の核心部になりますが、雪も緩んでいたのでジグを切らずにスキーアイゼンで直登できました。山頂から〇島さんと〇子さんが縦走中の群別岳を確認、とても険しい縦走ルートです。今の自分の力では厳しいかな(><)
山頂で休憩したら、お楽しみのスキー!オープンバーンは最高ですね(^^) 登り返して、もう1本滑りました。下りは1200m付近からポンショカンベツ川を800mまで落とし、沢沿いにトラバースして下山しました。下山後は暑寒荘に後泊する予定でしたが、カメムシ大量発生中のため、駐車場でテント泊となりました(泣)

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佐上台まで上がれば、あとは快適な尾根歩きです

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左奥にチラッと山頂が見えます

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爆風で撤退した 1075mポコを通過します

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大斜面を登って行きます 早く滑りたいです(^^)

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山頂は広々してます

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〇島さん、〇子さん 縦走中の浜益岳、群別岳

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縦走頑張ってください! 見えてるかな?

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お楽しみの滑降! 吸い込まれます(^^) ヒャッホー

羅臼岳 1661m(南西ルンゼ)

◯日時・天候     4/28(土) 晴れのち曇り

◯メンバー       〇関、N野

◯コースタイム
知床峠駐車場(10:20)→ハイマツ帯C1030シートラ(11:10)→南西ルンゼC1520シーデポ(12:40)→羅臼岳(13:20)→下山(14:50)
登り 3時間   下り 1時間半

知床横断道路が開通後の週末ということで、観光客の方が結構いらっしゃいました。知床峠の駐車場では、観光客に紛れて山の格好をしてる人がチラホラ準備をしていた。この中であの真っ黒な羅臼岳に向かう人は何人いるのか…などと思いながら、とりあえず行けるとこまで行こうと歩き出す。
最初はたおやかな斜面を登って行く。1030m付近でハイマツ帯となったためシートラの準備をしていたところ…ワカンで登ってくる方がおり、珍しく思い話しかけると知床岬へ行くとの事!これから9日間で知床岬へ行き、帰りも海岸沿いを歩いて戻ってくるそうで凄い人に出会ったと感激。そこから藪を漕いで南西ルンゼに出て、40度くらいはありそうな斜面を登る。
1520m付近で雪が途切れたため、スキーをデポした。デポ地で知り合った本州の方と山頂を目指す。最後は溶岩ドームを右から巻いて夏道を登りました。山頂からは知床連山の縦走路が見え、雪解けが進んでいるようでした。山頂コーラを楽しみ下山開始。南西ルンゼの急斜面をスキーで降りるのに少々手間取ってしまいましたが何とか降りれました。駐車場から羅臼岳を見上げた時は雪が少なく登れるかと不安でしたが、登頂する事ができ良かったです。

記 N野

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羅臼岳、黒いです・・・

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西別岳は雪がありますね(^^) 

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シートラで南西ルンゼを登ります!

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山頂到着! 縦走ルートも雪解けが進んでますね

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山頂コーラで乾杯

十勝岳 2077m

■日時・天候
2018年4月22日(日)  天候 晴れ 無風
■メンバー  
〇関 単独
■タイム
白銀荘(6:10)→グラウンド火口(8:20)→山頂(10:00)→下山開始(10:30)→下山(11:10)
登り:4時間20分 下り:40分 
 
■所感
今日は白銀荘から出発! 早朝は雪がしまっているのため、サクサク登れる。グラウンド火口まで上がると山頂が見えてくる。前回は曇りで何も見えなかったので、ようやくこの景色を見ることができた。山頂直下はスキーアイゼンを使って何とか登れるが、シートラしたほうがよさそう。風も無いので山頂でしばらく休憩する。お楽しみのスキーは、山頂からグラウンド火口を経由して、白銀荘まで一気に滑降しました。ザラメで板がよく走ってくれたので、楽しく滑れました(^^)
残雪求めて、まだまだスキーを楽しみたいと思います。
 

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ピーカン! まぶしぃー

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グランド火口から山頂を望む

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美瑛岳

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スキーで石を踏まないように注意して登ります

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山頂到着。 火口からの噴煙で富良野岳はくっきり見えません(><)

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標識出ていました

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グラウンド火口まで一気に滑降! ヒャッホー

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十勝岳、ありがとう!

旭岳 1334.8m 前富良野岳1625m

■日時・天候
2018年4月21日(土)  天候 晴れ ときどき強風
■メンバー  
O島、K子、O関
■タイム
ベベルイ林道(5:50)→ 三角点 北布礼別(6:30)→林道終点 取り付き(7:30)→旭岳(9:30)→1499峰(11:30)→富良野岳(12:30)→滑降開始(13:00)→下山(13:50)
登り:6時間40分 下り:50分
 
■所感
知床横断道が開通せず、どこの山に行こうかと途方に暮れていたところ、O島さんから旭岳に行くとの連絡。そろそろ大雪に行きたいなぁ~と思っていたので返事をしたところ、大雪の旭岳じゃなくて、富良野の隣の山とのこと。え!? そういえば同じ名の山があったなぁ・・・?ともあれ、富良野は行きたかったのでご一緒させてもらいました。
林道は布部川の秋雲橋まで除雪されており、ベベルイ林道にすぐに入れました。雪解けも進み、地面が出ているところもあったためスキーを持ったりしながら4.5kmほど林道を歩く。
旭岳の尾根に取り付き、登り始めると夕張山地が見えてくる。徐々に急登になるがスキーアイゼンで山頂まで登れる。山頂からは十勝連峰の山々と富良野平野を一望でき、素晴らしい景色に感動する。そして、これから目指す富良野岳に続く険しい稜線・・・
 
 

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旭岳から1499峰までが今回の核心部、この区間はシートラするのでスキーが強風に煽られて滑落しないか心配でしたが、雪がぬかっていたため滑落の危険は特になし。しかし、雪がぬかり何度も足をとられるため、体力を消耗してしまう。体重の軽いO島さんとK子さんはサクサク進む。私は後ろでもがき苦しみジタバタ。軽さは重要だなぁとあらためて思う。

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そんなこんなで1499峰を越えれば、再びスキーをはいて移動。景色を楽しみながらゆっくり歩いて富良野に到着。富良野岳、原始ヶ原、下ホロ、トウヤスベなどの山々を見ながら山頂で30分ほど休憩する。

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お楽しみのスキーは、二の沢を滑降。広々とした斜面を1250mまで気持ち良く滑る。そこから尾根伝いにしばらく下ると作業道がでてくるため、それを使いベベルイ林道の入り口まで下れました。登り返しもないため、わずか50分で一気に下山しました。
富良野、想像以上に良い斜面で楽しかったです。(^^)

 

 

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摩周岳 (857m)

2018年4月14日(土曜日) 曇りのち晴れ メンバー TN・Y本・KT

<行動>第一展望台(10:30)➡摩周岳・西別岳分岐(12:00)➡山頂(12:40~12:50)➡摩周湖第一展望台(14:55) 全行動時間 4時間25分

 錐山の登山道が台風で流されていて通ることができずビックリ仰天するも、せっかく登りに来たので、気を取り直して摩周岳へ。摩周湖の外輪は雪が残っているが、摩周岳の斜面は雪が少ない。
 摩周には凍結した湖面が、まだ残っていて波のような模様がキレイ。天候も良く、雄阿寒岳斜里岳等の山容が美しく見えた。
 山頂以外は風が穏やかで、寒さも感じず、歩いていて気持ちが良い。二人の歩くスピードにぴったりついていくことは難しくて、しばしば遅れてしまったが、往復14.4㎞をいつもより速めに歩いて良いトレーニングになった。夏の摩周湖周辺は、アブや蚊も多いと聞いたので、虫のいない時期に来ることが出来て良かった。 <KT>

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                            朝の氷結した湖面の模様。左奥に斜里岳

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            氷が溶けて湖面の模様が変わった 

大麓山(1459m)&(1459m)トウヤウスベ山(1400m)

2018年4月13日(金)曇り時々晴れのち雪 メンバーKei

<行動>6:30駐車場発→9:30大麓山→10:45トウヤウスベ山頂→10:50頂上発→11:25大麓山分岐→13:30駐車場

 道東の雪の少なさに、思い切って富良野方面に行きました。林道が砂防ダムまで車で入れたが、やはり雪が少ない。林道を30分歩く。所々雪解けで地面が見えてる。スノーブリッジはどこにもないので、予定より早く600mで中白鳥川をスキーを脱いで渡渉。水が少なくわたりやすい。
 前日の新雪がわずかに積もっているものの、樹林帯は倒木や枝があちこち落ちていて歩きにくい。晴れ間も時々出るが、標高が上がるにつれ、雲の流れが速く、風が強い。疎林で適度な斜面が登りやすい。
 大麓山にまず登り、標識発見。ハイ松も出てるが、スキーには問題ないほど。富良野岳方面は雲が低く山頂が見えないが、富良野スキー場や芦別方面は見える。大麓山から一度下り、なだらかなトウヤスウベ山へ。山頂からは原始ケ原が見えた。まだ白い。
シールを付けたまま大麓山へ登り返す。風が強く雪が硬い。やはり登り返しはきつかった。

 段々天気が悪くなり寒くてゆっくりできずに稜線にもどりシールを外して滑る。滑りやすい雪で疎林、一気に高度が下がっていく。800m過ぎると落ちた枝や、倒木を避けながらで滑りにくく、渡渉後も林道は益々雪が消えていた。もっと早い時期のほうが登りやすかったようだ。

 帰路の途中、車から見た、登りたいと何年も思ってる前富良野岳&旭岳はかなり黒くなり、今年もまた登れそうにないかも。原始ケ原からなら行けるかもしれないけど、どうだろう。 <Kei>

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