旭岳 1334.8m 前富良野岳1625m
摩周岳 (857m)
2018年4月14日(土曜日) 曇りのち晴れ メンバー TN・Y本・KT
<行動>第一展望台(10:30)➡摩周岳・西別岳分岐(12:00)➡山頂(12:40~12:50)➡摩周湖第一展望台(14:55) 全行動時間 4時間25分
錐山の登山道が台風で流されていて通ることができずビックリ仰天するも、せっかく登りに来たので、気を取り直して摩周岳へ。摩周湖の外輪は雪が残っているが、摩周岳の斜面は雪が少ない。
摩周には凍結した湖面が、まだ残っていて波のような模様がキレイ。天候も良く、雄阿寒岳、斜里岳等の山容が美しく見えた。
山頂以外は風が穏やかで、寒さも感じず、歩いていて気持ちが良い。二人の歩くスピードにぴったりついていくことは難しくて、しばしば遅れてしまったが、往復14.4㎞をいつもより速めに歩いて良いトレーニングになった。夏の摩周湖周辺は、アブや蚊も多いと聞いたので、虫のいない時期に来ることが出来て良かった。 <KT>
朝の氷結した湖面の模様。左奥に斜里岳
氷が溶けて湖面の模様が変わった
大麓山(1459m)&(1459m)トウヤウスベ山(1400m)
2018年4月13日(金)曇り時々晴れのち雪 メンバーKei
<行動>6:30駐車場発→9:30大麓山→10:45トウヤウスベ山頂→10:50頂上発→11:25大麓山分岐→13:30駐車場
道東の雪の少なさに、思い切って富良野方面に行きました。林道が砂防ダムまで車で入れたが、やはり雪が少ない。林道を30分歩く。所々雪解けで地面が見えてる。スノーブリッジはどこにもないので、予定より早く600mで中白鳥川をスキーを脱いで渡渉。水が少なくわたりやすい。
前日の新雪がわずかに積もっているものの、樹林帯は倒木や枝があちこち落ちていて歩きにくい。晴れ間も時々出るが、標高が上がるにつれ、雲の流れが速く、風が強い。疎林で適度な斜面が登りやすい。
大麓山にまず登り、標識発見。ハイ松も出てるが、スキーには問題ないほど。富良野岳方面は雲が低く山頂が見えないが、富良野スキー場や芦別方面は見える。大麓山から一度下り、なだらかなトウヤスウベ山へ。山頂からは原始ケ原が見えた。まだ白い。
シールを付けたまま大麓山へ登り返す。風が強く雪が硬い。やはり登り返しはきつかった。
段々天気が悪くなり寒くてゆっくりできずに稜線にもどりシールを外して滑る。滑りやすい雪で疎林、一気に高度が下がっていく。800m過ぎると落ちた枝や、倒木を避けながらで滑りにくく、渡渉後も林道は益々雪が消えていた。もっと早い時期のほうが登りやすかったようだ。
帰路の途中、車から見た、登りたいと何年も思ってる前富良野岳&旭岳はかなり黒くなり、今年もまた登れそうにないかも。原始ケ原からなら行けるかもしれないけど、どうだろう。 <Kei>
雌阿寒岳(1499m)
2018年4月13日(金) 曇りのち晴れ メンバー T口・KT
野中温泉登山口(8:15)➡8合目(10:30)➡登山口(11:40) 行動時間 3時間25分
野中温泉登山口のある森林は、雪が少なめで、固く締まっていたため、アイゼンを付けて行動開始。樹林帯をぬけると、ハイマツを覆うほど雪は積もっていないが、次第に登山道も分かりづらくなり、ハイマツを踏みながら進む。急斜面ではアイゼン歩行の練習をすることができた。
8合目辺りで、強風と悪天候のため、無理せず下山することに。下山の途中、弛んだ雪面を踏み抜いて、片足が股下まで埋まってしまった。もがいても自力で脱出することができず困っていると、T口さんがスコップで雪を掘って助け出してくれた。本当に同行者の存在が、有り難いと感じた。 <KT>
知床岳 1254.3m
□山行日 2018年4月8日(日)
□メンバー O島、O関、N野、O智
□コースタイム 登り 6時間、下り3時間
相泊駐車場 6:30 ~ 12:30 知床岳 12:50 ~ 相泊駐車場15:35
□羅臼道の駅にて前泊し4:30起床、5:40出発、6:00半島の終点、相泊に到着。6:30出発。
登山口手前に渡渉があるため長靴にて海岸線を歩く、カモイウンベ川はわりと深く長靴ギリギリの水量、無事渡り長靴をデポし南東尾根に取り付く。
↑スキー靴では無理でした。
スキーを担ぎ尾根上まで急斜面を笹をかき分け30mほど登りスキーを装着。カモイウンベ川を左手に川沿いを歩く。
カモイウンベ川の上流渡渉部(標高190m)のスノーブリッジを無事発見し渡渉。ここから急登部を目指し徐々に標高を上げる。
↑ C190のブリッジ。雪が落ちたら倒木がでてくる。
今回の核心部640m付近にて単独で先行していたR山岳会の方と合流し、シートラ&ピッケル、アイゼンにて急登に取りかかる。
斜面の状態は悪くなかったが斜度が緩む900m付近までは気が抜けない状況が続く。自分はこの斜面をスキーで…と帰りのことを考えてビビッていた…。
ここでは、各々がピッケル、アイゼンの勉強になったようだった。
自分はアイスクライミングスタイルのダブルアックスで登坂し安定して登れた、高度感による緊張もなくアイスの経験がここで活きてきた。ただ滑落した場合ダブルアックスだとどうすればと止まるのかと疑問に思った…。
核心部の乗り越え1000m付近からガスがかかり視界も悪くなり、ここまで穏やかだった風も強くなり山の厳しさを垣間見る。
この視界でスキーで下れるかと…また不安がよぎる…。
1100m付近にでると広い大地が広がり急に青空に!そして知床岳のピークが顔を出す!
ここで連日の山行でお疲れ気味のO関さんの足取りが急に軽くなる。このわかりやすい行動にこちらも元気にピークを目指す!
ピークからの景観は素晴らしく感動の一言!山の神様ありがとう!360度どこをみても知床って感じでした。
ピークではO関さんとN野くんが狂ったように三角点を掘り起こそうと子供のようにはしゃいでいた…何が楽しいのかと横目でみる。下りはスキーを楽しむよりケガのないようにと思い下山開始。
雪に足をとられ山スキーの難しさを感じながら恐る恐る降りてきた。
950m付近でしっかりとルートを確認し急な斜面を滑走。各々、苦戦しながら緊張感のある滑りが続いたが無事降りてきた。
↑国境稜線近くのハイマツはこんな感じ
500m付近で登ってきた尾根に取りつき、ここからは楽しく滑ることができました。
下山後はR山岳会の方と連絡先を交換し今後の交流をお願いさせて頂きました。
帰りに羅臼道の駅に寄るが日曜日は定休日とのことで肩を落とし…らうす第一ホテルにて疲れた体を癒し帰路に着きました。
今回の山行で改めて山岳会に所属し良かったと思いました。
素敵な出会いと仲間に感謝!(記 O智)
摩周湖外輪 清里峠から一周
2018年4月1日(日) 天候 晴れ薄曇り メンバー Y本・TN
<行動>清里峠7:40~裏摩周展望台8:15~第1展望台11:20~11:40~裏摩周展望台16:05~清里峠16:40
当初は、裏摩周展望台から摩周岳を登り往路を戻る予定であったが、思いのほか天気良く、摩周岳はほとんど雪がなく夏山とあまり変わりないように見えたので、先週断念した外輪一周をすることにした。
第1展望台までは難なく素晴らしい展望を眺めながら快適に歩ける。第1展望台は売店がオープンしていてツアー客もおり賑わっている。ここで15分トイレ休憩をして再スタート。第3展望台まではスノーシューで道路を歩く。ここから雪なくなっている場所が多く、笹の中を歩く。O関さんの報告にあったように鹿が多く、数頭~十数頭の群れが走って逃げていく。
湖が見えなくなってくる頃には雪が腐っていたり、ハイマツが立っていたりと全身運動で進む。一度ルートがわからなくなり二台のGPS、地図、コンパスで方向確認する。時間ばかりが過ぎていき気持ちも焦る。裏摩周展望台に着いた時には二人とも無言…疲れ過ぎて体調が悪い。総歩行数は5万歩弱。私の二度とやらないリストに加えましたが、冬眠明けの体には良いトレーニングだったかも… <T>