北見山岳会/KAC kitami alpine-club

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能取 クジラの滝

1月20日(土曜) 能取 クジラの滝 快晴

メンバー:N井、O関、N野、O島

去年まで車を停めていた向かいの林道は今年は作業が入っており、車が通れるスペースをあけて入口近くに路駐したところ、作業員の方が、大型車が通るのに邪魔なので移動するように伝えるため滝まで降りてきた。申し訳なかったです。
近くに広いところもないので、結局海側に路駐しました。

 

 

 

背後の海にまだ流氷は見えない。オオワシオジロワシかが頭上高く旋回している。

ロケーションが素晴らしくさらに貸切。午前中は日も当たるので寒さを感じなかった。
アバラコフを試したりとのんびりできて楽しかった。

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イチャンコッペ山 (829m)

◆2018年1月17日(水)晴れ後曇り yoshida単独 ・登り2時間10分・下り1時間35分

 展望が良くて、そんなに頑張らなくても登れちゃう・・という人気のある山。夏道があり、冬でも手軽さが受けて入山者が多い。がっちり踏み固められたトレースが残っているから、とても歩きやすい。

 支笏湖周辺は積雪量が少ない。ここも道路わきの斜面はササの葉が雪の上に出たまま。スキーにするかワカンにするか迷ったがワカンで入山した。でもスキーでもなんとかなった。やはり、登りも下りもスキーの方が楽だもの。

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稜線上に出ると奥に785m峰が見えてくる。頂上と騙されるが頂上手前のピーク。

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稜線に出る手前から後を振り返ると陽に照らされる支笏湖がまぶしい

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手前のピーク785m峰。展望が良い。

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785m峰の右奥にイチャンコッペ山が見えてくる。

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785m峰から登ってきた方を振り返る。背後の山は恵庭岳(1320m)

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785m峰から漁岳

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展望の良い平坦な尾根をノンビリ歩いていく。奥に頂上

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頂上へ最後の登り。背後を見ると786m峰

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右側(南東方向)を見ると紋別岳(666m)

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イチャンコッペ山頂上へ最後の登り

 

前十勝(1790m)

■日時・天候
2018年1月14日(日) 天候 晴れ
■メンバー
〇関、他1名
■タイム
登り:3時間  下り:35分

白銀荘のキャンプ場から山に入り、少し歩くと樹林帯を抜けて見晴らしがよくなる。今日も快晴無風の登山日和だ。外人さんのパーティが先行していたため、トレースを使わせて頂く。外人さんは十勝岳に登るようで、途中でお別れして我々は前十勝へ。大正火口の手前まで来ると、地熱で溶けたのか岩が所々でている。尾根も風で吹き飛ばされたのか、石が出ており滑走は厳しい状態。火口からの蒸気で十勝岳は見えませんでしたが、富良野岳と三段山は見ることができました。例年よりもだいぶ雪が少ないため、石に注意しながら滑りましたが、避けきれずに板がボロボロになりました(泣) もう少し雪が降ってから登った方が良さそうです。

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白銀荘から出発。当日はカミフ会の雪山安全セミナーが開催されていました。

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 外人さんのパーティのトレースを使わせて頂く。Thanks!!

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前十勝が見えてきた

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山頂到着。火口からの蒸気で十勝岳は見えませんでした。

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一気に滑降して下山 ♪

富良野岳BC

■日時・天候
2018年1月13日(土) 天候 晴れ 時々曇り
■メンバー
〇子、〇島、〇井、〇野、〇口、〇関
■タイム
登り:2時間 下り:2時間45分(登り返し含む)

富良野岳へ向かう道中、車内から十勝連邦の山々が見えてくる。雲一つないピーカンに、テンションが上がる! 砂防ダム付近の小川(橋あり)を2つ渉って山に入るのですが、幅の狭い板が置かれているだけなので、滑ったら落ちそう。橋を使わずにジャンプして渡る人もいるそうですが、自分には無理かな(汗) ベベルイ川からジャイアント尾根に取り付き、1500m地点まで登る。今日はBCが目的なので、登りはココまで。尾根の西側の沢と、登り返してベベルイ川を滑降して下山しました。どちらも沢の中なので、雪の量と質はそこそこ良かったものの、先行者が滑った跡で、どこもボコボコ。スキー場のサイドカントリーみたいでした。

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車内から見る十勝連邦 テンションが上がります!

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ピーカン!まぶしぃー

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ジャイアント尾根を登る

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ジャイアント尾根 1500m地点 この先はカリカリなので、登りはココまで。

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滑降開始!

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黒ヘル・赤ジャケ・黒パン・オレンジブーツ板 トリオ(^^)

リスケ山(787m)、西別岳(799m)

小屋泊りでリスケ山と西別岳に行ってきました。

メンバー 〇口、〇越、〇山、〇島、〇野、〇関


1日目(リスケ山)
■日時・天候
2018年1月7日(日) 天候 薄曇り

■タイム
林道入口(8:30)→西別小屋(10:00)→小屋出発(11:30)→リスケ山(12:30)→北西別岳(13:00)→リスケ山(14:00)→西別小屋(14:30)

林道入口で除雪作業をしていると、偶然通りかかった除雪車が、我々のために駐車スペースを作ってくれる。なんて優しい方なんだろうか、除雪のおじさんに大変感謝する。西別小屋までは、ほぼ高低差の無い林道を5km歩く。西別小屋に到着したら荷物をデポし、偵察登山のためリスケ山に登る。お目当ての斜面は心配していた通り、笹が出ており、滑るには厳しい状態。北西別岳の東斜面の様子が良さそうだったため、軽く滑って、リスケ山に登り返しました。小屋までの下りは笹が出ている斜面を、ビビりながら滑る。

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除雪車登場! ありがとうございます(^^)

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林道を歩き、西別小屋を目指す。

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西別小屋に到着♪

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リスケ山へGO!

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小屋から1時間で到着。

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冬の摩周岳は、とても厳しい山に見える。尖ってます(><)


2日目(西別岳)
■日時・天候
2018年1月8日(月) 天候 晴れ
■タイム
西別小屋(7:50)→リスケ山(9:00)→西別岳(9:30)→下山開始(10:00)→西別小屋(10:50)

今日はピーカンで風もなく、絶好の登山日和だ。登山口から少し登ると標津山地の山々と、太平洋まで続く広大な大地が見えてくる。この辺りの山から見える雄大な風景はいつ見ても素晴らしい。西別岳の山頂からは、摩周岳はもちろん、斜里岳雄阿寒岳屈斜路湖に広がる雲海も見えました。下りは昨日と同様、笹トラップに怯えながら滑りました(泣)

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標津山地と斜里岳(左奥)

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西別岳への尾根

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山頂まであと少し

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屈斜路湖に広がる雲海と、雄阿寒岳(正面奥)

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目の前に摩周岳

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歩いてきた尾根を振り返る

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笹の海を滑る

雌阿寒岳 (1499m)

●2018年1月5日(金曜日) 晴れ メンバー Mura・Kei・Tn・KT
           <コース>野中温泉登山口(9:15)➡8合目(11:15)➡下山(13:16)

 駐車場に車無いが、先行登山者1名。雪は少なく、稜線に出るところまで登山道にはしっかり踏み跡あり、ツボ足でもOK。ラッセルなしで有り難い。
 稜線に出たところで、雪がしまって固くなってきたのでアイゼン装着。アイゼンの爪がしっかり雪の斜面を捉えて、雪面に挑む吸い付くように足が離れず、気持ちが良い。
アイゼンをゲーターに引っ掻けないよう注意しながら、斜度によって歩き方を変えてみる。急斜面はキックステップでつま先に重心をかけて登る。

 アイゼン歩行初心者(KT)がいたため、本日は8合目までとして記念撮影後、下山開始。下山途中で、30~40分くらい滑落停止訓練を行った。アイゼンに体の重心をかけることが難しく、なかなか上手く停止できない。何度やっても腕が伸びてしまい、練習が必要と感じた。この度の山行を通して、適度に雪があり、固く締まっていて、アイゼン歩行の練習を思いきり行うことができた。指導して下さったMuraさんに感謝します。
不得意な滑落停止等、自分なりの課題もあり、イメージトレーニングして次回に臨みたい。 <KT>

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音威富士(489m)、音威子府山(469.9m)

2018年1月4日 

メンバー:K子、O島、他1 曇り

音威富士  登り2:00 下り30分
クロスカントリーのコースがあり、神社の少し手前に車を止める。神社にお参りして川を一本超えた林道を進む。

    音威子府市街地より、左に音威富士、右に音威子府山(音威富士スキー場)

 

               寄り道して安全登山祈願

 


140mあたりから尾根に上がり、248mを超え、東側の斜面から登る。350mから急斜面。
山頂はやはり広々としている。なにも標識はなかった。滑りにも雪は良かった。

            後ろの山はスキー場の山、音威子府

 

               低くても雪質良好!

 

 

 

 

音威子府山 登り1:00 下り15分
せっかくだからすぐ近くのスキー場の上の三等三角点の山(名は地図にない)へ登る。
リフト(150円)でスキー場を上がり、そこから今は営業していない第2リフトのコースを登る。

          ザックを背負っていてもリフトに乗せてくれた。


350mくらいから結構な急斜面でジグを切りながら行く。山頂はGPSでうろうろしたけど、標識は見あたらず。
さっき登った音威富士が良く見える。景色も素晴らしい。

            日が差してきて鬼刺山がうっすらと。ペンケ山は雲の中

              さっき登った音威富士

 

            音威子府の市街地を見下ろすロケーション

 

下りは下が硬い元ゲレンデは避けて、樹林帯のフカ雪を滑り、スキー場に下りる。

          前日のものと思われるボードの跡が多数あった

 



正月道北スキー山行3日間、低山ばかりだったが、雪がいい。毎日曇り時々雪。青空はほんの少し。ラッセルは足首上ほど。

幌加内周辺は、道路から見ると山スキー向きの疎林で白い斜面の山が連なっていた。
雪の三頭山、小平蘂岳、釜尻山などは、1,000m程とは思えないほど姿が良く、雄大だった。
面白そうな山がたくさんあり、遠いが通いたい天塩山地だった。(K)